5月21日のNASAのMAVENのサイトニュースによりますとMagnetometers(MAG:磁力計)が完成したとのことです。
磁力計は、NASA Goddard Space Flight Centerで組み立てられてthe Particles and Field Packageに組み込まれるためにカリフォルニア大学のBerkeley Space Sciences Laboratoryへ輸送されました。
下記は、Jim Odom(a technician from Goddard's magnetometer group)さんです。
MAGは、the Particles and Field Packageに組み込まれる訳ですが、最初の写真の通り、MAVEN周回機の太陽パネルの端に設置される様です。
そしてMAVEN周回機の位置での磁界を測定します。
MAVENの観測機器は、下記の3グループにまとめられています。
①「The Particles and Field Package」は、6つの計器で太陽風と火星大気との相互作用を観測します。
②「The Remote Sensing Package」は、高層の大気と電離層の全球的特性を測定します。
③「The Mass Spectrometry Instrument」は、中性イオンの構成と同位体組成を測定します。
打上予定は、2013年11月18日)から20日間の打上窓が開いている間となりますね。
詳しくは、2012年2月28日のMEPAG(the Mars Exploration ProgramAnalysis Group)のプレゼンテーション資料にて。
MAVENは、火星の高層大気を観測する初めてのミッションとなるので興味深いです。
ESAのExoMarsそして日本のMELOSも続いて追いかけます。