火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

村上さん!南極から北極へ・・・

2014-09-28 01:07:41 | 火星への入植

Mars Arctic 365 Missionの最終候補者21名が決まりました。
以下の通りです。
日本火星協会のフィールドマネジャーでもある村上祐資さんが21名の中に選ばれました!やった!
21名は、MDRSの2014-15 Field Seasonの3Crewに参加して、その中から7名が選ばれることになります。
選ばれた7名のうち6名がカナダのデボン島にあるFMARSで、2015年夏から1年間の閉鎖実験を行う予定です。
MA365では、実際の火星ミッションと同様の多くの制約の下で活動をします。
MA365ミッションクルーは、フィールド調査のプログラムを実施し、
これを行う過程で、クルーは、火星で最適な活動をするための方法、技術、手段等について多くのことを学びます。
さらにMars500クルーが経験したように、閉鎖性によるストレスに対応するだけではなく、寒さ、危険、ハードワークと実際の科学的成果を達成する必要があり、したがって、火星探査で直面する真に重要な人間の要因を探求し始める。
赤い惑星への実際のミッションと同じような期間、実際の居住区と環境における有人火星探査の本格的なリハーサルを行うことにより、火星の新しいフロンティアを如何に人類が効率的に探査を共同して行うことが出来るかを学ぶことで私たちは、前へ大きな一歩を踏み出すことでしょう。
それは、これまで行われたことがありません。

「MDRSでのグループ分け」
Crew142 (Nov. 1-16, 2014)
Crew143 (Nov. 15-30)
Crew144 (Nov. 29-Dec. 14)

First Name

Last Name

Description

City, Country

 

Vincent

Coljee

Ph.D Biochemistry, Molecular Biologist

Watertown,MAUSA

                     142

Christiane

Heinicke

Ph.D Engineer/Writer/Mountaineer

Erfurt,Germany

                     142

Kimmo

Töllikkö

Engineer/Mechanic/Wilderness skills

Kuopio,Finland

                     142

Carmel

Johnston

Environmental Science Field Research

Whitefish,MTUSA

                     142

Cyprien

Verseux

Astrobiology Ph.D Candidate

France

                     142

Digby

Tarvin

Engineer

Bedfordshire,UK/Australia

commander    142                      142

Dario

Paratesh

Engineer, Adventurer, Athlete

Rome,Italy

Jennifer

Lamore

Biologist

Westminster,COUSA

143

Paul

Knightly

Planetary Geologist

Phoenix,AZUSA

commander    143

Alexandre

Mangeot

Aerospace Engineer

Merignac,France

143

Paul

Sokoloff

Arctic Biology Field Work

Ottawa,ONCanada

143

Antonio

de Morais Teles

Geologist & Physicist

Riodi Janeiro,Brazil

143

Ian

Silversides

Masters in Mechanical Engineering & Survival Training

Ste_MadeleineQuebec,Canada

143

Anastasiya

Stepanova

Journalist

Moscow,Russia

143

Gregory

Leonard

Electronic Engineer & Mountaineer

Tuscon,AZUSA

commander    144    

Juho

Vehvilainen

Studying to be MD, Ph.D Candidate in Snow & Ice Geophysics

Helsinki,Finland

144

Victor

Luo

JPL IT Engineer

Pasadena,CAUSA

144

Yusuke

Murakami

Survival Instructor/Biomedical Antarctic Research/Mt.FujiResearch

Yokohama,Japan

144

Heidi

Beemer

Army Officer & Chemist

Clarksville,TNUSA

144

Claude-Michel

Laroche

Physicist & Military

St-Bruno,QuebecCanada

144

Susan

Jewell

MD, Human Factors Scientist

USAandUK

                     144

 

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Team Kanau 優勝おめでとうございます!

2014-08-10 16:14:42 | 火星への入植

Inspiration Mars Student Design ContestでTeam Kanauが見事に優勝しました!
やった!

Team Kanauの参加者全員が壇上に上がって記念撮影です。
下図は、右から宮嶋先生(東京女学館大学)、飯野翔太さん(慶応義塾大学大学院)、森山枝里子さん(宇宙システム開発㈱)です。 

プレゼンの様子は、下図をクリックして下さい。Team Kanauのプレゼンは、8:44:30頃から始まります。
(livestreamの画像が見当たらなくなりましたので、こちらのYoutubeこちらを見てください。2014.8.26追記)

Team Kanauについては、こちら

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頑張って!Team Kanau!

2014-08-09 14:17:26 | 火星への入植

火星協会の2014年コンベンションが始まっています。
いよいよ現地時間の8月9日13時(日本時間10日4時)からThe final round of the International Inspiration Mars Student Design Contestが行われます。
日本の学生チーム(Team Kanau)を含め10チームによる最終ラウンドとなりますので、応援よろしくお願いいたします。
応援メッセージは、Team Kanauの掲示板に書き込みましょう! 

日程は、下記の通りです。 

Afternoon - International Inspiration Mars Student Design Contest Oral Presentations, Crystal Ballroom

1:00 - 5:30 pm (25 minutes per team)

・  Adrestia  (The Netherlands - Univ. of Delft)

・  Delta V  (Russia, St. Petersburg National Technical University, Ioffe Physical Technical Institute of            the Russian Academy of Sciences )

・  Eclipse (U.S. - Univ. of California Davis)

・  IMMORTAL  (U.S. - Univ. of Illinois)

・  Indo-Martian Express  (India, Sri Venkateswara College of Engineering)

・  Joint Ventures (U.S. - Temple Univ., American Military Univ.)

・  Mars 18 (Germany, Univ. of Stuttgart)

・  MAVERIC (U.S. - Univ. of Colorado)

・  Space is More (Poland - Wroclaw University of Technology)

・  Team Kanua (Japan, Keio University. Purdue University, Tohoku University Graduate School of Medicine, International Space University, Nagoya University, Art Center College of Design Tokyo University of Agriculture and Technology, Tokyo Jogakkan College)

Evening Banquet, Marina Plaza Ballroom

6:30-11:00 pm

Entertainment                 Music from Mars, Everett Gibson: “The Real History of ALH84001”

Featured Speaker           Special Guest: Dennis Tito, Executive Director, Inspiration Mars

Announcement of Winners of International Inspiration Mars Student Design Contest

Awards

コンベンションの様子は、 Livestream video broadcastで見れるようです。
事務局は、上手く繋がらないで焦っていますが・・・ 

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日本チームここでも頑張っている

2014-02-12 01:04:24 | 火星への入植

火星協会の「Inspiration Mars International Student Design Competition」の登録締切りが1月31日でした。
世界中から38チームがエントリーしました。
現在、各チームは、トップを目指して智恵を絞り、頑張っているところです。
その中に日本チーム(KANAU)もいますので応援しましょう。
*各チームは、末尾の表にて(詳しくは、こちら) 

この学生デザインコンテストの概要は、下記の通りです。

1.目標
 2018年に計画されているInspiration Marsのミッションを可能な限り「安価に」「安全に」「単純に」行えるように設計することです。
 他の設計変数は、全てオープンです。 

2.条件
 設計からプレゼンテーションまで全て学生が主体となってやることが条件となっています。
 もちろん、卒業生、教授そして他の大学職員も参加することが出来ます。

3.日程
 1月31日までにチームをエントリーする。
 3月15日までに50ページ以上の文書で設計報告書を提出する。
 4月に選ばれた上位10チームは、Ames Research Centerで行われる公開イベントの中で6人の審査委員の前でプレゼンを行います。 
*審査委員は、Mars Society、Inspiration MarsそしてNASAから2人づつ選ばれます。
ここで、順位が決定されます。

4.賞金他
 1位には、1万ドルと8月7日から10日にヒューストンで行われる「2014 International Mars Society Convention」に旅費つきで招待されます。
更にDennis Titoさんからトロフィーが授与されます。
 2位から5位までは、5,000ドル、3,000ドル、2,000ドル、1,000ドルが授与されます。 

Inspiration Marsの副次的な目標に、STEM((science, technology, engineering and mathematics) 教育の活性化があります。
火星協会のZubrin会長は、このコンテストの世界的な盛上がりについて以下の通りコメントしています。
「このコンテストは、宇宙のフロンティアを開くこの画期的なプロジェクトに、若い技術者が直接彼らの才能を用いて提案できるという大変素晴らしい機会を提供するものだ。」 

*凄いことになっています。
日本の若き研究者に期待しましょう!

*「参加チームリスト」

<colgroup><col width="37" /> <col width="340" /> <col width="226" /> </colgroup>
Number Team Name Country
1 Galactic Star Mauritius
2 University of Notre Dame Inspiration Mars Design Team United States
3 Indo-Martian Express India
4 IM Delft Netherlands
5 Mars is not our Limit India
6 CranSpace Team United Kingdom
7 MARSplus Italy
8 Mars 18 Germay
9 Y-RMIT, Canada
10 HyShire United States
11 Team Russia Russia
12 Tsiolkovsky United States
13 ARES-M United States
14 Team Jasper United States
15 BBD Design Team India
16 ASTRONAVE India
17 Kanau Japan, United States
18 "Space is More" Design Team Poland
19 MARS IV Poland
20 IUT Astronaut Bangladesh
21 Barsoom Inception Bangladesh
22 Joint Ventures in Mars Exploration United States
23 MAVERIC United States
24 Design Team SKYFOB Colombia
25 Team ΔV Russia
26 Closer2Mars Portugal
27 WUT Dream Team Poland
28 VIMANA NOTION Design Team India
29 Georgia Tech Aerospace Systems Design Lab United States
30 AJ-SICSA Mars Design United States
31 Red Rock Trailblazers United States
32 HERMES Design Team Poland, Germany, Austria
33 Illini Mars Mission for the Opportunity to Revitalize The American Legacy (IMMORTAL) United States
34 AERO MIT INDIA Design Team India
35 Student Design Competition, Mars Society Scottland
36 Barsoom United States
37 SpaceEDrockets United States
38 Team Mangala United States
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1次審査発表!

2014-01-07 00:14:07 | 火星への入植

MarsOneから1次審査の発表が昨年12月30日にありました。
20万人の候補者から1,058人が選ばれました。
日本人も数名が選ばれたようです。
ただし、今後も増員計画があり、落選した人にもまだチャンスはあると言うことです。 

これから更に選抜が進むわけですが、詳細は近々発表されるとのことです。

火星移住者の選出基準は、下記サイトの通りです。
http://www.mars-one.com/faq/selection-and-preparation-of-the-astronauts/what-are-the-qualifications-to-apply 

「選出基準」
1.宇宙飛行士の主要な5つの特性
・Resiliency(弾力性)
・Adaptability(適応性)
・Curiosity(好奇心)
・Ability to Trust(信頼能力)
・Creativity / Resourcefulness(創造力/機知)

2.年齢:18歳以上(上限なし)

3.医学的、肉体的条件
・アルコール類やタバコへの依存性がないこと
・全ての関節の動きが正常であること
・視力が適正であること(メガネやコンタクトで矯正されていても可)
・精神疾患がないこと
・血圧が140/90以下
・身長が157-190cmの範囲であること

4.語学力
当面、全世界から応募者を募るため多くの言語に対応していますが、第2ラウンドの最終面接では、CEFRのテストでA2(初歩)の英語のレベルが不可欠だとのことです。 

今年も注目していきましょう!
スポンサーが確保できるか・・・

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今でしょ!INSPIRATION MARS

2013-05-11 12:04:07 | 火星への入植

INSPIRATION MARSは、MrasOneと比べると地味な感じですが、NASAの後押しもあり、事務局は実現性が高いミッションと思ってます。
MarsOneがバブル的な手法で国際的な国々を巻き込む形ですが、INSPIRATION MARSは、アメリカ人の飛行士2人で、宇宙分野でのアメリカの威信に重点を置いてます。 

ただ、2018年に実施と言うのが、火星最接近を狙ったものですので、外的要因にスケジュールが縛られている点が不安要因です。
機が熟した訳ではない・・・でも、今でしょ!

INSPIRATION MARSは、既にフィジビリティスタディが実施されています。

INSPIRATION MARS FACT SHEETに沿って概略を確認しておきます。 

ORGANIZER: Inspiration Mars Foundation(インスピレーション火星財団)
 NASAと国際宇宙ステーションに由来した最新テクノロジーを使用し、先例がない科学、エンジニアリングおよび教育機会用のプラットフォームを提供することを目的とした501の(c)3のNPO。

MISSION: “fast, free-return”ミッションとして火星の周囲を廻って帰還するユニークな、501日間の歴史的なミッション。
「アメリカのためのミッション」として作り出されました。2018年が火星大接近となるため実現性がより高まっています。

TARGET LAUNCH DATE:  Jan. 5, 2018(火星大接近は2018年7月31日、距離 5,759万km)
*火星接近距離は、2020年 6,207万km、2022年 8,154万km、・・・・2031年 8,278万km、2033年 6,328万km、2035年 5,691万km となっています。
2030年代は、オバマさんのミッションと重なるため2018年をターゲットにしたようです。
でも、このお陰で20年も早く有人火星探査の扉が開く可能性が出て来ましたね。

ニュースなどでは、2018年が駄目だったら2031年までチャンスが無いような言い方をしてますが、2020年と2022年でもチャンスは、あるのではないでしょうか?

MISSION DETAILS:  火星から100マイル以内を通過します。
*100マイル(160km)まで近づくと言うことは、火星周回機MRO、MarsOdyssey、MarsExpressや衛星Phobos、Deimosの内側を通ることになります。
万が一どれかとぶつかる可能性は、無いのでしょうね。
10時間程度は、火星から10万km以内を保つようです。
10万kmは、Phobos、Deimosの外側の距離です。
Phobos:公転半径が9,378kmで公転周期が7 時間 39.2 分、Deimos:公転半径が23,459kmで公転周期が1日 6時間 17.9分
 


ミッションは、利用可能な国際宇宙ステーションに由来し、実証されたlowEarth軌道(LEO)宇宙輸送システムおよびその技術を利用します。
詳細は次のものを含んでいます:
・地球から出発した改良されたカプセルは、1回の軌道修正で火星-地球自由軌道へ乗ることができます。
・打上ロケットは、既存もしくはそれを改良することで開発可能です。
*火星協会の見解と一致しますね。
・追加の修正は単に小さな軌道修正でしょう。そして、火星の重力の影響力により、地球への帰還コースに乗ります。


・膨張式の居住モジュールは発射の後に展開し、再突入に先立って分離します。
・閉ループ生命維持装置および運用上のコンポーネントは、宇宙船内部に置かれます。簡単で実用的なメンテナンスおよび修理が出来るように設計されています。

SIMPLICITY: フライバイの構成は、リスクが少ない。
・地球軌道上を離れた後は、危険な軌道修正などは必要ありません。
・火星大気へのエントリーはありません。
・遷移火星軌道に乗った後は、ランデブーやドッキングは、ありません。
・火星への最短の往復ミッションを描いています。
・2018年の打上機会は、11年毎の太陽活動極小期と一致し、最少の太陽放射線照射となります。

CREW MEMBERS: 2人の専門家の乗組員(1人は男性、1人は女性)が個人の米国市民として飛ぶこと。
乗組員選出および特定の基準の方法は、後日に発表されます

FEASIBILITY: 火星は、挑戦だが人間の宇宙探検および知識を進めるための到達可能なゴールを示します:
・人間の宇宙探検技術、およびNASAと宇宙産業によるオペレーションへの投資は、この火星探査ミッションを達成可能にする適切な時に集中しています。
・エキスパートは危険、報酬および積極的なスケジュール、発見技術とシステムが今日存在し、テストされて、単に適切に統合される必要があるということを調査しており、飛行の準備をしました。
・もっと詳細な実行可能性調査は、2013年のIEEE航空宇宙会議で3月前半に示されるでしょう。
*提出済みとなってます。
その結果、財団は、このミッションを試みる実現可能性を完全に調査し、アメリカのためにこのユニークな機会を利用するのに可能なことすべてを行うつもりです。

MISSION BENEFITS: インスピレーション火星探査ミッションは、次のものを含むことでアメリカの多くの利点を示します:
・宇宙探検の次の大きな時代の知識、経験および勢いの促進
・新しく最先端の研究および潜在的な発見の生成
・さらに技術開発を駆り立てること
・NASAの技術への納税者投資の数十年間を有効にすること
・調査でリーダーとしての米国の地位を強くすること
・科学、技術、エンジニアリングおよび数学(STEM)教育による若さおよび動機づけの励起
*STEM:science, technology, engineering and math

KEY PLAYERS: Inspiration Mars財団は、このユニークな挑戦に取り組むために低コストで、協力的、非営利的な方法を確立しました。
財団は、ミッション、計画監視、トレーニング、システム開発、処理およびオペレーションのための初期の契約者として以下の人々がいます。
・Dennis Tito:インスピレーション・マールス財団の議長
・Taber MacCallum:インスピレーション・マールス財団および最高経営責任者の最高技術責任者およびパラゴン宇宙開発株式会社の最高技術責任者
・Dr. Jonathan Clark:インスピレーション・マールス財団、およびベイラー医科大学の神経病学および宇宙医学の準教授のチーフ保健所員および国立宇宙生医学研究所の宇宙医学アドバイザー

NASA INVOLVEMENT: パラゴン宇宙開発株式会社は、再突入設計および熱保護用の技術、システムおよび戦略を確証するために返済すべき宇宙行為協定の下のNASAエイムズ・リサーチ・センターとの協力を確立しました。その基礎は、さらに環境管理、被曝管理、および人間の健康および生産性計画を含むもっとこのミッションの中で挑戦的な要素のうちのいくつかに的を絞る際にNASAの援助を求めるでしょう。


EDUCATIONAL OMPONENT: STEM教育で私たちの学生の間の興味を再生することは、財団の全面的ミッションのきわめて重要な部分です。
Inspiration Marsは、全国的に著名な教育者に協力しており、人を動かさずにはおかない教育のK-12プログラムを設計するのを支援することをSTEM組織およびスペース教育エキスパートに依頼しています。
教育チームおよびプログラムの開発は、ナンシー・コンラッド、コンラッド財団の創立者およびCEOによってリードされています。
*同感ですね。火星に行く意味については、人類の発展の継続性に繋がると言う部分が大きいと思います。
今もっている技術の延長線上に「火星へ行って、無事帰還する技術」が見えていると考えていますので・・・若い人材の育成が重要となります。

FINANCING: 主として個人の博愛の寄付金を通じて資金提供されました。
財団は、さらに官民のパートナーシップの一部としてユニークな専門知識、インフラストラクチャーへのアクセスおよび他の技術援助を提供することができる政府パートナーを捜すでしょう。
*Dennis Titoさんが、既に2年分の資金を提供したとの情報があります。

WEBSITE: www.InspirationMars.org

こういったチャレンジが有人火星探査及び火星への入植の促進となることを期待してます。
ぜひ、成功して欲しいものです。
我々日本人も負けずに冒険心溢れる活動を目指しましょう。

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MARS ONE とは・・・

2013-05-04 21:08:49 | 火星への入植

MarsOneの応募者は、2万人を超えるまでになっているようです。
日本からは、今のところ二人ですね。
クルーの選抜は、以下の通りです。
1.候補者の中から、MarsOneが適性がないと判断した人々を省きます。
2.次に、それぞれの地域にいる選考委員3人による面接が行われ、そこでさらに選考が行われます。
3.各国での選考になります。ここではそれぞれの国民にも参加してもらい人選します。
  この段階で、自国の大使として火星に送りたいかどうかを、決めてもらう。
  国民で1人選び、MarsOneでも1人選びます。
  そして各国から2人が、今度は国際選考に進みます。
4.国際選考では、2015年から2018年までの間に4人のグループを6から12組選び、彼らを訓練するという方法をとります。
  できるだけ多様な国の参加者から成るグループを目指し、互いにうまくやっていけるチームであるかどうかも判断する。
5.2022年に、第1回のミッションに参加する飛行士チームを選ぶ。

詳しい内容は、Bas Lansdorpさんのインタビュー記事に書かれています。

事務局は、Mars Oneについてどう評価してよいか迷っていますが、惑星協会のEmily Lakdawallaさんがブログで下記のように言ってますので、参考にしたいと思ってます。
大変冷静で公平な態度だと思います。見習いたいものです。 

彼女は、4月22日のMars Oneの記者会見で司会を務めました。以下、Emilyさんのブログの引用です。

*わたしは、彼らが誰か、また、何を遂行しようとしているかMars One自身に説明させたいと思っています:
「Mars Oneは、私たちが繁栄し学習し、成長する永久の居留地の基礎を設立するために2023年に火星に人を送り込む非営利事業体です。
Mars Oneは、最初の乗組員を送り込んむ前に、その後2年毎に宇宙飛行士を送り込むことが出来る居住可能な居留地を確立するつもりです。
これを遂行するために、Mars Oneは、完全に既存の技術に基づいた正確で現実的な計画を立てました。
それは、宇宙探査での既存のサプライヤーおよびエキスパートの統合による活動で、経済的に論理的に実現可能です。」

*22日の記者会見は、宇宙飛行士選択プログラムの発表を含むでしょう。
Mars Oneのホームページ上にこの関係のヒントがあります:
「私たちは、このミッションに多くの人が参加することを期待してます。
あなた達と私たちのビジョンの共有によって、私たちの支援によって、恐らく、あなた自身が火星の宇宙飛行士となることでしょう。」

*私はウェブ放送された動画をブログに載せています。出席者は、以下の通りです:
Bas Lansdorp, Co-Founder and CEO, Mars One
Gerard 't Hooft, Nobel laureate and Ambassador of Mars One
Norbert Kraft, Chief Medical Officer, Mars One
Grant Anderson, Sr. VP Operations, Chief Engineer and Co-Founder, Paragon Space Development Corporation
Bryan Versteeg, Mission Concept Artist, Mars One

*惑星協会は、Mars Oneのスポンサーではありません。
しかし、私たちは、このような活動を評価します。
私たちは、非常に多くの私的に資金提供された組織が宇宙に人間を行かせることに目標を定めるのを見て大いに喜びます。
また、私たちは、彼らが成功することを望みます。

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