火星への道

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火星に生命!そんなことナクライト!

2009-12-06 23:41:50 | NASA


11月30日のMarsSocietyによりますと13年前に火星からの隕石ALH84001に生命の化石を発見と発表した研究者たちが、更に新しい技術を駆使して調査した結果、隕石の化石が生命の痕跡である確証を得たとのことです

詳細は、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=29710

The Geochemical Society と The Meteoritical Societyの「the journal Geochimica et Cosmochimica Acta」の11月号に「Origin of Magnetite Nanocrystals in Martian Meteorite ALH84001」という表題で掲載されているようです。
火星からの隕石ALH84001の磁鉄鉱の由来とでもいうのでしょうか?
発表したのは、全てJohnson Space Center の研究者でThomas-Keprtaさん、Simon Clemettさん、 David McKayさん、Everett Gibsonさん、Susan Wentworthさん達です。
磁鉄鉱の由来について1996年時点で反論がありました。
1.生命説:いくらかの水のある土壌中でバクテリアは、彼らの細胞の中にミネラルを分泌する。ALH84001の炭酸塩小球体中の磁鉄鉱は地球上のバクテリアに見つけられるものと特性が似ていて生命活動に必要なものである。
2.無機反応説:炭酸塩をしかるべき条件で加熱することで隕石中の磁鉄鉱と同じ状態を再現できる。

今回は、最新の装置を用いて生命であるという確信を得たのことです。
文献を読んでないのでこれ以上は分かりませんが、13年間諦めずにやってたんだと思うと感慨ひとしおです。

現在、地球上で発見された隕石のうちで火星由来とされている物の中では、その特徴からS:シャーゴッタイト(インドのシャーゴティで初めて見つかった。)、N:ナクライト(エジプトのナクラで初めて発見された。)、C:シャシナイト(フランスのシャシニーで初めて見つかった。)の3種類に分類されています。
ALH84001は、ナクライトに属しています。
今回のレポートには、下記の通り多くのナクライトの走査電子顕微鏡の写真が発表されています。
いろいろな状態があって興味深いですが、専門ではないので詳しいことは分かりませんので、どなたか詳しい人~。

下記の5は、日本の南極観測隊が発見した大和593という隕石です。

詳しくは、下記にて
http://www.nasa.gov/centers/johnson/home/mars_meteorite.html

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