5月4日のmsn産経ニュースによると、火星に無人探査機を軟着陸させる日本で初めての計画が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や東大の研究者らの間で浮上したとのこと。それによると平成30年の打ち上げを目指す構想で、火星にCO2(二酸化炭素)が多いことや大気圧が地球の百分の一といった環境変化の過程を探る目的とのこと。
詳細は、下記にて
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090504/scn0905040128000-n1.htm
この件も5月5日のスペースサイトさんに教えていただきました。いつもお世話になってます。
http://spacesite.biz/
火星は月に続く有人活動の候補地として欧米などが探査競争を展開しているが、日本は火星を周回する探査機「のぞみ」を失敗し、後塵(こうじん)を拝している。関係者は「今度こそ」と意気込んでいる。
記事の出所がハッキリしないので半信半疑ですが、天下の産経新聞さんの情報なので間違いないでしょう。JAXAのホームページでは、探せませんでした。
何はともあれ、嬉しいニュースです。インド、中国も火星と言っている時代に日本はどうなるのかと思っていたので、期待が高まります。
更に記事によると、計画は「MELOS」(ミーロス)と名付けられ、既に100人以上の研究者が参加。25年ごろにJAXAの正式なプロジェクトとして開発着手を目指す。とのことです。
MELOS計画では、高度が異なる2基の衛星で大気の流れや組成などを高精度に観測する。探査機には小型車やレーザー装置、地震計などを搭載。レーザーを地表に照射し、蒸発した気体の元素を調べたり、小型車で土壌を分析することなどを検討している。土壌分析で生命の痕跡にたどり着く可能性もあるという。
既に100人もの研究者が参加ということは、何か会議なり研究機関が出来たのでしょうかね。
日本は火星を周回する探査機「のぞみ」を1998年7月4日に打ち上げ、2003年12月9日に火星軌道投入を断念し、そして「のぞみ」は、12月14日に火星から 1000 km地点を通過してこのミッションは、失敗に終わっていますね。そのあと、日本での火星探査は片隅に置いておかれてきましたが、やっとまた世界と肩を並べて進めるんですね。
最近のアメリカの惑星協会の「月の先に:21世紀の有人宇宙探査の新しいロードマップ」によると現在の最高の科学で到達可能な目標は、火星への有人探査であると言っており、そのために最善を尽くすべきだと言ってます。
簡単にいうと月への有人探査に否定的で月で有人活動するためのインフラにお金を浪費すべきではないということを言ってます。火星への有人探査が現在の展望できる範囲での最高の目標であり、月軌道よりも更に火星に近づく方向での有人ミッションに費用を使うべきといってます。
詳細は、下記にて
http://www.planetary.org/programs/projects/space_advocacy/roadmap.html
如何に火星へ人類を送り込み、無事に帰還させるか?世界の最高の頭脳、技術、勇気そして文明を総動員してやるべき遣り甲斐のあるテーマではないでしょうか?
一寸、一人だけ盛り上がっているかもですが・・・。
火星への移住、そして太陽系からの旅立ち・・・。
すごいな~。世界中が力を合わせれば可能だと信じてます。今夜は、眠れそうもないな。
詳細は、下記にて
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090504/scn0905040128000-n1.htm
この件も5月5日のスペースサイトさんに教えていただきました。いつもお世話になってます。
http://spacesite.biz/
火星は月に続く有人活動の候補地として欧米などが探査競争を展開しているが、日本は火星を周回する探査機「のぞみ」を失敗し、後塵(こうじん)を拝している。関係者は「今度こそ」と意気込んでいる。
記事の出所がハッキリしないので半信半疑ですが、天下の産経新聞さんの情報なので間違いないでしょう。JAXAのホームページでは、探せませんでした。
何はともあれ、嬉しいニュースです。インド、中国も火星と言っている時代に日本はどうなるのかと思っていたので、期待が高まります。
更に記事によると、計画は「MELOS」(ミーロス)と名付けられ、既に100人以上の研究者が参加。25年ごろにJAXAの正式なプロジェクトとして開発着手を目指す。とのことです。
MELOS計画では、高度が異なる2基の衛星で大気の流れや組成などを高精度に観測する。探査機には小型車やレーザー装置、地震計などを搭載。レーザーを地表に照射し、蒸発した気体の元素を調べたり、小型車で土壌を分析することなどを検討している。土壌分析で生命の痕跡にたどり着く可能性もあるという。
既に100人もの研究者が参加ということは、何か会議なり研究機関が出来たのでしょうかね。
日本は火星を周回する探査機「のぞみ」を1998年7月4日に打ち上げ、2003年12月9日に火星軌道投入を断念し、そして「のぞみ」は、12月14日に火星から 1000 km地点を通過してこのミッションは、失敗に終わっていますね。そのあと、日本での火星探査は片隅に置いておかれてきましたが、やっとまた世界と肩を並べて進めるんですね。
最近のアメリカの惑星協会の「月の先に:21世紀の有人宇宙探査の新しいロードマップ」によると現在の最高の科学で到達可能な目標は、火星への有人探査であると言っており、そのために最善を尽くすべきだと言ってます。
簡単にいうと月への有人探査に否定的で月で有人活動するためのインフラにお金を浪費すべきではないということを言ってます。火星への有人探査が現在の展望できる範囲での最高の目標であり、月軌道よりも更に火星に近づく方向での有人ミッションに費用を使うべきといってます。
詳細は、下記にて
http://www.planetary.org/programs/projects/space_advocacy/roadmap.html
如何に火星へ人類を送り込み、無事に帰還させるか?世界の最高の頭脳、技術、勇気そして文明を総動員してやるべき遣り甲斐のあるテーマではないでしょうか?
一寸、一人だけ盛り上がっているかもですが・・・。
火星への移住、そして太陽系からの旅立ち・・・。
すごいな~。世界中が力を合わせれば可能だと信じてます。今夜は、眠れそうもないな。
http://mepag.jpl.nasa.gov/meeting/mar-09/MELOS_at_MEPAG_March2009.pdf
09年3月3-4日の第20回会議で発表者がS. Sasaki/T. Satohとなってます。T. Satoh氏は、コンタクト先となってましたね。 http://mepag.jpl.nasa.gov/meeting/mar-09/index.html
人間の技術能力は、これまで地球の資源、環境を利用して人間の機能を拡張するために様々な技術を開発してきました。
おそらく数十年後、或は100年後には遺伝子技術と記憶装置の発達によってクローン技術も相まって、生物的に死亡しても、その人間が再生できる技術も完成するでしょう。つまり人間の究極の「死の克服」でしょう。生物的には死ぬがその本人は常に再生される、というもの。生物的に死を克服した人間は、次は永久に住める場所を求めるでしょう。
地球が永久でないことが分かった時点で次に永住でき子孫繁栄が可能な場所を求めて宇宙にさまようことになるでしょう。当面は地球と火星の両方を居住地とするでしょう。なぜなら人間は地球を狭いと感じ始めているから、他の広大な宇宙に生活圏を広げようとするわけです。これは人間の本能です。
日本の宇宙開発も「有人宇宙」=高コスト と考えずに、将来人間が宇宙に進出することを考えて研究することを是認する社会風土、学界の雰囲気が必要です。