2月3日のMarsDailyにMars Hopperの続報が載ってましたので紹介します。
画像を見るとより具体的になりますね。
詳しくは、ここにて
Idahoにある米国の研究所CSNR(the Center for Space Nuclear Research)の研究者Sandra Chungさん(INL Research Communications Fellow
)の発表です。
ユタ州のIdaho大学、Oregon州立大学の研究者が協力しており、イギリスのLeicester大学とも共同でやっているということです。
2010年12月5日の当ブログでイギリスのLeicester大学の研究を紹介しましたがその時のHopperの重量は400kgで一回の跳躍は1kmとなっていました。
CSNR directorのSteven Howeさんによると今回は、10-200kgのHopperを沢山作って一度に火星へ送り込むことを考えているようです。
一番小さいHopperだと5-7日毎に15km移動できるし、中位のHopper(米国の男性程度と言ってますので、60-70kg位か)で一回の跳躍で5-6km程度飛ぶことが出来るとのこと。
各Hopperに観測機器、カメラ、ドリル等を搭載でき、サンプルの収集も出来るということです。
サンプルをいろんな場所から集めることが出来るので、研究者にとっては堪らんことになりそうです。
世界中の10-20程度の大学の参加を求めてHopperに何をさせるかコンペさせる構想もあるようです。
2年後には、INL desert siteでHopperの試作機が最初の跳躍をする予定ですので楽しみですね。
William Taitanoさん(INL nuclear engineer)によると実現性は、200%とのことですので、期待して待ってましょう。
上手くすれば、2013年には火星へ向けて打上げられるかも・・・
画像を見るとより具体的になりますね。
詳しくは、ここにて
Idahoにある米国の研究所CSNR(the Center for Space Nuclear Research)の研究者Sandra Chungさん(INL Research Communications Fellow
)の発表です。
ユタ州のIdaho大学、Oregon州立大学の研究者が協力しており、イギリスのLeicester大学とも共同でやっているということです。
2010年12月5日の当ブログでイギリスのLeicester大学の研究を紹介しましたがその時のHopperの重量は400kgで一回の跳躍は1kmとなっていました。
CSNR directorのSteven Howeさんによると今回は、10-200kgのHopperを沢山作って一度に火星へ送り込むことを考えているようです。
一番小さいHopperだと5-7日毎に15km移動できるし、中位のHopper(米国の男性程度と言ってますので、60-70kg位か)で一回の跳躍で5-6km程度飛ぶことが出来るとのこと。
各Hopperに観測機器、カメラ、ドリル等を搭載でき、サンプルの収集も出来るということです。
サンプルをいろんな場所から集めることが出来るので、研究者にとっては堪らんことになりそうです。
世界中の10-20程度の大学の参加を求めてHopperに何をさせるかコンペさせる構想もあるようです。
2年後には、INL desert siteでHopperの試作機が最初の跳躍をする予定ですので楽しみですね。
William Taitanoさん(INL nuclear engineer)によると実現性は、200%とのことですので、期待して待ってましょう。
上手くすれば、2013年には火星へ向けて打上げられるかも・・・
200%と言ったかどうかまでは覚えてませんがもしかしたら取材の時に興奮してしまいちょっと大袈裟に言ってしまったかもしれませんねw
姿勢制御技術に関しても二酸化炭素の捕獲、圧縮技術、ロケット設計、熱制御、材料技術にしても既存の技術を使う物ばかりなので現実的なデザインではありますね。ただ、世界的なプルトニウム238の枯渇によりもしかしたら実現しない可能性も否めませんね(´・・`)得に福島原発の事も多少なりとも影響してアイダホ国立研究所で計画されていたネプチニウム238を使ったプルトニウム238製造計画にも影響が出るかもしれないのでちょっと心配ですね。再処理技術の再開を意味するので政治的な要素も強くなってきますしドキドキですね。本当に核宇宙技術のネックになるのは材料の調達に尽きます。
福島原発の問題で原子力や放射性物質に風当たりが強くなって心配してます。現在の技術でも火星へ行くことは可能ですが、核ロケットやプラズマエンジンが実用化されれば、片道180日掛かる火星への有人飛行が大幅に短縮されます。 それにしてもホッパーとは、素晴らしいアイデアだと思います。エウロパへも行くようですね。現地調達の幅を広げることが火星での基地建設には不可欠です。地球からの通販生活していては、何時までも自立できません。 今年の後半には、NASAのMSLやロシアのPHOBOS-GRUNTが火星へ向けて出発します。その後、ESAも参戦して当面の目標は、火星からのサンプルリターンですね。ホッパーの活躍を見たいものです。下記にメルアドをつけますので、宜しければ連絡いただけると嬉しいです。
数字は抜いてください。(一応用心のため付けてます)
56everflowmars55@hotmail.co.jp
学生さんのコンペの様子や放射性物質の利用などで質問させていただくかもしれません。
現在、ランディス氏の「火星縦断」MARS CROSSINGを読んでいます。かなり現実に近い状況設定で話としても結構面白いです。その中にロックホッパーが出てきますが、これは飛んだりせず、NASAでテスト中の6本足の蜘蛛型のローバーのようです。
では、また