朝晩めっきり涼しくなって、就寝のときに毛布が1枚から2枚となった。日中もようやく暑さが薄らぎはじめ、ひときわ高くなった曇がちらほら垣間見えて秋めいた天候になりつつある。
12日(水)は前回の釣行(9月4日)から数えてちょうど1週間が経過。運動ジムも定休日だし、潮風に当たって海の匂いを嗅ぎ、魚の顔でも見に行ってみるか(魚にとっては随分迷惑なハナシ!)ということで前日の11日昼過ぎからそそくさと準備にかかる。
潮の方は大潮の3日目で、良し悪しの判断は定かではないが前回、小潮にもかかわらず波止の突端に場所を移動して大漁だったので、柳の下で2匹目のどじょう狙い。
ただし、潮はともかく満ち引きの時間は絶対に考慮に入れざるを得ない。干潮が14時とのことで”下げ(引き潮)7分、上げ(満ち込み)3分”のセオリーに合わせて、現地到着をいつもより3時間遅れの11時とし、釣りのヤマ場は12時から16時前後と踏んだがさて計算どおりにいくだろうか。
当日は朝から快晴で、出発は8時45分なので随分と楽である。遅れて到着しても、平日の波止には誰もいないことが確実なのでこういう贅沢ができる。
現地到着は結局10時35分。通勤時の早朝よりも随分クルマの流れが良くて予定よりも早く到着。予想どおり、誰もいない広い波止の上を海鳥が低空飛行をしている。釣り開始は10時50分。
波止の突端は結構風が強く、涼しいかわりに向かい風になって竿が振りずらい。マキエも遠くに飛ばすことができず、手前に落ちてエサ取りがすぐ食べ尽くしてしまう。クロの食い気もないようで動きが鈍く始めからどうもリズムが悪くて全体的にしっくりこない。
早くも”今日はハズレ”の予感がする。これまでの経験で最初の30分ぐらいでおよそ見当が付く。
干潮が14時のところ、ようやく13時ぐらいから食いが立ってきた。以後15時30分まで、入れ食いとまではいかず、ぼちぼち来たがやはりいまひとつリズムに乗れない。とにかくクロの食い気が無くて、型も悪く手の平未満のサイズがやたらに多くて3匹に1匹はリリース。
この波止はこれから付き合いが長くなりそうなので、今日は潮の種類、干満の状況と釣果との関連とをじっくりと見極めるいい機会になった。
この波止の突端の場合は、大潮はあまり良くない、引き潮は悪くて満ち込み向きのようだ。
結局のところ釣果は正確に数えた結果、大小織りまぜてクロが51匹、アジの中型が10匹前後だった。型は全体的に今ひとつ。マキエの最後の一投でこの日いちばんの大物が来たのは皮肉。マキエがすっかりなくなって納竿は15時30分。
やはり、前回に続いての大漁の連荘は適わなかった。魚の食い気の有無はとにかく永遠のミステリー。
と き 2007年9月12日(水)、快晴、海上風やや強し後弱まる
と こ ろ Y半島F防波堤
釣り時間 10時50分~15時30分
潮 大潮 (干潮:14時)
釣 果 クーラー4分目、51匹、あじ中型10匹
メ モ この波止は大潮を避けたほうが可。
マキエ(エサ取り)用のバッカンを新調のこと
錘(じんたん7号)補給のこと
釣り針は伊勢尼3号に固定のこと
道糸は1.5号に変更のこと