朝晩はめっきり涼しくなったが、日中は何だか蒸し暑い日が続いている。19日(水)夕刻の天気予報では、20日(木)は夏型の気圧配置となり真夏並みの暑さで熱中症に注意といっている。どっこい、夏はまだまだ終わっていない感じだが、果たして海上ではどうだろうか。
前回の釣行(9月12日)以来、1週間ぶりの釣行となった20日は潮が3日連続の小潮のあとの長潮で干潮は9時前後。午前から午後にかけて満ち込み一筋で潮の状況はF防波堤にとって好条件のようだ。
自宅を6時に出発、エサを予約(6時で確約)していた釣具店に到着したところ何とまだ店を開けていない。結局15分間ほど待たされてやっと開店。通勤ラッシュを避けるために折角早起きしたのに、釣具店がこのザマではあきれてモノが言えない。これからこの釣具店では絶対にエサの予約をしないことを心に決めた。無意味な待ち時間は本当に腹立たしい。
朝からこんな状況では今日1日が思いやられる。何だか不吉な予感がする。結局、現地到着はクルマが多かったせいで8時35分。
釣り開始は8時50分からで、いつもどおり始めはマキエに専念。ひたすら30分ほど続けるもエサ取りの小魚は湧いてきたが肝心のクロは全然影も形も見せない。根気よく3時間ほど続けるもクロは食い気を見せず、12時前後で釣果は5匹前後留まり。
海上では風が吹きぬいて随分涼しいが、明らかに夏の盛りのクロの動きとは違う。
調子に乗って、偉そうに「クロ釣りのノウハウ」なんか書くから釣れないのだと思わず自虐的になる。たしかに、これまでの人生経験で、釣りに限らず慢心、増長すると不思議にロクなことがない。
場所替えするか、あるいはマキエを捨ててすごすごと退散するかと一瞬頭の中をよぎったが、待てよ、午前中は夜の冷気で海水温度が下がりすぎてクロが元気を失くしているのかもしれない、太陽の日差しで海水温が暖かくなる午後まで待ってみようかと粘り強く待ったのが結果的には正解だった。
13時ごろから、やっとクロが食い気を見せ始めた。それもなかなかの型で、これまでのこの波止ではいちばんの良型が次々に上がる。これでやっと愁眉が開いた。
結局、納竿は14時30分でこの1時間半が勝負だった。クーラー4分目でクロが40匹、小型のチヌが1匹、アジが7匹の釣果だった。
今日は粘り勝ちの一言。しかし、マキエの打ち方を変えたりウキの種類、ウキ下の調整、釣り針、エサのつけ方、ヨリモドシの取替え、錘の打ち方を変えたりするなど、持てる限りのノウハウを駆使して本当に疲れた。
とにかく、このF防波堤では間違いなく秋が半分以上来ている。これからは午前中は望み薄で午後の釣りに期待するしかなさそうで、仕掛けのほうも大幅な変更が必要。
と き 2007年9月20日(木) 海上ときどき風強し
と こ ろ Y半島F防波堤
釣り時間 8時50分~14時30分
潮 長潮(干潮9時)
釣 果 クロ40匹、アジ7匹、小型チヌ1匹
メ モ 仕掛けの反省点多し