「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

うれしい悲鳴!

2013年03月03日 | 読書コーナー

今日は楽しい3月3日の「ひな祭り」。              

                   

昨日の2日(土)、今年の正月以来久しぶりに「娘」が帰省した。

「はい、お父さん、お土産」と、手渡してくれたのが推理作家「横山秀夫」さん(通称「ヨコヒデ」)のべストセラー「64」(ろくよん)。

「あれっ、買ったのかい?お父さんが先に読むと、もしかして字が薄くなるかもしれないぞ(笑)」

「今、”カラマーゾフの兄弟”を読んでるから、お先にどうぞ~」

「ふ~ん、今、流行(はやり)の亀山郁夫さんの訳かな?」

「ううん、亀山さんのじゃなくて岩波の米川正夫さんのが正統派として改めて評価されているみたいよ。」

あの4冊(文庫本)にもわたる「カラマーゾフ・・・」ともなると、読了するのに相当時間がかかるはず。どうやらマイペースでゆっくり「64」を読めそうだ。

以前のブログ(2013.1.19)で、この「64」のことを記載したことがあり、どうやらきちんと娘が読んでくれていたらしい。その内容というのは、

「ところで、長いこと療養していた横山秀夫さんの最新作「64」が凄い人気だ。図書館にネットで予約したところ、何と順番が36番目。これではとても待てない。早くても1年後以降になるだろう。よし、娘に購入させるとするか(笑)。」

実は現在、我が家で一番の稼ぎ頭となっている娘に購入してもらおうと、半分以上、下心を持って記載していたわけだが、こちらの読み通りで作戦は大成功というわけ。なかなかの孝行娘で、親に似ぬ子である。

ちなみに、我が家のカミさんは自分専用のパソコンがあるにもかかわらず、当方のブログをいっさい読むことがない。内容について意見を求められたら面倒くさいとでも思っているのだろうか。しかし、どんなに悪口(?)を書いても反応がないのでこっそり読んでいる気配もまったく感じられない。どうやら書いた人間そのものに根っから興味がないようである(笑)。

とにかく読書は大好きなので、読みたい本が次々に押し寄せてくるのはまことにうれしい悲鳴」!これで、じっくり腰を据えて読まねばならない本が4冊になった


             

いずれも頂いた本で「21世紀ドストエフスキーがやってくる」は、スペアとなるSPユニット「AXIOM80」を譲ってくれた千葉のSさんの愛読書だったが、経営されていた出版社の廃業記念としていただいたもの。

「海賊とよばれた男」(上、下巻)は昨年のオーディオ試聴でお伺いして素晴らしい音(「スーパーマニア訪問記:ウェスタン555+16Aホーン)を聴かせていただいたお寺のご住職さんのKさん(福岡県うきは市)からいただいたもの。作家の百田尚樹さんのファンだそうで、いつでも読めると思っていたのについズルズルと日が延びて・・・。Kさん、ゴメンなさい。そのうち絶対に読みますからね~。

あまり理由にもならないが、何せ、音楽とオーディオで忙しいし、テレビ番組から興味のある情報を得なければいけないし、図書館から借りてきた本を貸出期限内に読み上げねばならないので連日大忙し。

ほかにも有酸素運動が日課となっており、運動ジムへの行き帰りを含めてかなりの時間を要するが、これだけは絶対に欠かせないので最高レベルの優先事項。

これについて、ちょっと一言。

2月28日(木)の夜10時~11時のNHK・BSハイでアルツハイマー病の特集をやっていたので録画した。「人類の宿命 アルツハイマー病に挑む~ここまでわかった驚異の事実~」。

この病気は遺伝性も関連しているようだが脳の中に「アミロイドベータ」という物質が溜まって悪さをするのが根本原因で、これは誰にでも起こりうる可能性があるとのこと。

その対策としては、一にかかって脳内の血流を盛んにすることにあり、まず習慣的な有酸素運動によって全身の血流を良くすることが挙げられていた。また、脳細胞は糖分を栄養にしているので、それを活用しやすくなるように鼻からインシュリンを直接注ぎ込むといった療法も紹介されていた。

この病気は、突然発症するわけではなく、ガン細胞みたいに20年以上もの長い時間をかけてジワジワと進行していくことが分かったので今や「治療から予防へ」の時代になったとのこと。

アルツハイマー病になったら、音楽を楽しむどころじゃなくなるし、第一、周囲に迷惑をかけるので、皆さん、適度な運動だけは欠かさないようにして、脳内に「アミロイドベータ」が蓄積しないようにしましょうね~。


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