一昨日(16日)メル友の「I」さん(東海地方)から次のようなメールが飛び込んできた。タイトルは「大役ですね!」。
「西日本と東日本で読売新聞の紙面が異なるのかもしれませんが、今日の夕刊MUSIC面に、カティア・ブニアティシヴィリのリサイタル評が載っています。
相変わらず凄い胸!は置いとくとして・・・いやあ、酷評です! 評論家は、いったい何の権利があって評価しているのでしょうか。
評論家やマスコミの役割は、コンサートのプレゼンやレポートをすることであって、「評価」は聴衆が個別にすればいいものだと思います。
ということで、彼女は、本人のしたい演奏を続けていけばいいと思いますよ。ゆっさ、ゆっさと(くどいですね)
テニスでも解説者より現役テニスプレイヤーの発言の方がずっと深いと思います。現役プレイヤーは、お互い闘いの相手なので、本音はなかなか言わないものなのですが、その発言の中に見え隠れする、数少ない本音はとても重たいものです。
評論家も自己の芸術性をかけての評価ならともかく、好みとしか感じられない内容ではオーディオと同じになってしまいますね。
ところで最近の「音楽&オーディオの小部屋」で、一番ホットなところを。
まずは、100坪のホールのサウンドディレクター就任おめでとうございます。
しかし、100坪の広さというのは一筋縄ではいかないでしょうね。カラオケ帯域ならともかく、音楽の本格再生となるといろいろな問題が出てきそうですね。
響き過ぎや定在波等、家庭ではあまり悩まなくていいことも出てきそうですし、それにも増して、音楽を聴くのが自分でなく、他者、それもけっこうな不特定多数の方が対象ということも、ディレクターを悩ませるところではないでしょうか。
予想される悪戦苦闘の今後の展開、すごく面白くなりそうです。野次馬にも参考になることがたくさん出てくると思います。期待しています。」
ちなみに、この方が噂の「カティア嬢」(笑)。
それはさておき、以上の内容に対して次のようなメールを返信した。
「カティア嬢の件ですが我が家は読売の夕刊は取っていませんのでその記事は見ておりません。凄い胸だけで、ウットリです。彼女にかかると演奏なんかどうでもよろしいです(笑)。
さて本題に入りますが、大きなホールともなると鳴らし方の難しさを痛感しました。ホールの持ち主さんからは「いい音ってこんなに豊かな気持ちになるんですね。」と、手放しで喜んでいただいてますが、低音がややボンつき気味なのに手を焼いてます。
同じスピーカーなのに広さが違うとまったく違う鳴り方になります。
広いホールに相性がいいスピーカーといえば、まずアルテックが思い浮かびますね。通常の家庭で鳴らすときにアルテックがなぜ低音が薄いのかようやく合点がいきました。あれは大きな劇場で鳴らしたときに低音がボンつかないようにしているんですね。いろいろ勉強になります。」
そのアルテックだが、もし手頃なお値段だったら前向きに考えてもいいかとオークションを覗いてみたところ、ありました!
箱の中には名器と誉(ほまれ)の高い「604-8G」(口径38センチ、同軸2ウェイ)が内蔵されている。中央に小さなマルチセルラーホーンが付いたもので、同軸だから音像定位はバッチリだし、大きなホールにはもってこいだろう。
ずっと入札経過を追い続けたが途中から諦めた。注目の落札価格(16日夜)は「24万1千円」なり。
これではちょっと高嶺の花でして…(笑)。