先日の早朝、寝ぼけ眼で「日経新聞」をめくっていたらパッと目が覚めるほどの広告に出会った。
やっとみつけたぞ!
大好きな島田祐子さんのCD全集を探し始めてからもう何年ぐらいなるんだろう。
きっかけは20年ほど前に購入した「心のうた 日本のうた」という「抒情愛唱歌大全集」だった。
クラシックも好きだが「抒情愛唱歌」も大好きである。幼き頃の想い出に対する郷愁はいくつになっても捨てがたい。やっぱし日本人なんだから~。
この中に収録されていたのが島田祐子さんの「花の街」「芭蕉布」だった。その歌声たるや何と表現したらいいのだろう。
たとえて言えば「母親の胎内で羊水に浸っているような感じ」とでも言えばいいのだろうか(笑)。
生を受けた者であれば誰もが体験しているものの何せ胎児のときだからその感覚を覚えていないし、表現できないことは分かっているが、島田祐子さんの声はまさにその頃のことを思い出させるような声・・・。
まあ、人間が一生のうちで一番安心できて心地よいといえる時代ではなかろうか。
こんなに「ふくよかな声」を持つ歌手がいたのかと、それから血眼になって「島田祐子さん全集」を探し求めたがとうとう見つけることができずもう諦めムードだったのでまさに欣喜雀躍。
さっそく電話で注文して1週間ほどで到着。
待ちに待った島田祐子さんの歌声を朝に夕に聴いて毎日が至福の時間となっている(笑)。
クリックをお願いします →