つい先日のブログ「聴かぬが花・・」で述べたように、ぼちぼち県外からのお客様がお見えになる日が迫ってきた。
長年に亘って培ってきたお互いの「オーディオ文化=音楽的センス+音響的センス」が衝突して火花を散らすわけだから、面白くないはずがない・・(笑)。
後者の「音響的センス」についてはどういうスピーカーを聴いていただくか、概ね3つに絞ったところだが、問題は前者の「音楽的センス」である。
さて、どういう曲目を聴いていただこうか・・、はたと迷ってしまう。
もちろん3名の方々の好み優先だし、持参されたCDがあればそれが最優先だが、まあクラシック、ジャズ、そしてポピュラー、歌謡曲、唱歌などを網羅しておけば大丈夫かなあ・・。
おっと、そういえばスピーカーによって得手不得手の曲目があるので前もって選択しておく必要があるぞ~と、これを書きながら今思いついたところ(笑)。
たとえば・・、
1 AXIOM80+サブウーファー
このユニットの能力を引き出すためにはヴァイオリン演奏が必須だが、どのCD盤が最適かな・・。
優秀録音・優秀演奏で思いつくのは「プレイズ バッハ」(ヒラリー・ハーン)、モーツァルトの「ヴァイオリン協奏曲1番」(オイストラフ)、「ヴァイオリンとビオラのための協奏交響曲」(五島みどり&今井信子のコンビ)、シベリウスのヴァイオリン協奏曲(アッカルド)あたりかなあ。
あっ、そういえば「今井信子」さん(80歳)は、この度「日本学士院会員」に推薦されてましたね。新聞で拝見しました。日本が生んだ世界に誇れる数少ない演奏家の一人なので大いに納得です。
とはいえ「学士院会員」ってどういう役割を果たしているの?(笑)
次に、
2 「ウェストミンスター+スーパー10+075ツィーター」の3ウェイ
当然のことながらスケールの大きい重量級のシンフォニーの出番となる。「新世界」(ケルテス指揮)、「大地の歌」(クレンペラー指揮)、「ワルキューレ」(ショルティ指揮)あたりかな~。
3 「口径20cmのユニット+175ドライバー(JBL)+サブウーファー(100ヘルツ以下)」
このSPならどんな曲目でも「90点以上」で対応できそうなので選ぶ必要はあるまい・・、ただし駄耳による自己採点なので少々危なかしいけどね~(笑)。
ボーカルの分野では「スパニッシュ・ハーレム」、島田祐子さんの「芭蕉布」「花の街」、加藤登紀子さんのアルバム「知床旅情」あたりかな~。
おっと、ピアノ曲が無いなあ・・、グールドのソナタは録音がイマイチなので、ピリスといこうか~。カサドシュの「ピアノ協奏曲22番」も外せないし・・。
そして忘れちゃいけないのが「You Tube」だっ!
パナソニックのブルーレイ「DPーUB9000」(再生専用)を使い、DAC「D2R」(SMSL)とのコンビで「192Hz」のハイレゾ再生はかなり「いい線」を行っている。
もし、お客様に気に入っていただけると次から次に選曲できるので「CDトラポ」の出番が無くなる・・、実を言うとこれが我が家の実情だけどねえ(笑)。
というわけで、これから押し入れに直し込んだCD盤を探すとしよう~。
おっと、その前に部屋の整理整頓が先だね~(笑)。
最後に、現時点での我が愛する「クラシック音楽ベスト10」を掲げて終わりとしよう。
1位 「魔笛」(ハイティンク指揮) 2位 「ピアノ協奏曲22番」(セル指揮 カサドシュ演奏) 3位「ピアノソナタ32番」(バックハウス) 4位 「ヴァイオリンとビオラのための協奏交響曲K364」(五島みどり・今井信子)
5位 「ドビュッシーのピアノ曲集」(ベロフ) 6位 「シベリウスのヴァイオリン協奏曲」(アッカルド) 7位 「交響曲第6番 田園」(ワルター指揮) 8位 「大地の歌」(クレンペラー指揮) 9位 「オペラ ドン・ジョバンニ」(フルトヴェングラー指揮) 10位 「ディヴェルティメントK136」(コープマン指揮)
もし読者の皆様と一致する曲目があれば、こよなくうれしいのですが・・(笑)。
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