「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

お値段次第で印象が変わるスピーカー

2025年01月08日 | オーディオ談義

年頭の「今年のオーデイオ展望」で触れたように、我が家のオーディオはオークションの掘り出し物次第で大きく左右される傾向にある。

常に、コスパが良いものを求めて日頃からチェックしているわけだが、ふと目に付いたのがこのスピーカー。

タイトルが長ったらしいけど、次の通り~。

スピーカー グッドマン GOODMANS SK115 A ,Latayette Radio 3WAY HIGH FIDELITY SPEAKER 箱有り

       

何が言いたいかといえば、我が家の同じグッドマンの「TRIAXIOM」にそっくりなのである。

口径30cm、同軸3ウェイ、高音域専用のアッテネーター付属、そしてマグネットカバーの形状も同じ~。

さっそく、スペアとして1個持っておくのも悪くないなあ・・、3万円ぐらいなら落札してもいいけど~。

すぐにウォッチリストに入れて注目していたところ、何とまあ落札直前にお値段が爆上がりして、最終的には「121,000円」という高値がついた。

これには驚いた! ペア(2個)ならともかくたった1個の値段ですよ~。しかも業者出品の保証なしでこれだからね。

ちなみに、我が家の「TRIAXIOM」を数年前にオークションで落札した時のお値段をおぼろげながらに覚えている。

たしかぺアで6万円ぐらいで落札し、到着早々その1個にノイズが出てきて、その修繕代が3万円余りで、結局諸費用併せて9万円くらいだったはず。

そうかそうか・・、今にして思えば「お安い買い物」だったなあ、メデタシ、メデタシ(笑)。

急に愛着が出てきて、正月早々から聴いていた「PL100」(英国:モニターオーディオ)を外して「TRIAXIOM」を据えつけた。

よしよし、愛(う)い奴、愛い奴・・(笑)。



あえて、並列して置いてみました。左側が「TRIAXIOM」、右側が「PL100」。

以前の印象は、「PL100」がきちんとネクタイを締めた英国紳士みたいな上流階級の音、然るに「TRIAXIOM」はそれに比べてちょっと粗っぽい感じで音に統率感と締まりがない印象を抱いていた。

ところが、今回聴いた印象は様変わりして英国の貴族家庭の応接間で洒落た着こなしでくつろぎながら聴いているような音に聴こえた。

「お前はお値段次第で音の印象が変わるのか」と、その変節ぶりを責められても仕方がないなあ(笑)。

つい、「イワシの頭も信心から」という言葉を思い出した。

「イワシの頭のようなつまらないものでも信心する人には尊く思われる。物事をかたくなに信じる人を揶揄 (やゆ) するときなどにもいう。」

例えに出して悪いけど、つい同じ英国のあるブランドを連想してしまったが、敵が増えるだけなので具体名を挙げるのは遠慮しておこう(笑)。

続いて、オークションついでの話になるが昨晩(1月7日)「AXIOM80」のオリジナル版が落札されてましたね。

    

紛れもなく「マグネット」の形状から「初期版」ですね~。

これについて、先日(5日)メル友さんからお電話があって「AXIOM80の初期版がオークションに出品されてます。現在24万円ですがどうなんでしょう?」

「ハイ、20万円台ならお買い得だと思います。おそらくもっと上がるでしょうが・・。ただし、仮に落札したとしても駆動するアンプから、容れる箱まで気を使いますので、使いこなすのにそれなりの覚悟が要りますよ」

で、最終的な落札価格は「35万円」・・、奇しくも、10年ほど前にブログ主が落札した価格と一緒でした!

おそらく、この辺が上限ということでしょうかね(笑)。


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