ここ数日、パットしない天気が続き、釣りに行けなくて“うずうず”していたが、21日朝、ようやくチャンス到来、天気がいいようで梅雨の合間を縫って釣りに出かけてみた。
因みに6月21日のNHKの夕方の気象情報では沖縄の梅雨が終わり、梅雨前線が北上して九州が本格的な梅雨に入るとのこと。
さて、釣りに行く日は週の後半と決めている。土、日に釣り人がエサを撒き散らしているので週の前半は魚が満腹になって食いが悪いだろうとの単純な考えによるもの。
今日は木曜日で天気も晴、前回の釣行は8日(金)だったので12日振りである。ヤル気十分だが、自分の経験では沢山釣ってやろうと気がはやるときは大漁だった記憶があまりない。
釣り人の殺気が魚に伝わるのかも、というのは冗談だが、釣りはあらゆる局面で細かい選択の積み重ねである。たとえば竿、ウキ、糸の細さ、錘の大きさ、釣り針、ウキ下、エサ、マキエの打ち方などだが、張り切りすぎると冷静な判断力を失いこれらの選択ミスや粘りが無くなることはたしか。
釣れなくても”もともと”という大らかな気分が大切、海の新鮮な空気を吸うだけで十分と自分にそう言い聞かせながら、前回の釣り場Y半島の狩床の防波堤に着いたのは8時30分。
ところが釣り始めてがっかり。エサ盗りの小あじの大群である。日曜日のマキエの影響がまだ残っているようだ。こういう状況で釣果が上がったためしがない。案の定、エサを入れるたびに小あじから齧りとられて底の方に届かない。12時近くまで粘ったがさっぱり。おまけに、ボラが数匹群れをなして海面のマキエを食い荒らす。
頭にきたので、ウキ下40cm、極小の釣り針とウキなどの仕掛けを換えてボラ狙いに変更。見事に功を奏して、強力な引きを5分ほどいなしてようやく1匹ゲット。海が綺麗なところのボラは、信じられないほどおいしい。これでお土産ができたので途端に気が楽になる。
これをしおに、場所替え。隣の田ノ浦の防波堤までクルマで10分。この場所替えは結果的にOKだった。30cmクラスをはじめバタバタとクロが釣れたが、残念なことに折角の大物を1匹取り逃がした。先手が取れず根に潜り込まれためだが一番愛用している”ウキ”ごともっていかれたのでガッカリ。
仕掛けを作り直すうちに地合もすぎてしまい、後は不適切なウキの使用もあってサッパリ。15時になってこの辺が潮時と納竿。今日は釣り場の選択に失敗したので獲物は少なかった。
家に着いたのは16時30分 。釣りの行き帰りはどうしてもクルマを飛ばしがち。数年前にスピード違反で釣りの帰りに罰金を頂戴した苦い経験がある。
この日の帰りはスピード違反取締りが多かった。高速道で覆面パト、別府市内の一般道でレーダー取締りに遭遇。覆面パトは追い越すときに運転手のkeisatuの制服を感知し急ブレーキ。レーダー探知のときは、たまたま大型バスと並走になったので命拾い。今日は釣れなかったわりには運がよかった。
と き 2007年6月21日(木)、 天気晴れ、海上の風強烈な突風
ところ Y半島:狩床~田ノ浦
釣り時間 8時45分~15時
汐 小潮(満潮11時前後)
ツケエ オキアミ小粒、ゴカイ
まきえ オキアミ1角、アミ2角
集魚剤 チヌパワー
タックル サオ(0.8号、6.3m)、がま磯プレシード、NFTチヌ竿
浮き下 2ひろ
釣果 ボラ1匹、クロ(30cmクラス2匹、手の平クラス8匹)その他小鯛
メモ 次回からはツケエはオキアミ中粒に変更
”どんぐり浮き”新規調達のこと
サオは”がまかつ”以外はこれから使用しないこと
ゴカイが小さすぎる