この9月に6年ぶりに釣行したところ、以後病み付きになってしまい10日に一度ほどは竿を握らないと何だか調子がおかしくなってしまいそう。ほんとうに凝り性だ(笑)。
それにしても我が三大趣味の「音楽&オーディオ」、「読書」そして「釣り」とくれば共通点が一つだけあるのをお気づきかな?
そう、すべて、独りだけで遊べる趣味である(笑)。
このところ、娘との会話に段々とテンポが追いつかないようになり、将来認知症になるのを心配してか「お父さん、ずっと家に閉じこもってないで、もっと積極的に人の輪に入って会話した方がいいんじゃない。これはお父さんのためを思って言ってるのよ。」と説教される始末だが、ゴルフはまったくやらないし社交ダンスとか聞いただけで身震いするほどなのでたしかに集団活動は苦手の部類に入る。ま、せめて運動ジムとオーディオの仲間で救われている面があるのかもしれない。
な~に、認知症になる前にポックリ逝くさと開き直って(笑)、一昨日(22日)もいそいそと近場の釣りへと出かけた。
片道クルマで10分だから楽なことこの上ない。「釣はフナ釣りに始まってフナ釣りに終わる」という名言があるが、仕掛けのシンプルさとともに体力的な消耗を軽減するという両方の意味合いがきっとあるに違いない。
そういえば、オーディオも「フルレンジに始まってフルレンジに終わる」という意味深な名言がある。我田引水だと受け取られそうなので、もうこれ以上は言わない(笑)。
釣り場に到着したのは8時頃だったが周囲に釣り人は誰も居らず広い釣り座を独り占めで開放感いっぱい。この日の潮は長潮で干潮は9時前後。
当日の潮汐表は次のとおり。
4回目にしてようやくこの釣り場の個性が分かってきた。干潮を挟んで前後の2時間、つまり4時間ほどは確実に釣れないのだ。
したがって9時から11時ごろまで、たった5センチほどの稚ダイが釣れるばかりですべてリリース。今日はダメかもしれないと不安がよぎり、日頃大言壮語している手前、釣果ゼロは格好悪いのでブログへの掲載は止めておこうなんて不埒な考えもチラホラ湧き起こる(笑)。
ところが、「上げ3分」に入った11時半ごろからいきなり爆釣モードに突入するのだからほんとうに釣は分からない。潮回りという自然現象に人間は翻弄されるばかりだが、状況が急転直下するところに釣りの醍醐味があるのかもしれない。
それと途中からエサを変えたのも功を奏した。自家製のパン粉を固めたエサの食いが悪かったので予備として持ってきた市販の練り餌「生ミック」を使ったところ、これが大当たり。入れ食いになった。
たしかに製法が創業者の秘伝と喧伝するだけのことはあって、釣り好きの人は一度お試しあれ!
腕が疲れてきたので丁度14時に納竿したが結局今日も6時間の長丁場となった。
本日の釣果はいつものとおりで、手の平~足の裏クラスのサイズが40匹ばかり。
ここ1週間ほど体調が思わしくなくて、どうやら飲み過ぎのようなので3日間スッパリ酒断ちしているが、新鮮な焼き魚に対しても強固な意志をもってアルコールを拒絶(笑)。