昨年(2024年)の12月28日に帰省して、本日(5日)午前中に戻っていく予定の娘。今回は休日の日程が都合よく嵌って、9連休というパラダイスを満喫した様子。
「上げ膳据え膳」は言うに及ばず、日課のように午後から近くの公園で二周半のランニング、残りの時間はこれまで買い溜めたミステリを炬燵(こたつ)に入って読み耽っている。
そう、父娘そろっての大のミステリーファンなのである・・、残念なことにオーディオにはまったく興味がないけどね(笑)。
今年も「2025年版 このミステリがすごい!」を持って帰ってきた。
国内編と海外編に分けて年間のベスト20までが紹介されている。
いつも上位で紹介されたミステリをチェックして大いに参考にさせてもらっているが、物事にはすべて「当たりはずれ」があるようにミステリも例外ではなく、下位の順位でも逆転現象があったりするので図書館でランク内の本を見かけたら借りることにしている。
とりあえず本書による「ベスト5」を記録しておこう。
<国内編のベスト5>(順位 書名 著者 得点)
1位 「地雷グリコ」 青崎 有吾 367点
大量得点による「ぶっち切り」の一位を占め、さらに日本推理作家協会賞と山本周五郎賞を受賞した今期を代表する作品。「人生はゲームじゃないの」・・、ギャンブル小説であり青春小説なおかつ超絶面白ミステリー集。
2位 「冬季限定ボンボンショコラ事件」 米澤 保信 132点
主人公は高校生のカップルで、ひき逃げ犯を追う過程で次第に事件に巻き込まれていく。
3位 「桧垣澤家の炎上」 永崎 恵美 119点
「相手の本質を見抜け」という亡き母(芸者)の教えのもと、妾の子供「かな子」がしたたかな生き様を展開していく。刊行直後から評判を呼んだ大河小説である。
4位 「少女には向かない完全犯罪」 方丈 貴恵 98点
SFまがいの特殊な条件設定の下で、犯罪解決にあたる男女のコンビの怒涛の展開。
5位 「伯爵と三つの棺」 潮谷 験 97点
時代設定はフランス革命直後、銃で撃たれた吟遊詩人(フランス)にまつわる謎解きが「四つ首城」のもとで展開されていく。
次に<海外編のベスト5>
1位 「両京(りょうきょう)十五日」 馬 伯庸 226点
著者は20年近い作家歴を誇る中堅作家で、短編集や随筆を含めると20作あまりの著作があるという。血湧き肉躍る冒険小説の醍醐味と、ミステリーの妙味を併せ持つ,全ての読書家を魅了する超大作だ。
2位 「ビリー サマーズ(上下)」 スティーブン・キング 194点
殺し屋の名前はビリー・サマーズ、凄腕の狙撃手として悪人ばかりを仕留めてきた。今回は、破格の報酬をもらって最後の仕事に取り掛かったが、そのうち奇妙な違和感に囚われていく。筆衰えぬ巨匠の犯罪小説!
3位 「死はすぐそばに」 アンソニー・ホロヴィッツ 189点
高級住宅地で起きた殺人・・、闇の部分が前面に出てきたホーソーン・シリーズ第5弾。
4位 「ボタニストの殺人(上下)」 M・W・クレイヴン 163点
連続毒殺事件と密室殺人に敏腕刑事が挑む
5位 「ウナギの罠」 Y・エクストレム 117点
我が国と料理法こそ異なるが、スウェーデンでもウナギは食卓に上る食材だ。ある秋の晩、強欲地主がウナギ漁用の箱型の捕獲装置の中で死体となって見つかる。奇妙な密室殺人の謎解きに主任警部が挑む。
以上のとおりだが、行きつけの図書館(3か所)はいずれも7日(火)が開館日なので、上記の本をメモって探してみよう。
否・・、むしろ、昨年(2024年版)のベスト5の方が狙い目かもねえ~。
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