10月4日昼食の喜多方でのおすすめスポット
紅葉にはまだちょっと、というかかなり早かった磐梯山ではありましたが
お昼に立ち寄った喜多方がとても印象的でした。
今回のドライブで最も印象的な場所でした。
磐梯山ゴールドラインを抜けて喜多方へ名物「喜多方ラーメン」をいただこうと向かいます。
まず仕入れた情報から、喜多方の東のはずれ“雄国沼”方面の337号線近くに人気の坂が
あるという。
その名も【恋人坂】、地元では同タイトルのcd(八木茜さん)も出ていたりする。
そこで行ってきました。
こちらが坂道の下からの写真で右のこんもりしたところには「辻地蔵尊」。
左の車が走っている坂が「恋人坂」です、これを上って行くと・・・、
雄国沼の素敵な道標はあるのですが、「恋人坂」の標識らしきものはなし。
ただし坂の途中にゴミ捨て禁止を訴えながら・・・
ここは恋人坂
ごみのポイ捨てのように、
いつか貴方は恋人も
ポイと捨てるのですか?
という洒落たくだりの小さな警告板が2つあります。
このアングルでも広々としたところだと分かりますが、
坂の上から見渡すと、こんな感じです!
当日は妻を驚かせたくて337号線を南から走り、
近づいた時点で目をつぶらせて坂の頂上で目を開かせました。
案の定、妻は「このあいだの白川郷のパノラマくらい素敵」と驚いていた・・・大成功。
後ろには雄国沼を擁する磐梯山の山々がそびえております。
素晴らしかったですねえ。
しかしこの恋人坂の真骨頂は“夜景”なのだそうです。
邪魔な光が何もないので、前方喜多方の街の灯と降り注ぐような星空・・・。
ぜひ夜に行ってみたい場所です、ほんと~に素晴らしかったですよ。
そしてもうひとつ素晴らしかったのが「喜多方ラーメン」。
私たちが訪ねたのは121号線沿いの地元で人気の「まつり亭」。
道路をはさんだお向かいにはもうひとつの人気店「すがい食堂」もあり、
万が一行列ができていたらすいている方にと押さえがきく好立地。
地元の方がすすめるだけあって、お昼時の駐車場も地元ナンバーばかり。
店内には日曜日のお昼とあってたくさんのお客さんで賑わってました。
でも席がテーブル・小上がりと多いので難なく座れました。
しょうゆ、塩、味噌とメニューは豊富な方で、
おすすめから私はこちらの“ねぎラーメン(700円)”、それと餃子(350円)を二人でひとつ。
餃子は具沢山というわけでもないがそこそこ美味しい。
やはりびっくりしたのはラーメン!
スープがとても旨い、ボリュームも凄い(こぼれそうだった)。
太目の縮れ麺で、こちらのチャーシューは少し小さめにきったものが沢山入ってます。
細く切ったシャキっとしたねぎもたっぷり入り食感最高(辛さは“普通”を選んだ)、
スープは飲み干したが、“辛み抜き”も選べたので素のスープをじっくり味わいたかったところ。
お腹いっぱいです、とてもはしごはできそうにない(笑)。
こちらは妻が頼んだ“チャーシューメン(800円)”。
チャーシューで麺が見えない状態です、こちらもこぼれそうだった。
チャーシューは食べきれないだろうとこじつけ私が半分くらいもらった、脂身も甘くとても美味。
妻は最初にスープを一口飲んで目を見開いて「美味しい!」と感激。
次回来た時はメニューを逆にして楽しみたいところだ。
喜多方はラーメンに限らず野菜も含め食べ物や酒が旨いのは皆さん声をそろえて「水」だと言う。
飯豊山から100年かけて届く伏流水、これが決めてだそうだ。
驚いたことに喜多方の普通に使っている水道水が“日本100名水”に入っているというのだ!
なるほどである。
東京にも“喜多方ラーメン”を名のる店は多いが、やはり地元に来て食べなくては
真の「喜多方ラーメン」は味わえないのですね。
そして帰りに“5食入りのラーメン”をおみやげに購入し駐車場に戻ると
黄金色の田んぼのかなたに見事な磐梯山が見えていた。
よく見ると中央の赤い橋の奥に先ほど行った「恋人坂」がくっきり見えてます。
そう、地図で見ても恋人坂を下っていく先の方向(真西)にこの「まつり亭」はあるのです。
磐梯山の紅葉はまだ先の状況で少しがっかりだったが、
この喜多方に寄ったおかげで素晴らしいドライブになった。
近いうちにまた来たいですね。
というのも近くに今回時間の関係で行けなかった「大内宿」もあるし、
喜多方(蔵とラーメン)~一ノ戸川鉄橋(slと飯豊山)~会津若松(鶴ヶ城と陶芸)
~大内宿(三大宿場)~二岐温泉(湯船の底から湧く温泉)
なんていう内容でコース組みをしてみたくなってきました。
恋人坂、ぜひ行って見てください。
「恋人坂」地図
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます