with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

巣の主は「百舌鳥」だった・・・

2014年05月20日 | 02. カメラライフ

しばらく前に所沢の店舗にて駐車場の清掃を行った。

その際に道路との境界線に生えているお茶の木(いかにも所沢らしい)を枝打ちして整理していたら、こんもりした枝の中央にに鳥の巣があったのだった。​

これには参った、人が触ったりすると親が育児放棄をするだろうし、今まで隠れていたお茶の枝や葉を払っちゃうと害敵に見つかり易くなってしまうし・・・困ったあげく、枝などでなんとか隠してあげて見つかりにくくしてあげたのだった。

問題はヒナの方で、しばらく間を置いて様子を見ていたがなんとなく弱ってしまっているような・・・、親はどこへ・・・状態だった。

ところが何日か経ったある日、電線にとまる親鳥らしき姿と巣立って近くの大きめの木の中でたぶん「食べるものくれ~」と親鳥に訴えている小鳥の声が複数聞こえるようになってきた。

これには掃除して枝を払ってしまった女性スタッフたちも安心したようで、こぞって「よかった~!」と叫んでいた。

遠目でこの親鳥がなんの種類なのか気になっていたがなかなか分からず、今日バードウォッチング用のグラスと望遠レンズつけたカメラを持って出かけた。

お昼前くらいにようやく親鳥が姿を見せたので、窓越しに双眼鏡で見てみたがなんと「モズ」だった、ついでにカメラを構えシャッターを切る。

DSC_6023_百舌鳥.jpg

ちょうどこの時も3羽ほどのオナガがやってきていたのだが、近くに子どもたちがいるせいかこの比較的小いさなモズが3羽のオナガたちをけちらいしていた、親というのは強いですね。

まだ小鳥たちも一人前になるまでもう少し時間がかかるだろうから、もうしばらくはこのモズたちの育児の様子が見られそうだ・・・。



好対照の空

2014年05月19日 | 02. カメラライフ

​天気の良いある日の午後、散歩中に楽しんだ空。

「月夜のベンチ」の丘にかかる雲がとても素敵だった、遠くから幾重にも重なるようにこちらに向かって来る雲。

DSC_5975_月夜のベンチの丘.jpg

PLフィルターを使っているのだが、コントラストは増しているようだが効果のかけ具合を確かめないと少し立体感にかける写真となってしまうようだ。

緑もいい色を出してくれてました・・・、

DSC_5993_新河岸川.jpg

散歩終盤雲行きが怪しくなってきたが、低い雲の隙間から幾筋もの光芒が見られた、

「天使の梯子」というよりは「天国への階段」のような光芒だった・・・。

DSC_5999_光芒.jpg

絵画のような一枚からドラマチックな一枚まで Zeiss(PLフィルター使用) は今回も楽しませてくれた、

Ai AF Nikkor 50mm も このZeiss 50mmも最短撮影距離が45Cm程なのでもう少し寄りたい時も多いが、Nikkor 50mm f/1.4Dで慣れてしまうと やはりZeissは驚かされることが多い。

SIGMAの50mm かNikkor 50mm f/1.4Gあたりも使ってみたくなる。

50mm、とても楽しい・・・。



いずれ菖蒲か花菖蒲...

2014年05月11日 | 02. カメラライフ

​5~6月は菖蒲の季節。

「菖蒲」と書いてアヤメともショウブとも読む、それだけ区別がつきにくいということか・・・。

調べてみると色も様々で難しいが、区別の基本として花びらの根元に白い網目がある方がアヤメ、黄色い目形の模様のある方が(ハナ)ショウブということのようだ。

これなら覚えられそうである(笑)。

散歩途中の畑の横に植えられていた花たち、

こちらがアヤメ・・・、

DSC_5798_アヤメ.jpg

そしてこちらがハナショウブ・・・、

DSC_5795_花菖蒲.jpg

この区別は覚えやすい、色形状が様々なので数が多くなると区別も難しくなるだろう、これにカキツバタ(杜若)なども加わると余計ややこしくなるが、大別はできそうだし覚えておこう・・・。

そして今日は「母の日」、娘たちから妻へメッセージ付きの素敵な花が送られた。

DSC_5740_紫陽花.jpg

ピンクと紫の微妙な違いがあり、とても素敵な紫陽花である。

三女の務めるフラワーショップから届いたこの花を見て妻は大喜び、そして娘たち4人からのメッセージカードを見て笑いながらも涙を流して感動していた、心温かくなる光景であった・・・。



60mmマクロレンズ「D」から「G」へ...

2014年05月10日 | 02. カメラライフ

最近花を撮ることも多く、いままで使用していた​Ai AF Nikkor Micro 60mm f/2.8Dを下取りに出して待望のAF-S Nikkor Micro 60mm f/2.8G EDへ変えた。

私にとっては初めての「N」が付くレンズだ、

DSCN2787_28mmMicro.jpg

フードのせいもあり若干前のDよりも大きく見えるが、バランス的にはとてもいいかんじだ。

<N>ナノクリスタルコート、いかがなものかいろいろなシチュエーションで試してみる、まずはベランダのシクラメンの花。

DSC_5536_シクラメン.jpg

まずはなんといっても色の出方がとても良い(f/6.3)、背景のボケ方もとても柔らかい感じで好感が持てるし

この質感はやはりグレードがひとつ違うぞと感じさせてくれる。

そしてやっぱり驚かされたのは逆光性能だろうか、逆光でも画が破綻しないだけでなくしっかりとした描写をしてくれるというところだ、

DSC_5566_カモのたまり場.jpg

この写真はおもいっきり逆光の環境で撮っている(f/6.3)、撮っている時にあまりの光の強さに中島の草や対面の緑はまず真っ黒になってしまうだろうと思っていたが、CaptureNX2にて現像時若干のハイライトとシャドーの調整でここまで再現できた。

正直驚き、ぽつんと浮かんだ中島の草の質感の再現性はどうだ、見事としか言いようが無い。色の出方は好みがあるだろうが、さすがに手持ちのレンズでは一番だろうか、とても「優しい」ところが好きだ

こちらも逆光にての一枚(f/11)、

DSC_5617_菜の花(逆光).jpg

菜の花の黄色が出ているくらいは私の持ってる他のどのレンズでも可能だと思うが、太陽をまるまる取り込んだアングルで菜の花だけでなく背景のボケから空の色までこれまたとても「優しい」。

これなんかはファインダーをのぞいている時にはゴースト・フレアが絶対出ちゃうのかなと思いシャッターを切った一枚(f/16)、

DSC_5618_夕陽.jpg

フィルター類は使っていない、空の色といい雲の写り方といいやはり自分の他のレンズではこういう描写はしてこない、とてもモチベーションの上がるレンズである。

散歩途中に見つけたお寺にある大きな塚のようになった石仏(?)なのだが、強い西日があたった優しいお顔も非常にいい塩梅の質感描写が感じられる(f/6.3)。

DSC_5588_羅漢像.jpg

50mm・60mmと標準域のレンズがとても面白くなってきた。

もうD700の重さも感じなくなってきた今日このごろである・・・。



山形樋管なるもの発見...

2014年05月08日 | 02. カメラライフ

時々Cobbyとの散歩でウォーキングを兼ねて少し長めのコースを歩くことがある、今回は…目にしてはいたのだがよく見ると貴重なものだったという話。

『山形樋管』というものだ、

DSC_5605_山形樋管.jpg

静かな斎場の横で見つけたのだが、いつもはなにげに通り過ぎていたが、Cobbyのトレーニングでこの脇で『止まれ』をしていて案内板を見つけて内容を読んで「ほ~」となった。

DSC_5603_山形樋管.jpg

案内板によると

​​​このレンガ製の樋門は明治37年に新河岸川からの逆流を防ぐために氷川排水に作られたものだという。明治中期から大正にかけて埼玉県内に数多く作られた、県を代表する近代化遺産だそうだ。富士見市では荒川と新河岸川沿いに7基以上作られたが現在はこれを含め2基が残るだけとなっているらしい。

煉瓦は長面の段と短面の段を交互に積むイギリス式というものだが、上端部は短面を縦に一段積み意匠性を出しているというもの。

​​補修の跡は見られるが、明治のものがしっかりこうして保存されているというのが嬉しくなりますね。

DSC_5614_夏雲.jpg

この日は夏日となり長袖の袖をまくっても汗ばむくらいだった、帰り際橋の先に見える雲がもう夏の雲のようになっていた、もう春の気持ち良い気候が終わってしまい、暑い日が続くのだろうか・・・やれやれである。