こないだ密林を見ていたら、FMラジオモジュールなるものを見つけた。同じような商品で87MHz~108MHzの海外仕様になっているものもあるので、買う時は要注意です。これは、76~108MHzと謳っているので、従来のFM帯と拡張FM帯も含んでいて実用になりそうです。
【導入編】
①FMチューナーといえば、かつてオーディオマニアの間では定番の機器だったが、いまや絶滅危惧種になっている。数年前、ONKYOのチューナーが壊れて修理不可になった時、代替えを探したが、新品はほぼないという状況に愕然とした。探したところ、TEACのCD付きFMチューナー(PD-301)をやっと見つけた。CD部分は不要なのだが、チューナーの単独製品は皆無だった。中古はありますが、何十年もたっている物を買うのもリスクがあるのでPD-301を購入した。(これは良い機器で、従来品より感度・音質が向上しており満足いくものです)
②市売品のFMチューナーがほとんど無いという状況で、このモジュールがまともに動くかどうか興味があった。
価格は送料込みで1,877円と格安ですが、C国発というのが少し心配ではあります。(過去に数回不着あるも、密林で返金された)注文したところ、到着予定日より早くポストに投函されました。基板のみで取り扱い説明書は一切ありません。自分でなんとかしろということです。(なので、お勧めはしません)
そこそこの部品で構成されています。
【仕様編】
①FMはステレオ受信可能、周波数は76MHzから108MHz(必要十分)
②電源は+DC5V USB Type-B端子に接続可能。別途DC5V接続端子が基板上にあり。
③電源スイッチはないので、USBを引き抜くか別途電源スイッチを用意する必要がある。
④アンテナは基板上に半田付けする。外部アンテナを付ける場合は、別途Fコネ(メス)を準備する必要あり。(または、同軸を直結できるような端子を作る方が良い。基板直結だと強度的に不安)
⑤ケースはない(必要なら自作する)
⑥入力はステレオミニジャックである。
⑦メモリ機能はない
⑧オンボードで2W+2Wのアンプを搭載と書いてある。(未実験)
【製作編】
①電源はUSBから取ることにする。USB Type-Bは使わず故障したマウスのケーブルを流用する。テスターで調べたら、USB Type-Aの両端が+5VとGNDになっているので、2本の線のみ使用する。(メモの基板というのは、マウスの基板のこと)
②電源スイッチは別途用意する。
③外部アンテナ端子を作るために、昔のVHF/UHFの分波器を流用する。UHF側のケーブルは撤去する。必要なのはFコネ(メス側)だけなので直結にしてもいいのだが、VHF側の回路はそのまま流用した。
④当初、ケースにでも入れようかなと思ったのだが(思っただけ)、表示部の加工が面倒くさいと思いバラックで組み立てることにした。かまぼこ板2枚を接着した。
⑤基板を浮かすスペーサーは、ジャンク箱のものを流用。
⑥かまぼこ板へは、ホットボンドで接着する。(簡単加工)
まず電源を接続し、モジュールが動作することを確認(うまく動作した)
外部アンテナ端子を増設
電源スイッチを取り付けて、FM放送波を受信できることを確認。出力はアンプ付きスピーカーに接続した。それなりに聞こえている。
⑦アンテナマークがあるので、信号強度が分かるのかとと思ったら、単なる飾りだった。(ずっとアンテナマークはMAXで立っている)
⑧周波数の表示部分は、周波数を変えたり音量を変える操作をした時のみ数秒青く光る。
【評価】
①普通に受信できる。
②スキャンは周波数が上がっていく方向のみ。放送波がないところでも頻繁に止まる。感度が高すぎて、混変調であちこちで放送波みたいなものを拾っている。強電界地域だと、1m程度のビニール線でいいようだ。
③アンプ付きスピーカーでは、そこそこの音質で聞こえるので気を良くして、ステレオアンプに接続してみたところ、混変調ノイズ(みたいなもの)が耳につく。(クリア感に欠ける)
③周波数選択用のエンコーダーは100KHzステップなので、大きく周波数を変える時は不便。
④2千円以下なので、遊ぶにはいいだろう。
⑤ステレオに接続するチューナーとしてではなく、あくまでFMラジオというジャンルで楽しむモジュールです。
【その他】
①パイロットランプがないので、LEDを付けてみました。
②内蔵アンプの仕様は2W+2Wとなっているが、口コミをみてみると音が小さく音量MAXで使っているというのもあった。(ほんとに2Wあるのかいな?)
【導入編】
①FMチューナーといえば、かつてオーディオマニアの間では定番の機器だったが、いまや絶滅危惧種になっている。数年前、ONKYOのチューナーが壊れて修理不可になった時、代替えを探したが、新品はほぼないという状況に愕然とした。探したところ、TEACのCD付きFMチューナー(PD-301)をやっと見つけた。CD部分は不要なのだが、チューナーの単独製品は皆無だった。中古はありますが、何十年もたっている物を買うのもリスクがあるのでPD-301を購入した。(これは良い機器で、従来品より感度・音質が向上しており満足いくものです)
②市売品のFMチューナーがほとんど無いという状況で、このモジュールがまともに動くかどうか興味があった。
価格は送料込みで1,877円と格安ですが、C国発というのが少し心配ではあります。(過去に数回不着あるも、密林で返金された)注文したところ、到着予定日より早くポストに投函されました。基板のみで取り扱い説明書は一切ありません。自分でなんとかしろということです。(なので、お勧めはしません)
そこそこの部品で構成されています。
【仕様編】
①FMはステレオ受信可能、周波数は76MHzから108MHz(必要十分)
②電源は+DC5V USB Type-B端子に接続可能。別途DC5V接続端子が基板上にあり。
③電源スイッチはないので、USBを引き抜くか別途電源スイッチを用意する必要がある。
④アンテナは基板上に半田付けする。外部アンテナを付ける場合は、別途Fコネ(メス)を準備する必要あり。(または、同軸を直結できるような端子を作る方が良い。基板直結だと強度的に不安)
⑤ケースはない(必要なら自作する)
⑥入力はステレオミニジャックである。
⑦メモリ機能はない
⑧オンボードで2W+2Wのアンプを搭載と書いてある。(未実験)
【製作編】
①電源はUSBから取ることにする。USB Type-Bは使わず故障したマウスのケーブルを流用する。テスターで調べたら、USB Type-Aの両端が+5VとGNDになっているので、2本の線のみ使用する。(メモの基板というのは、マウスの基板のこと)
②電源スイッチは別途用意する。
③外部アンテナ端子を作るために、昔のVHF/UHFの分波器を流用する。UHF側のケーブルは撤去する。必要なのはFコネ(メス側)だけなので直結にしてもいいのだが、VHF側の回路はそのまま流用した。
④当初、ケースにでも入れようかなと思ったのだが(思っただけ)、表示部の加工が面倒くさいと思いバラックで組み立てることにした。かまぼこ板2枚を接着した。
⑤基板を浮かすスペーサーは、ジャンク箱のものを流用。
⑥かまぼこ板へは、ホットボンドで接着する。(簡単加工)
まず電源を接続し、モジュールが動作することを確認(うまく動作した)
外部アンテナ端子を増設
電源スイッチを取り付けて、FM放送波を受信できることを確認。出力はアンプ付きスピーカーに接続した。それなりに聞こえている。
⑦アンテナマークがあるので、信号強度が分かるのかとと思ったら、単なる飾りだった。(ずっとアンテナマークはMAXで立っている)
⑧周波数の表示部分は、周波数を変えたり音量を変える操作をした時のみ数秒青く光る。
【評価】
①普通に受信できる。
②スキャンは周波数が上がっていく方向のみ。放送波がないところでも頻繁に止まる。感度が高すぎて、混変調であちこちで放送波みたいなものを拾っている。強電界地域だと、1m程度のビニール線でいいようだ。
③アンプ付きスピーカーでは、そこそこの音質で聞こえるので気を良くして、ステレオアンプに接続してみたところ、混変調ノイズ(みたいなもの)が耳につく。(クリア感に欠ける)
③周波数選択用のエンコーダーは100KHzステップなので、大きく周波数を変える時は不便。
④2千円以下なので、遊ぶにはいいだろう。
⑤ステレオに接続するチューナーとしてではなく、あくまでFMラジオというジャンルで楽しむモジュールです。
【その他】
①パイロットランプがないので、LEDを付けてみました。
②内蔵アンプの仕様は2W+2Wとなっているが、口コミをみてみると音が小さく音量MAXで使っているというのもあった。(ほんとに2Wあるのかいな?)