今日は6月30日、夏越の大祓(なごしのおおはらえ)の日です。この日、各神社に茅の輪(ちのわ)が据えられ、それをくぐって正月から今日まての半年間の穢れを祓います。
厚木市内の神社は無住のところばかりなので、どこに行っても茅の輪がありません。なので、高座郡寒川町に坐す相模國一之宮・寒川神社に詣でることにしました。
今日も寝坊してしまって、予定より大幅に遅れて到着しました。神事には確実に間に合わない時間だったので、とにかく茅の輪だけでもくぐろうと思ったのですが、三ノ鳥居をくぐった先にあったのは
とんでもない大行列でした!
まぁ、仕方ない…と意を決して並ぼう…としたら、近くにいた神職が
「最後尾はあちらで〜す。」
と、あらぬ方向を指し示していました。とりあえず言われた通りに並びに行ったのですが、その先にあったのは…
なんと末社宮山神社沿いにある裏参道まで続く長蛇の列でしたΣ(゚Д゚ノ)ノ
見ただけでゲンナリしましたが、ここまで来たからには茅の輪をくぐるまいでか!ということで、諦めて最後尾に並びました。そして、そこから1時間40分ほどで
ようやく神門までたどり着くことができました。
そこから更に20分ほど牛歩で進んで神門をくぐると
ようやくお目当ての茅の輪が見えてきました。ここまで約2時間…長かったです。
それまで雨がパラついていたのですが、私が神門をくぐったあたりからピタリと雨が止みました。そして、
爽やかな白地の狩衣を纏った神職に先導されて進むと
待ちに待った茅の輪が近づいてきて、
参拝者たちが粛々と茅の輪をくぐって行きます。
左・右・左と3回茅の輪をくぐってから拝殿に向かい、参拝します。中からは神事の御神楽が聞こえてきて、より一層厳かな雰囲気に包まれていました。
無事に参詣を終えてから、
我が家の神棚にお祀りする『大祓守(おおはらえまもり)』も頂いてきました。想像以上に時間がかかりましたが、なんとか夏越の大祓に参加することができたのでした。
明日から7月、2024年も後半戦がスタートします。