立春を過ぎたというのに、今日も寒い一日となりました。実は関東地方は2月が一番寒く雪も降りやすいので、それを思えば無理もないのかも知れません。
ところで、年が明けてから様々なものの値上げがニュースになっています。その中には
やおきんの『うまい棒』もあります。
うまい棒は1978年の発売以来、消費税がスタートしようが税率が上がろうが一本10円で販売し続けられ、子どもの強い味方であり続けてきました。しかし、原材料のトウモロコシの価格高騰や流通コストの上昇をカバーしきれなくなってしまったとのことで、一本12円に値上がりすることが決まってしまったのです。
うまい棒が10円で買えなくなるというのは、子どもたちのお小遣い事情にとって大きな痛手になるのではないかと思います。また我々大人にしても、長年親しみ続けてきた10円という駄菓子の価格が遂に変わってしまうということに、言い知れぬ寂しさを感じずにはいられません。
それにしても、いつもいつも聞かされるトウモロコシや小麦や大豆等の価格高騰ですが、いつまで輸入に頼らなければいけないのでしょうか。今は人口減少も影響していることもあってそこいら中に休耕田があるのですから、国が主導して国産のトウモロコシや小麦の育成にでも取り組んだらいいのでは…と思ってしまうのですが、ことはそう簡単なことではないのでしょうか。