今日は二十四節気の一つ『立冬』です。多少暖かい気もしますが、何と言おうと暦の上では今日から冬です(笑)。
立冬を迎えると、否が応でも年の瀬感を感じます。すっかり失念していましたが、先週金曜日には酉の市もたったことてすから、そう感じるのも無理もないのかも知れません。
今年は三の酉まであるようなので、いずれ厚木の大鷲神社にも参拝してみようと思います。忘れないようにしないと…。
さて個人的意見ですが、冬と聞いて思い浮かぶのは、何を置いても
ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集《和声と創意の試み》作品8に集録されている《四季》の『冬』です。特に第2楽章の温かな美しさは比類なき存在で、今までに何回も生徒たちに発表会で演奏させてきました。
本格的な冬を感じるにはちょっと早い気がしないでもありませんが、折角の立冬ですから『冬』を感じてみようと思うので、今日はヴィヴァルディの『冬』をお聴きいただきたいと思います。バロックヴァイオリニストの佐藤俊介氏による、ちょっと自由度の高いソロ(笑)をお楽しみください。