共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

甘く香る蝋梅生け花

2023年01月27日 18時58分48秒 | 
今日も今日とて寒い一日となりました。昨日は日差しがあった分まだよかったのですが、今日は朝からあまり日が差さなかった上に午後には雨まで降り始めましたから、学校では大人も子どもたちも震えあがっていました。

久しぶりに天気が悪くなったからか、支援級の子どもたちはかなり情緒不安定になっていました。いつもなら問題なくこなせるような学習もなんだかんだと難癖をつけて手をつけようとせず、大人たちは大なり小なりやきもきさせられていたようです。

私はその辺は割り切ったもので

「別にわがままで勉強しないのはあなたの勝手だけど、後で困って先生たちにすり寄ってきても知りませんからね。」

と終始突き放していたら、ぶつくさ言いながら鉛筆を手にしてノートを書き始めました。いくら支援級の子どもたちだとはいえども、『理解が覚束ない』のと『わがままで勉強しない』のとは意味が違うことはきちんと教えなければなりません。

あれこれといろいろなことがありましたが、それでも何とか子どもたちを下校させて後片付けを済ませてから、担任の先生に一日の報告と挨拶をして小田原駅に向かいました。小田急線のコンコースに入ると、



先週からホームに降りる階段のところに蝋梅の生け花が飾られています。これは



小田原の隣の松田町寄(やどりぎ)地区で開催されている《寄ロウバイまつり》を宣伝するために毎年登場するもので、昨年は直前になって中止となってしまいましたが、今年は無事に開催されるようです。

近づいてみると



独特の透き通った黄色い花があちこちに咲いていました。辺りには蝋梅特有の甘い香りが漂い、私の他にも何人かが足を止めて眺めていました。

年が明けてから、なんだか一週間があっという間に過ぎ去っていくような気がします。それは年度末が近づいているからなのか、それとも個人的な寄る年波によるものなのかは不明です…。


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