
今日は久しぶりに、文句なしの快晴の空が広がりました。なので、ちょっと遠出して皇居まで出かけることにしました。
昨年秋にも来ましたが、この春にも皇居乾通りの一般公開が実施されることとなりました。桜の季節は令和になってから初ということで、昨年の紅葉に続いて来てみました。
皇居前広場で検温や荷物検査、金属探知機検査を受けてから

坂下門をくぐります。その先の左手に

皇居宮殿車寄せを、右手に

富士見櫓を見ながら進むと、

咲き誇る様々な桜の花が現れます。
通りの両脇にはソメイヨシノだけではなく

黄緑色に咲く右近桜(うこんざくら)や

大島桜と交配した山桜の花が、今を盛りと咲いていました。角度によっては


こんな感じの趣ある風景が見られて、道行く人々が足を止めて写真撮影していました。
さすがに満開からしばらく経っていましたが、


春風に吹かれて様々な桜の木々から花弁が舞い散り、桜吹雪があちこちで見られました。そんな桜吹雪を浴びながら歩いていると、

出口である乾門が見えてきました。

乾門を出てから時計を見たらまだ昼前だったので、そこから北の丸公園に入ってみることにしました。公園に入ると


あちこちにソメイヨシノが咲いていて、こちらでも桜吹雪が舞っていました。それを眺めながら

田安門をくぐって

桜越しに武道館の擬宝珠を見上げながら千鳥ヶ淵方面へと向かってみました。
お世辞にも広くはない歩道を歩いていくと

沢山のボートが浮かぶ千鳥ヶ淵が一望できるところに出ます。本当は千鳥ヶ淵沿いをそぞろ歩いて行きたかったのですが、あまりにも人が多過ぎて大変そうだったので、そのまま引き返して靖国神社に参詣するコースに変更しました。

武道館と桜を眺めながら歩道橋を渡って

一ノ鳥居をくぐると、その先に人だかりができていました。何だろうと思っていたら


先程皇居乾通りにも咲いていた右近桜が満開になっていました。
そこから更に進んで

二ノ鳥居をくぐると、その先の神門にさしかかると

参道の両脇に桜が咲き誇る拝殿が見えてきます。三ノ鳥居をくぐって拝殿に詣でている最中にも、桜吹雪があちこちから舞い飛んできていました。
参詣を済ませて境内を巡ると、


あちこちの木々から桜吹雪が舞い散ってきて、人々が歓声をあげながら写真撮影をしたり、子どもたちが花弁を追いかけたりしていました。境内にある東京の桜開花宣言の標準木は

今年は例年よりも早く開花したこともあってか、だいぶ花を散らしていました。

今日は皇居から北の丸公園を経由して靖国神社まで、かなり沢山歩きました。そして、久しぶりに東京の桜を満喫することができました。
皇居乾通りの一般公開は、明日まで開催されています。