今日は久しぶりに晴れ間が覗きました。今まであまりにも曇りや雨が多かったこともあって、こうして陽光を感じるとやはり有り難いものだなと実感させられます。
さて、今日は二十四節気のひとつ『白露』です。夏の暑さが収まって草木に朝露がつく頃ということですが、夏日になっても過ごしやすいと感じるようになってきたような気がしています。
そんな中、ご近所の玄関先のプランターには
黄色い彼岸花が咲いていました。赤く咲く彼岸花の仲間ですが、黄花彼岸花ともリコリスとも鍾馗水仙(しょうきずいせん)とも呼ばれる花です。
元々は沖縄から九州、四国近辺で咲いていた花ですが、昨今は関東地方でもチラホラと見受けられるようになりました。一度植えたら植えっぱなしにしておいてよく、水やりも降雨に任せておけばよいといった環境耐性の高さから園芸品種として人気があるようですが、そんな暖かな地方の花がこちらで一般化しているということは、やはり温暖化が一因なのでしょうか。
因みに
毎年楽しみにしていた埼玉県日高市の巾着田にある彼岸花群生地ですが、新型コロナウィルス感染予防の観点から昨年に引き続き今年も開花前に全て刈り取られてしまったとのことです。非常に残念なことですが、またの機会を楽しみにしようと思います。