今日も小田原の小学校では、いよいよ今週末に迫った運動会の練習でもちきりでした。特に先生方が不安があるのかダンスに結構な時間を割いて練習に充てていたのですが、何度も踊らされる子どもたちは一様にヘロヘロになっていました。
とは言え、他の授業もあるため、そちらの学習支援にも入っていました。そんななで中学年の音楽の時間があったのですが、そこで
ソプラノリコーダーの高音域の奏法の学習がありました。
日本人なら必ず通る道ですが、リコーダーの高いミから上の音域を演奏するために『サミング』という技が必要となります。これはリコーダーの裏面にある
サムホールという左手親指で押さえる穴を、ほんの少し開けるというものです。
ただ、ここで私は又してもジェネレーションギャップを感じることとなりました。というのも、私が小学生だったン十年前のサミングは
サムホールに親指の爪を立てるように教わったのですが、現在では
わずかに親指をズラして隙間を空けるように教えているのです。
時代が変われば奏法も変わるのでしょうが、どうも私は腑に落ちません。それでも、今の子どもたちに昭和式を教えるわけにもいきませんから、何とかして後者のサミングを会得する必要に迫られてきました。
先日のローマ字もそうですが、これまで何十年も常識として使っていたことを、いろいろと認識を新たにする必要がありそうです。とりあえず、先生出直してきます…。