今日は一日を通して、爽やかな秋らしい空気に包まれました。そんな爽やかな天候の中で、私は明日の放課後子ども教室で子どもたちに重い話をしなければならないことに、鬱々とした気分になっていました。
先週の放課後子ども教室で、深刻な事態が発生しました。一年生の子どもの何人かが若い安全管理員の先生に対して、暴力行為をはたらいたのです。
その安全管理員の先生は年若いこともあって、子どもたちから人気があります。ただ、力加減の分かっていない一部の子たちの当たりがかなり強く、以前から問題視されていたのです。
そして先週、ついにその一部の子が彼の足に蹴りをいれたのです。これはさすがに見過ごすことのできない暴挙だったので、その場でも注意し、帰る前にも全体に注意しました。
ただ、先週はお休みした子も多くいたので、今週改めて子どもたちに暴力沙汰があったことについて伝える必要があると判断しました。そうなると、その注意をするのは学習アドバイザーである私の役目になるのですが、低学年の子たちに向けてどうやって話を切り出すかで頭を悩ませています。
あまり長々と話すと子どもたちが飽きてしまうし、だからといってかい摘み過ぎると子どもたちに真意が伝わらない恐れがあります。正直な話、私以外にも学習アドバイザーはいるのですから他の誰かがやってくれれば一番いいのですが、どうもこういう時になると名乗りを上げてはくれません…。
昔、人様に物事を教える仕事に就くことをお世話になった先輩に伝えた時に
難しいことを易しく
易しいことを重く
重いことを面白く
という三箇条を揚げていただいたことがありました。いつもこの三箇条を胸に仕事をしているのですが、今回はかなり重い話をすることになるのでそれを面白くするわけにもいかず、今から胃が痛いです…。