鍔本研究員「自分の目」を信じ成果 新種哺乳類化石
化石は何とも不思議だ。
過去の生物や痕跡を何万年、何億年も未来に伝えている。
そしてそれが「何」であるか、「何時」でるのか。
検証するためにありとあらゆる科学が用いられる。
化石を知るために現在の生物を究め、その成果が化石に生かされる。
2004年に現在の哺乳類とつながりが深い、新生代の古生物の化石が発見された。
兵庫県三田市で原始的なサイと共に見つかった化石はボトリオドン属のものと推定されたが、既知の化石とはどこか違っていた。見つかった下あごと歯の化石は今まで知られた物ではなかった。鍔本武久研究員は北米の複数の博物館を回り、フランスの博物館から資料を入手して、三年かけて新種と特定する。
写真は兵庫県立人と自然の博物館より拝借
こうして3800万年前の新種化石生物・ポトリオドン・サンダエンシス(三田炭獣)と命名された。カバに近い生物という。系統としてはアントラコテリウム科のボトリオドン属で、カバが枝分かれした系統であると考えられている。イノシシのような草食獣らしい。
いつもその日その日の仕事に追われ、その短いサイクルでしか生きてこなかった自分としては、何年もかけて綿密な調査をするような仕事をしてみたいなぁ。時間をかけて新しい発見をするっていうのは素晴らしいことだ。
バイクやそのエンジンの系統や進化を調べるのは簡単だけどね。
化石は何とも不思議だ。
過去の生物や痕跡を何万年、何億年も未来に伝えている。
そしてそれが「何」であるか、「何時」でるのか。
検証するためにありとあらゆる科学が用いられる。
化石を知るために現在の生物を究め、その成果が化石に生かされる。
2004年に現在の哺乳類とつながりが深い、新生代の古生物の化石が発見された。
兵庫県三田市で原始的なサイと共に見つかった化石はボトリオドン属のものと推定されたが、既知の化石とはどこか違っていた。見つかった下あごと歯の化石は今まで知られた物ではなかった。鍔本武久研究員は北米の複数の博物館を回り、フランスの博物館から資料を入手して、三年かけて新種と特定する。
写真は兵庫県立人と自然の博物館より拝借
こうして3800万年前の新種化石生物・ポトリオドン・サンダエンシス(三田炭獣)と命名された。カバに近い生物という。系統としてはアントラコテリウム科のボトリオドン属で、カバが枝分かれした系統であると考えられている。イノシシのような草食獣らしい。
いつもその日その日の仕事に追われ、その短いサイクルでしか生きてこなかった自分としては、何年もかけて綿密な調査をするような仕事をしてみたいなぁ。時間をかけて新しい発見をするっていうのは素晴らしいことだ。
バイクやそのエンジンの系統や進化を調べるのは簡単だけどね。