毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
女優?
我が娘は、相変わらず忙しいらしい。もうずいぶん顔を見てないし、声さえも聞いていない。ちゃんと生きていることは2週間前に妻が京都に行ったときに確認されている。その時でさえ、忙しいと言ってほとんど一緒にいなかったそうだ。かろうじて妻が帰り際に、娘と木屋町で落ち合って夕食を共にするのがやっとだったらしい。
娘に言わせれば、大学に行く暇もないくらい忙しいらしい。何がそんなに忙しいかといえば、所属している映画サークルが11月祭のイベントとして作品の上映会を催す予定なのだそうだ。何人かが監督となって、それぞれが1本ずつ作品を撮るのだが、娘は何故だか3作品に出演することになって、そのために「殺人的スケジュール」をこなしているらしいのだ。確かに娘は私に似て長身で、170cmくらいはあり、まあまあスラッとしているから映画うつりはいいかもしれないが、肝心のお顔が・・・と親バカの私でさえ思うくらいだから、そんなに引く手あまたな理由が分からない。妻が娘に尋ねたところ、「私だと頼み易いからじゃないの」と答えたそうだが、「おいおい、お前はそんなに簡単で便利な女かよ」と男親としては心配になってしまう。小さい時は、目立つような派手な色の服を着るのを嫌がった娘が何故こんなにも出たがりになってしまったのだろう。私は引っ込み思案なほうだから、どこにでも物怖じせずにガンガン出て行く母親譲りに性格が表に出てきたのかもしれない。
またその時に、「大学はちゃんと行ってよ」と妻が諭したところ、「小さい時から大学の授業なんて出なくてもいいって、お父さんから聞いて育ったから、イマイチ講義に出なくっちゃっていう気が起こってこなくって」と自分の怠慢を私のせいにしたらしい。確かに私は1・2回生の頃はほとんど講義に出なかった。教養部の講義が高校の授業の延長で、全く興味を持てなかったというのは表向きのいいわけで、本音はただただ遊びたかっただけだ。と言っても洒落た遊びをしていたわけではなく、「野草を食べる会」のボックスでひたすら麻雀を打っていただけだ。毎晩徹マンの連続で昼夜逆転の生活をしていたら、講義時間に起きられるはずもなく、というよりも講義というものの存在を全く忘れていた。ただ、語学と体育だけは単位を落とすと後から厄介だぞと先輩から聞かされていたので、それらの授業だけは最低限の時間は出席しておいた。あとは全くと言っていいほど出席しなかった。それでも当時は試験さえ受ければ出席0でも単位を下さるありがたい先生が何人かいらっしゃって、その恩恵に浴したわずかばかりの単位だけが、1・2回生で取ったものだった。ただ、3回生の時に、これではちょっとまずいだろうと一念発起して、1年間毎日大学に通い続けて、不足していた教養の単位全てと、学部で必要な単位のほとんどを取ってしまったから、何とか卒業はできた。(何を血迷ったか大学院入試を受けようと5年間大学には籍を置いていたけれど)
しかし、いくら同じ大学だと言っても、今は独立法人となったし、娘は私と違って理系だ。「ぼやぼやしてたら進級もできなくなるぞ」と私が妻に訴えてみても、「まともに大学に行ってなかった人間にとやかく言われたくないでしょうよ」と娘の味方をする。「それはそうだが・・」と私は黙り込むしかないが、今時こんないい加減な女子大生もあまりいないだろう。親子二代そろって同じ愚を重ねるのも滑稽だが、それも親の因果が子に報いたものと諦めるしかないだろうか。
もうそろそろ上映会だ。妻は娘に、観に行ってもいいかとさかんに許可を求めている。自分が誰であるのか誰にも名乗らずにそっと観て来るだけだからいいでしょう?と言って説得しようとしているが、肝心の女優さんがなかなかOKを出してくれないらしい。主演作品3本は、それぞれの監督さんに頼めばDVD化してもらえるそうだから、それだけはお願いしろよと言ってやるつもりだ。だって、もうこれで主演女優になれるなんてことは永遠にないだろうから。
娘に言わせれば、大学に行く暇もないくらい忙しいらしい。何がそんなに忙しいかといえば、所属している映画サークルが11月祭のイベントとして作品の上映会を催す予定なのだそうだ。何人かが監督となって、それぞれが1本ずつ作品を撮るのだが、娘は何故だか3作品に出演することになって、そのために「殺人的スケジュール」をこなしているらしいのだ。確かに娘は私に似て長身で、170cmくらいはあり、まあまあスラッとしているから映画うつりはいいかもしれないが、肝心のお顔が・・・と親バカの私でさえ思うくらいだから、そんなに引く手あまたな理由が分からない。妻が娘に尋ねたところ、「私だと頼み易いからじゃないの」と答えたそうだが、「おいおい、お前はそんなに簡単で便利な女かよ」と男親としては心配になってしまう。小さい時は、目立つような派手な色の服を着るのを嫌がった娘が何故こんなにも出たがりになってしまったのだろう。私は引っ込み思案なほうだから、どこにでも物怖じせずにガンガン出て行く母親譲りに性格が表に出てきたのかもしれない。
またその時に、「大学はちゃんと行ってよ」と妻が諭したところ、「小さい時から大学の授業なんて出なくてもいいって、お父さんから聞いて育ったから、イマイチ講義に出なくっちゃっていう気が起こってこなくって」と自分の怠慢を私のせいにしたらしい。確かに私は1・2回生の頃はほとんど講義に出なかった。教養部の講義が高校の授業の延長で、全く興味を持てなかったというのは表向きのいいわけで、本音はただただ遊びたかっただけだ。と言っても洒落た遊びをしていたわけではなく、「野草を食べる会」のボックスでひたすら麻雀を打っていただけだ。毎晩徹マンの連続で昼夜逆転の生活をしていたら、講義時間に起きられるはずもなく、というよりも講義というものの存在を全く忘れていた。ただ、語学と体育だけは単位を落とすと後から厄介だぞと先輩から聞かされていたので、それらの授業だけは最低限の時間は出席しておいた。あとは全くと言っていいほど出席しなかった。それでも当時は試験さえ受ければ出席0でも単位を下さるありがたい先生が何人かいらっしゃって、その恩恵に浴したわずかばかりの単位だけが、1・2回生で取ったものだった。ただ、3回生の時に、これではちょっとまずいだろうと一念発起して、1年間毎日大学に通い続けて、不足していた教養の単位全てと、学部で必要な単位のほとんどを取ってしまったから、何とか卒業はできた。(何を血迷ったか大学院入試を受けようと5年間大学には籍を置いていたけれど)
しかし、いくら同じ大学だと言っても、今は独立法人となったし、娘は私と違って理系だ。「ぼやぼやしてたら進級もできなくなるぞ」と私が妻に訴えてみても、「まともに大学に行ってなかった人間にとやかく言われたくないでしょうよ」と娘の味方をする。「それはそうだが・・」と私は黙り込むしかないが、今時こんないい加減な女子大生もあまりいないだろう。親子二代そろって同じ愚を重ねるのも滑稽だが、それも親の因果が子に報いたものと諦めるしかないだろうか。
もうそろそろ上映会だ。妻は娘に、観に行ってもいいかとさかんに許可を求めている。自分が誰であるのか誰にも名乗らずにそっと観て来るだけだからいいでしょう?と言って説得しようとしているが、肝心の女優さんがなかなかOKを出してくれないらしい。主演作品3本は、それぞれの監督さんに頼めばDVD化してもらえるそうだから、それだけはお願いしろよと言ってやるつもりだ。だって、もうこれで主演女優になれるなんてことは永遠にないだろうから。
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