goo

デジカメについての不満

 昨年末に自分へのクリスマスプレゼントとして買った PENTAX のデジカメだが、困ったことが2つある。なんと言っても15000円ほどの安物であるから、少々の難点は仕方ないとは思っているが、それにしても「ちょっと・・」と思うことが2つあるので書き出してみたいと思う。
 まずは、電池について。前のデジカメはバッテリーを充電して使うものだったが、このデジカメは単三電池を2本使用する。買った当初は、ASKUL で注文した電池の買い置きが1ダースほど残っていたのでそれを使っていた。しかし、困ったことに、電池の減りが異常に早いのだ。さほどの枚数を撮っていないはずなのに、電池残量がすぐになくなってしまう。どんどん電池を交換していったら、あっという間にストックが底を尽いてしまった。これではいくらなんでも堪らない、と一計を案じて、仕方なしに充電式の電池を買いに行った。それがこれだ。

 

 電池と充電器を合わせて5000円ほどした・・。新しいデジカメに買い換えた動機が、バッテリーがすぐになくなり、新しいものに買い換えると5000円くらいすると言われたので、それならば新しいものにしようということだったのだが、結局こうやって5000円出費したのだから、あの時おとなしく新しいバッテリーを買っておけばよかったような気もする。だが、古いカメラはかなり疲弊して壊れかけだったから、新しくなっただけ気分がいいと言えなくもない。
 電池2本を約120分で充電できるという。満タンにすれば、ASKUL の乾電池よりかなり多くの枚数の写真が撮れる。これで電池の消費を気にしなくともよくなっただけ気が楽になった。 
 しかし、次に問題なのが、このデジカメの性能である。買いたての頃は画素数が・・などとちょっと自慢に思っていたものだが、使っているうちに思いもかけない難題にぶち当たった。写す対象によって、ポートレート・花・風景・夜景など mode を変えればきれいに撮れるようになっている。これは古いデジカメでも同じだったから、使い方に違和感はない。例えば上の充電器の写真は、ポートレートのモードで至近距離から撮った。ピントもスムーズにあってくれて、きれいに写っている。このように近くを撮影する分には何も問題がないのであるが、10m以上離れたものを写そうとすると、まったくピントが合ってくれないのだ。ちなみに最近撮った写真を載せてみる。

 

 近所の家の庭に植えてある千両の木に毎年今頃になると、ヒヨドリが大群をなしてやってきて、赤い実をいっせいに食べつくす。今年も先週末に50羽近くのヒヨドリが押し寄せてきて、赤い実を残らず食べていった。その時の様子を写真に収めようとしたのだが、何枚撮ってもピントがうまく合わず、ボケボケの写真になってしまって、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまった。けたたましい鳴き声とともに羽をばたつかせる様は、かなりの壮観だっただけにはっきり写すことができなくて残念でたまらない。いったいどうしてなのだろう・・。
 結局は値段と性能は比例するということなのだろうが、それでもやはりもう少しくらいは遠景をはっきり写せるだけのカメラであってほしかった。ずっと説明書を探しているのだが、どこにしまいこんだのか覚えがない。捨てたなどということはないから、きっとどこかにあるのだろうが、説明書を見ればきれいな写し方が載っているかもしれない。もうちょっとしっかり探してみよう。
コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする