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チキンラーメン

 昨年末、セブンイレブンで映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」とタイアップした、昭和を感じさせる商品のことを記事にした。その少し後に、同じセブンイレブンで、日清食品「チキンラーメン復刻版&ひよこちゃんふた付きDONBURIセット」なるものを見つけたので、またブログのネタにしようと思って買った。


 すぐに食べればよかったものを、年末の忙しさにかまけてついつい先送りしている間にいつの間にか忘れてしまった。それが先日妻がどこからか箱を持ち出してきて、いきなり作り始めた。それを見た途端に、ブログネタを一つ損してしまうのを避けたい一心で、携帯を取り出してチキンラーメンを作る様子を写真に撮ろうとした。しかし、私の心中を察した妻が、意地悪くブロックしてしまったため上手く写真が撮れなかった。折角のネタを無駄にしたような気がして面白くないが、それでも何枚か無理やり撮ることができたので、以下に載せてみようと思う。
 妻は箱に書いてあった、「フタ付きチキンラーメン専用どんぶりで、チキンラーメンのおいしい食べ方No.1”生卵のせ”が簡単・きれいに作れます」という作り方の通りに作ったので、以下にそれも併せて載せてみる。

①丼にくぼみを上にして、傾かないように麺を入れる。
②麺のくぼみ”たまごポケット”に生卵”をそっと入れる。
③熱湯を直接卵の白身にかかるようにそっと回し入れ、内側の線まで注ぎふたをする。

 
 
④3分たったら”たまごのせ”完成!!


 これでうまくいったのかどうかよく分からない。と言うのも私は食べていないからだ。ラーメンは大好きであるが、チキンラーメンだけはあまり食べたいと思わない。大学生の頃、下宿で電気ポットに湯を沸かして丼に入れたチキンラーメンに注いで食べた侘しさを思い出すからかもしれない。自炊なんて滅多にしたことがなく外食ばかりだったが、ほんのたまにご飯を炊いて魚フレークの缶詰とチキンラーメンで夕食にしたことがある。おいしいことはおいしかったが、一人で食べるご飯はやっぱりつまらない。友達とバカ話しながら食べることに慣れていた私にはその時の寂しさが、チキンラーメンの中に凝縮されてしまったのかもしれない。そんな事情を知っている妻は、私に「食べる?」とも聞かず、黙々と食べていた。まずくはなかったんだろう・・。
 チキンラーメンの生まれたのは私と同じ昭和33年。TVCMで「誕生50周年!」と大々的に宣伝されているが、その度に「ああ、俺も今年で50か・・」などとカウントダウンが始まったような気がしてくる。年などいくつでももうどうだっていいが、それでもやっぱり50歳っていうのはちょっとイヤだ。せいぜい気持ちだけは若いつもりでいよう!と意気込んではいるが、果たしてどこまでいけるものやら・・。

 なお、チキンラーメンのサイトはこちら。ちょっと面白い。
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