毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
春の一日
日曜日、たまには出かけてみようかと妻と伯母を誘って、三河湾の蒲郡に行った。無駄な道路はいらないからガソリンを25円安くしろ、と毎日叫んでいる私ではあるが、できてしまった道路は有効に利用せねばもったいない。高速道路を乗り継ぎ1時間ほどで着いた。まずは三河湾に浮かぶ竹島にある八百富神社に参拝しようと、海に架かった長さ387メートルの橋を渡って行った。
曇り空で、橋の上は海からの風で肌寒かった。普段から運動不足の私には橋を渡りきるのもなかなか辛かったが、80才を越えた伯母が休むことなく元気に歩いていくものだから、へこたれるわけにはいかない。何とか渡り終えたものの、次には長い階段が待っていた。
「登れる?」と心配する私に、「大丈夫」とニコニコ答えて伯母は黙々と階段を登っていく。大正15年生まれの老婆にはとても見えないほどの健脚だ。驚きながら登っていくうちに、本殿に着いた。この神社は、日本七弁財天のひとつであり、開運・安産・縁結びの神としても知られているのだそうだ。
参拝を済ませ、本殿を過ぎて急な坂を下っていくと島の裏側に出る。ここから三河湾を眺めながら、橋の袂まで細い遊歩道ができている。以前何度か歩いたことがある私は、その道がかなり歩きにくいことを知っていたので、その旨を伯母に伝えると、今度も「大丈夫」と言ってスタスタ歩き始めた。いったいこのパワーはどこから来るのだろう・・。
また橋を渡って車にたどり着いた頃には私の足は重くなっていたが、伯母はけろりとしている。それでもエネルギーの消費は大きかったようで、昼食のために入ったうどん屋では、いつもよりも食が進んでいた。「ああ、おいしかった」という伯母の言葉が号令になって、次には土産を買うために少し離れた海鮮市場へと向かった。
この「味のヤマスイ」は「めひかりの唐揚げ」で有名だ。めひかりという体長10cm弱の小魚を、から揚げするばかりの状態にして売っている。試食用に揚げられたアツアツの唐揚げは本当においしい。「家で揚げるとこうはおいしくないんだよね・・」と妻はこぼしていたが、伯母と二人で何箱か買った。こういう場所での伯母のパワーはさらに加速する。はっと気づいたら、両手にいっぱい包みを抱えていた。まったく恐るべき婆さんだ・・。
さらにこの後、「えびせんべいの一色屋」にも立ち寄った。
店内に所狭しと並んでいるせんべいの数々。いったい何種類あるのだろう。試食もできて、ぱりぱり食べてみたがどれもおいしい。妻と伯母が「うんうん」と頷きながらどんどん手に取っていく。「小腹が空いたときにはちょうどいいから」とか何とか理由をつけて、結局二人とも大きな袋を抱えて店を出た。どうしてこんなにも元気なんだろう、二人とも・・。
帰りの車の中では、「楽しかった」「ちょっとした旅行だったね」と、伯母と妻が話し合っていたから、高速道路の運転に神経を使ってかなり疲れた私ではあるが、それなりに楽しい一日を過ごせたように思えて、満足した。
曇り空で、橋の上は海からの風で肌寒かった。普段から運動不足の私には橋を渡りきるのもなかなか辛かったが、80才を越えた伯母が休むことなく元気に歩いていくものだから、へこたれるわけにはいかない。何とか渡り終えたものの、次には長い階段が待っていた。
「登れる?」と心配する私に、「大丈夫」とニコニコ答えて伯母は黙々と階段を登っていく。大正15年生まれの老婆にはとても見えないほどの健脚だ。驚きながら登っていくうちに、本殿に着いた。この神社は、日本七弁財天のひとつであり、開運・安産・縁結びの神としても知られているのだそうだ。
参拝を済ませ、本殿を過ぎて急な坂を下っていくと島の裏側に出る。ここから三河湾を眺めながら、橋の袂まで細い遊歩道ができている。以前何度か歩いたことがある私は、その道がかなり歩きにくいことを知っていたので、その旨を伯母に伝えると、今度も「大丈夫」と言ってスタスタ歩き始めた。いったいこのパワーはどこから来るのだろう・・。
また橋を渡って車にたどり着いた頃には私の足は重くなっていたが、伯母はけろりとしている。それでもエネルギーの消費は大きかったようで、昼食のために入ったうどん屋では、いつもよりも食が進んでいた。「ああ、おいしかった」という伯母の言葉が号令になって、次には土産を買うために少し離れた海鮮市場へと向かった。
この「味のヤマスイ」は「めひかりの唐揚げ」で有名だ。めひかりという体長10cm弱の小魚を、から揚げするばかりの状態にして売っている。試食用に揚げられたアツアツの唐揚げは本当においしい。「家で揚げるとこうはおいしくないんだよね・・」と妻はこぼしていたが、伯母と二人で何箱か買った。こういう場所での伯母のパワーはさらに加速する。はっと気づいたら、両手にいっぱい包みを抱えていた。まったく恐るべき婆さんだ・・。
さらにこの後、「えびせんべいの一色屋」にも立ち寄った。
店内に所狭しと並んでいるせんべいの数々。いったい何種類あるのだろう。試食もできて、ぱりぱり食べてみたがどれもおいしい。妻と伯母が「うんうん」と頷きながらどんどん手に取っていく。「小腹が空いたときにはちょうどいいから」とか何とか理由をつけて、結局二人とも大きな袋を抱えて店を出た。どうしてこんなにも元気なんだろう、二人とも・・。
帰りの車の中では、「楽しかった」「ちょっとした旅行だったね」と、伯母と妻が話し合っていたから、高速道路の運転に神経を使ってかなり疲れた私ではあるが、それなりに楽しい一日を過ごせたように思えて、満足した。
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