毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
運転免許証
息子が木曜日に帰ってきた。2月に入ってから、ずっとスキーサークルの合宿で長野と群馬を行ったり来たりしていたとかで、真っ黒に日焼けして帰ってきた。スキー場の民宿で手伝いをする代わりに、食事と宿を提供してもらう形で、あれこれ忙しくしていたようだ。小学生と高校生の時にいったことがあるだけで、ほとんど素人と言ってもいいくらいの息子がよくもまあ、そんな長期間スキー三昧の暮らしができたものだと驚いている。きっと今までにない体験をしたことだろう。一週間ほど家にいるようなので、その間に少しずつそんな話が聞けたらいいなと思う。
正月以来初めて帰省したのには大きな目的が一つある。それは運転免許証をとることだ。東京で自動車学校に通って卒業してはいるので、自動車免許試験場に行くだけのことだが、住民票を移してないため愛知県の試験場に行かなくてはならない。自動車学校卒業後、1年以内に免許試験に合格しなければ資格が失効してしまうので、こちらにいる時間が限られている息子には、悠長なことは言ってられない。「帰ってきたらすぐに免許を取りに行ってよ」と妻がきつく言い渡していたので、金曜日に早速出かけることになった。用事があって送っていけない妻に代わって、私が送っていくことになった。
試験場は、我が家から20kmほど離れたところにあるのだが、もう20年近く行ったことがない。20年ほど前にスピード違反で免停になってしまい、講習を受けに通ったのが最後だ。「どうやって行ったっけ・・」1ヶ月ほど前に娘を免許の更新に試験場まで乗せていった妻は、「ナビに従って行けば着くよ。ちょっと面倒くさいけどね」と簡単なことを言うが、私はナビに従って運転していくのが苦手だ。ナビが音声案内をしてくれても、道路標識を見ているうちに違う道に入ってしまい、意図せぬところに行ってしまうことがよくある。確かにナビは優れものだが、自分の感覚のほうが正しいなどという妙な自惚れがあるのかもしれない。しかし、今回ばかりは決まった時間までに着かなくちゃいけないから、しっかりナビの案内に従おうと心に決めて少し早めに家を出た。
久しぶりに息子と二人だけで車に乗った。道中ナビの案内を聞き漏らすまいと、息子に話しかけるのを抑えていたが、そのお陰もあってか、試験場近くまでスムーズに行くことができた。これならもう大丈夫、と少しばかり息子から話が聞けた。サークルのこと、友達のこと、学校のことなどあれこれ話してくれたが、やっぱり今から受ける試験のことが気になっているらしく、「20%くらいしか自信がない・・」と弱気なことばかり言っていた。「あんな試験、誰でも受かるだろう、ただの常識問題だ」と私が言ってやると、「そうかもしれないけど、勉強してないからなあ・・」とまったく自信がなさそうだった。そう言えば、昔から試験の前はいつもこんな感じだったなあ・・。それでも、思ったより早く着くと、勢いよく試験場に向かって行ったから、何とかなるんじゃないか、と思いながら私は帰路に着いた。
2時間半経って電話してみた。
「何?」と息子が怒ったように出た。
「何って結果だよ、結果」
「結果?落ちたよ、当たり前じゃん」
「・・・、情けないなあ。っで、何点?」
「88点」
「なんだ、90点まであと2点か・・。惜しかったなあ」
試験場の筆記試験で落ちたなんて話はあまり聞いたことはないが、落ちたものはどうしようもない。あまりバカにしてもいじけるだけだから、また月曜日に連れて行ってやることにした。まあ、今度はもうちょっとしっかり勉強していって、きっちり合格してもらいたいものだが・・。
でも、こんな試験ぐらい1回で受からないで、大学よく受かったよなぁ・・・。時々不思議に思えて仕方ない。
正月以来初めて帰省したのには大きな目的が一つある。それは運転免許証をとることだ。東京で自動車学校に通って卒業してはいるので、自動車免許試験場に行くだけのことだが、住民票を移してないため愛知県の試験場に行かなくてはならない。自動車学校卒業後、1年以内に免許試験に合格しなければ資格が失効してしまうので、こちらにいる時間が限られている息子には、悠長なことは言ってられない。「帰ってきたらすぐに免許を取りに行ってよ」と妻がきつく言い渡していたので、金曜日に早速出かけることになった。用事があって送っていけない妻に代わって、私が送っていくことになった。
試験場は、我が家から20kmほど離れたところにあるのだが、もう20年近く行ったことがない。20年ほど前にスピード違反で免停になってしまい、講習を受けに通ったのが最後だ。「どうやって行ったっけ・・」1ヶ月ほど前に娘を免許の更新に試験場まで乗せていった妻は、「ナビに従って行けば着くよ。ちょっと面倒くさいけどね」と簡単なことを言うが、私はナビに従って運転していくのが苦手だ。ナビが音声案内をしてくれても、道路標識を見ているうちに違う道に入ってしまい、意図せぬところに行ってしまうことがよくある。確かにナビは優れものだが、自分の感覚のほうが正しいなどという妙な自惚れがあるのかもしれない。しかし、今回ばかりは決まった時間までに着かなくちゃいけないから、しっかりナビの案内に従おうと心に決めて少し早めに家を出た。
久しぶりに息子と二人だけで車に乗った。道中ナビの案内を聞き漏らすまいと、息子に話しかけるのを抑えていたが、そのお陰もあってか、試験場近くまでスムーズに行くことができた。これならもう大丈夫、と少しばかり息子から話が聞けた。サークルのこと、友達のこと、学校のことなどあれこれ話してくれたが、やっぱり今から受ける試験のことが気になっているらしく、「20%くらいしか自信がない・・」と弱気なことばかり言っていた。「あんな試験、誰でも受かるだろう、ただの常識問題だ」と私が言ってやると、「そうかもしれないけど、勉強してないからなあ・・」とまったく自信がなさそうだった。そう言えば、昔から試験の前はいつもこんな感じだったなあ・・。それでも、思ったより早く着くと、勢いよく試験場に向かって行ったから、何とかなるんじゃないか、と思いながら私は帰路に着いた。
2時間半経って電話してみた。
「何?」と息子が怒ったように出た。
「何って結果だよ、結果」
「結果?落ちたよ、当たり前じゃん」
「・・・、情けないなあ。っで、何点?」
「88点」
「なんだ、90点まであと2点か・・。惜しかったなあ」
試験場の筆記試験で落ちたなんて話はあまり聞いたことはないが、落ちたものはどうしようもない。あまりバカにしてもいじけるだけだから、また月曜日に連れて行ってやることにした。まあ、今度はもうちょっとしっかり勉強していって、きっちり合格してもらいたいものだが・・。
でも、こんな試験ぐらい1回で受からないで、大学よく受かったよなぁ・・・。時々不思議に思えて仕方ない。
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