毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
カブトムシを育てよう
父が畑から大量にカブトムシの幼虫を持ち帰ってきた。
なんでも畑の肥えにしようと古畳を並べていたら、そこにカブトムシが卵を産みつけたらしくて、畳を開いてみたらこんなにも大量の幼虫がいたそうだ。しかも皆大きくてちょっとギョッとする・・・。
「塾の生徒で欲しい子はいるかな?」と嬉しそうに私に尋ねるが、最近の子供は虫を育てたことなどあまりないだろうし、虫嫌いの男の子も多いので、
「ちょっと無理かな」と答えると、「なんだ・・」と詰まらなさそうに言った。
せっかく意気込んで持ち帰ったのに、ちょっと可哀想だったかなと思って何人かの小学生にカブトムシの幼虫が欲しいか尋ねてみた。すると、高学年の子は「いらない」とにべもなかったが、低学年の男の子が4人ほど欲しいと言ってくれた。それじゃあ、と父のところへ連れて行くと、満面に笑みをたたえながら、一人一人に丁寧に分けてくれた。満足入った様子だったので私も安心した。
残りの多くは私の妹が知り合いに分けると言って、持って行ったそうだが、まだ数匹の幼虫が残っていた。そのまま捨ててしまうのもちょっと哀れかなと思って、私が育ててみることにした。子供のころに成虫のカブトムシやクワガタは飼ったことが何度もあるが、幼虫から育てたことは一度もない。育て方など皆目分からないが、まあ、適当に世話してやれば成虫になってくれるんじゃないかと、カブトムシの生命力の強さに頼ることにして、一応の形だけは整えてやることにした。
庭の片隅に何年も放置してあった小さな金魚鉢を飼育箱にすることにした。父は、畑から持ち帰った幼虫の育った畳の腐葉土とおがくずを混ぜてやればいいと言うので、それに従ってみた。
私は虫は怖くもないし、気持ち悪いとは思わない。刺したり噛んだりされるのはいやだが、触るくらいは平気だ。鳥と比べれば可愛いものだ。調べたところ、この幼虫は、卵からふ化した後2度脱皮した3齢虫のようだ。もう一度脱皮するとサナギになるようだから、かなりカブトムシに近づいている。しかし、改めて写真にうつった顔を見てみると、カブトムシのもつ威厳のようなものはかけらもない。ただのミニモスラだ・・。
この後の世話は、土が乾燥しないように時々霧吹きなどで湿らせてやるくらいのことだ。妻は、私のような者は最後まで世話をしないから、生き物を飼っちゃいけないとよく言う。しかし、いくらなんでも時々土に湿り気を与えるくらいのことは私にだってできる(はずだ、たぶん・・)。とりあえず、土に水を薄く撒いておいたが、1時間ほどたって水槽を覗いてびっくりした。幼虫がいない!
どうしたんだろう、と思いながら水槽を見つめていたら、通りがかった父が、「土の中にもぐったんだ」と教えてくれた。「なるほど!」と幼虫たちが新居を気に入ってくれたような気がしてほっとした。
はてさて、うまく成虫になってくれるだろうか?これからカブトムシの成長記を折に触れて書こうと思っているが、くれぐれも全滅しないように定期的に世話することだけは忘れないでおこう。
なんでも畑の肥えにしようと古畳を並べていたら、そこにカブトムシが卵を産みつけたらしくて、畳を開いてみたらこんなにも大量の幼虫がいたそうだ。しかも皆大きくてちょっとギョッとする・・・。
「塾の生徒で欲しい子はいるかな?」と嬉しそうに私に尋ねるが、最近の子供は虫を育てたことなどあまりないだろうし、虫嫌いの男の子も多いので、
「ちょっと無理かな」と答えると、「なんだ・・」と詰まらなさそうに言った。
せっかく意気込んで持ち帰ったのに、ちょっと可哀想だったかなと思って何人かの小学生にカブトムシの幼虫が欲しいか尋ねてみた。すると、高学年の子は「いらない」とにべもなかったが、低学年の男の子が4人ほど欲しいと言ってくれた。それじゃあ、と父のところへ連れて行くと、満面に笑みをたたえながら、一人一人に丁寧に分けてくれた。満足入った様子だったので私も安心した。
残りの多くは私の妹が知り合いに分けると言って、持って行ったそうだが、まだ数匹の幼虫が残っていた。そのまま捨ててしまうのもちょっと哀れかなと思って、私が育ててみることにした。子供のころに成虫のカブトムシやクワガタは飼ったことが何度もあるが、幼虫から育てたことは一度もない。育て方など皆目分からないが、まあ、適当に世話してやれば成虫になってくれるんじゃないかと、カブトムシの生命力の強さに頼ることにして、一応の形だけは整えてやることにした。
庭の片隅に何年も放置してあった小さな金魚鉢を飼育箱にすることにした。父は、畑から持ち帰った幼虫の育った畳の腐葉土とおがくずを混ぜてやればいいと言うので、それに従ってみた。
私は虫は怖くもないし、気持ち悪いとは思わない。刺したり噛んだりされるのはいやだが、触るくらいは平気だ。鳥と比べれば可愛いものだ。調べたところ、この幼虫は、卵からふ化した後2度脱皮した3齢虫のようだ。もう一度脱皮するとサナギになるようだから、かなりカブトムシに近づいている。しかし、改めて写真にうつった顔を見てみると、カブトムシのもつ威厳のようなものはかけらもない。ただのミニモスラだ・・。
この後の世話は、土が乾燥しないように時々霧吹きなどで湿らせてやるくらいのことだ。妻は、私のような者は最後まで世話をしないから、生き物を飼っちゃいけないとよく言う。しかし、いくらなんでも時々土に湿り気を与えるくらいのことは私にだってできる(はずだ、たぶん・・)。とりあえず、土に水を薄く撒いておいたが、1時間ほどたって水槽を覗いてびっくりした。幼虫がいない!
どうしたんだろう、と思いながら水槽を見つめていたら、通りがかった父が、「土の中にもぐったんだ」と教えてくれた。「なるほど!」と幼虫たちが新居を気に入ってくれたような気がしてほっとした。
はてさて、うまく成虫になってくれるだろうか?これからカブトムシの成長記を折に触れて書こうと思っているが、くれぐれも全滅しないように定期的に世話することだけは忘れないでおこう。
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