じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「死を招く駄洒落歌の謎」

2018-08-08 22:29:19 | Weblog
☆ 「トリック」(2000年~)を見直している。18年も前の作品なのか。年月を経ても面白い。確か深夜の時間帯だったが、何本も劇場版がつくられるワケだ。

☆ 「トリック」と言えば、仲間由紀恵さんと阿部寛さんのコンビ。この二人が超常現象の謎を解いていく。第1シリーズの仲間さんはウブウブしくてかわいい。阿部さんのおとぼけぶりは一貫している。

☆ 今夜は、第3シリーズから「死を招く駄洒落歌の謎」(2003年)を観た。短歌に託して連続殺人をしていくというもの。随所に横溝正史作品へのオマージュ(?)があって、それを見つけていくのも楽しかった。

☆ シリアスな内容をコミカルに。特にこのエピソードには感動した。
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「エライ僧」と「リッパな僧」

2018-08-08 20:49:01 | Weblog
☆ お盆ということで、お坊さんが読経に来られた。それで、ふと思った。先日読んだ三浦清宏さんの「長男の出家」、一般家庭の長男が住職を師匠とし出家する話。その中で住職が「長男」の進路について、彼の父親に尋ねるシーンがある。

☆ 僧には「エライ僧」と「リッパな僧」がある。「あなたはどちらを選ぶかね」と。

☆ 「エライ僧」とは、位が上がって教団の中で高い地位に就く僧のこと。「リッパな僧」とは、修行を究めて高い境涯に達する僧のこと。父親は後者を選ぶが、そのあとの住職のセリフがグサッとくる。「しかし『リッパな僧』は貧乏だよ」

☆ これは僧だけに限らない。学者でも医者でも、あるいは芸術やスポーツの世界で生きる人でも、道を究める人に当てはまる気がする。
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