じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

スポーツ界のパワハラ(「遺留捜査」)

2018-08-30 22:59:49 | Weblog
☆ 「遺留捜査」(第5シーズン第7話)を観た。上川隆也さん演じる糸村刑事は今回もマイペース全開だ。

☆ 「幻の金メダル」と題する今回、水泳コーチのパワハラが注目だ。

☆ 東京オリンピックを前に最近スポーツ界のパワハラ問題が相次いでいる。レスリング、水球、最近は体操界か。体育会系の暴力、暴言は日常茶飯事で、今まで表面化しなかったものが、一気に噴き出したということか。

☆ 映画「セッション」でも指導教官はパワハラそのものだったが、そこまでしないと「壁が破れない」といったことを描いていた。

☆ ここのところは難しい。受け取る側の気持ち次第ということか。

☆ 少なくとも第3者の目を入れること。

☆ そもそも勝利至上主義ってどうなんだろうか。私は文化会系なので体育会のノリにはどうも馴染めない。


☆ ところで「遺留捜査」、毎回楽しみにしているが、作り手はマンネリとの戦い、壮絶だろうなぁ。
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藤野可織「爪と目」

2018-08-30 18:07:06 | Weblog
☆ 藤野可織さんの「爪と目」(新潮文庫)を読んだ。

☆ まず最初の1文でひっかかる。話者はいったい誰なのだろうか。「あなた」とは、「父」とは。読み進めるうちに話者が3歳の少女であることがわかる。

☆ 「父」は不倫をしていた。「妻(母)」が不審な死で亡くなると、「父」は3歳の娘の世話を兼ねて「あなた(不倫相手)」に同居を求め。彼女はそれに応じた。少女の視点は新たな同居人である「あなた」に注がれるが、知りえないこと、3歳では理解できないことまで記されているから何とも奇妙な雰囲気を感じる。

☆ 「爪と目」にはフェティシュな思いがこもっているのかも知れない。私はそこまでは読み取れなかったが。
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