★ 2020年度から「共通テスト」で採用される英語の外部試験、TOEICが離脱したと話題になっていた。
★ TOEICはそもそも大学入試などを目的としていないから賢明な判断だと思う。
★ ところで今さらながら不思議なのは、なぜ文科省は共通テストに外部試験を採用したいのだろうか。コミュニケーション能力、「使える英語」を見るには「聴く・話す」の力を測定しなければならないということなのだろうが、果たしてミニマム・エッセンシャルとして、英語のコミュニケーション能力が必要だろうか。
★ どうしても計測したいなら、国公立大学の2次試験で採用すれば良いのではないか。外部試験はあくまで一つのツールとして活用すれば良いのではないか。
★ (まさか官僚の天下り先を確保するためなどと言った政治的思惑があるのではないだろうね)
★ 気がかりな点がもう一つ。「聴く・話す」は訓練的要素が大きい。学習者の文化的環境(簡単に言えば親の経済状況)が大きく左右するのではないか。公立と私立の格差も気になる。ネイティブスピーカーと接する機会が多かったり、オーディオ機器が充実した豊かな私立高校が有利ではないか。
★ 学びたい人にその環境を提供するというなら良いのだが、その成果を選別のモノサシに使おうとするから歪んでしまう。日本の外国語教育って何か変な気がする。
★ TOEICはそもそも大学入試などを目的としていないから賢明な判断だと思う。
★ ところで今さらながら不思議なのは、なぜ文科省は共通テストに外部試験を採用したいのだろうか。コミュニケーション能力、「使える英語」を見るには「聴く・話す」の力を測定しなければならないということなのだろうが、果たしてミニマム・エッセンシャルとして、英語のコミュニケーション能力が必要だろうか。
★ どうしても計測したいなら、国公立大学の2次試験で採用すれば良いのではないか。外部試験はあくまで一つのツールとして活用すれば良いのではないか。
★ (まさか官僚の天下り先を確保するためなどと言った政治的思惑があるのではないだろうね)
★ 気がかりな点がもう一つ。「聴く・話す」は訓練的要素が大きい。学習者の文化的環境(簡単に言えば親の経済状況)が大きく左右するのではないか。公立と私立の格差も気になる。ネイティブスピーカーと接する機会が多かったり、オーディオ機器が充実した豊かな私立高校が有利ではないか。
★ 学びたい人にその環境を提供するというなら良いのだが、その成果を選別のモノサシに使おうとするから歪んでしまう。日本の外国語教育って何か変な気がする。