★ 西加奈子さんの「円卓」(文春文庫)を読んだ。
★ 祖母と両親、三つ子の姉とこっこ(琴子だが「こっこ」と呼ばれる)の大家族が公団で暮らしている。リビングには廃業した中華料理店から譲り受けた回転式の円卓が鎮座し、食事時には大活躍する。
★ 理子、眞子、朋美の三姉妹(三つ子)そして末っ子のこっこが主人公。三つ子は中学生で、こっこは小学3年生。近々、もう一人子どもが生まれるという。
★ こっこが通う学校は国際色豊かだ。在日韓国人、在日ベトナム人。あこがれの香田めぐみさんもいれば、こっこの幼なじみで頼もしい「ぽっさん」もいる。
★ 口の悪い「こっこ」だが、「うるさいぼけ」のキメゼリフは歯切れがよい。
★ 西加奈子さん、「あおい」では何かまとまりに欠けたが、10年を経て文章が面白くなった。子どもたちの生き生きとした姿に笑える。
★ 祖母と両親、三つ子の姉とこっこ(琴子だが「こっこ」と呼ばれる)の大家族が公団で暮らしている。リビングには廃業した中華料理店から譲り受けた回転式の円卓が鎮座し、食事時には大活躍する。
★ 理子、眞子、朋美の三姉妹(三つ子)そして末っ子のこっこが主人公。三つ子は中学生で、こっこは小学3年生。近々、もう一人子どもが生まれるという。
★ こっこが通う学校は国際色豊かだ。在日韓国人、在日ベトナム人。あこがれの香田めぐみさんもいれば、こっこの幼なじみで頼もしい「ぽっさん」もいる。
★ 口の悪い「こっこ」だが、「うるさいぼけ」のキメゼリフは歯切れがよい。
★ 西加奈子さん、「あおい」では何かまとまりに欠けたが、10年を経て文章が面白くなった。子どもたちの生き生きとした姿に笑える。