じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

西加奈子「円卓」

2019-07-10 19:33:02 | Weblog
★ 西加奈子さんの「円卓」(文春文庫)を読んだ。

★ 祖母と両親、三つ子の姉とこっこ(琴子だが「こっこ」と呼ばれる)の大家族が公団で暮らしている。リビングには廃業した中華料理店から譲り受けた回転式の円卓が鎮座し、食事時には大活躍する。

★ 理子、眞子、朋美の三姉妹(三つ子)そして末っ子のこっこが主人公。三つ子は中学生で、こっこは小学3年生。近々、もう一人子どもが生まれるという。

★ こっこが通う学校は国際色豊かだ。在日韓国人、在日ベトナム人。あこがれの香田めぐみさんもいれば、こっこの幼なじみで頼もしい「ぽっさん」もいる。

★ 口の悪い「こっこ」だが、「うるさいぼけ」のキメゼリフは歯切れがよい。

★ 西加奈子さん、「あおい」では何かまとまりに欠けたが、10年を経て文章が面白くなった。子どもたちの生き生きとした姿に笑える。
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山口洋子「演歌の虫」

2019-07-10 18:26:45 | Weblog
★ 山口洋子さんの「演歌の虫」(文藝春秋)から表題作を読んだ。

★ 業界モノのモデル小説。音楽ディレクターや音楽業界の日常を作詞家の視点から描いていた。

★ 文学的な表現は乏しいが、モデル小説だけあって「誰のことかな」と考えながら読むのが楽しかった。

★ それぞれの業界で命を懸けて、プライドをかけて戦っている人がいるんだね。

★ もはや、レコード、カセットといったものが懐かしい時代になったなぁ。
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281円

2019-07-10 10:23:52 | Weblog
★ 先日ブックオフに送ったコミック類(およそ800冊)の価格がついた。なんと281円。びっくりするほどの低価格だった。

★ 店頭に持ち込めば1冊5円にはなるのだが、今回査定のほとんどは1円だった。値段がつかなかったのも500冊以上あった。

★ やはり面倒でも店頭買い取りの方が良さそうだ。

★ 箱代2000円で買ったので、1719円の赤字。

★ 1500円ぐらいにはなるかと思ったのに、ちょっと残念な結果だった。
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