マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

ちょいマジ

2006年06月10日 | Weblog
なにしろ、私の一番新しいマイブームはぬか漬けなのだ。
一番に目に飛び込んでくるのはぬか漬け情報。
と言うわけで、我が家の冷蔵庫はぬか漬けだらけ。

自分で漬け始めたのだが、
先週の生協でキュウリとなすびのぬか漬けを注文していたのを
すっかり忘れていた。
それで食卓に私のぬか漬けと生協のぬか漬けの二種が並ぶ。

二つ並べて、聞いてみた。
「どっちがおいしい」
夫と娘が神妙な顔をして、ぽりぽり食べる。
そして、同時に
「こっちがおいしい」と言う。

どっち?って
もちろん、私が作ったぬか漬けですってば。

しかし、その瞬間の前は
三人ともちょいマジだった。
「これ、ママが作ったほう」
そう言った瞬間に、安堵のため息がもれたような、もれなかったような…。

今はぬか漬けですが、ロングランマイブームもあります。
それはマンゴー。かなり長いなぁ~。

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クラクラ日記

2006年06月10日 | TRCブックポータル & honto
先週の日曜日、古本まつりに出かけて買って帰ったのは
たった一冊。
一冊1000円。
その時はこの一冊でよし、と思ったが
実はもう一冊気になる本があった。

これもかなり古そうな本だった。
「クラクラ日記」
タイトルに惹かれて、その一冊を抜き取った。
詩人坂口安吾さんの奥さんの回想録だった。
坂口安吾さんが亡くなって10年くらい経ってから出版されたと言う。
古本まつりで見た値段はたしか800円だった。
パラパラと見て、棚にしまい。
また気になってその場所へ行き、棚から抜いてパラパラ見て、また棚に戻した。

その時は「紙つぶて」の方に心が傾いていたから
それほどではなかったのだけれど、
「紙つぶて」が自分のものとなった今、
「クラクラ日記」がどうしても気になる。

またどこかで会えるかな~。
古本の一期一会の意味が、すこしだけ分りました。

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見えぬけれどもあるんだよ

2006年06月10日 | Weblog
昨日はなぜだか早く目が覚めて、午前四時前から起きていた。
そしてリビングへ行くなり、パソコンの画面をパチンと立ち上げ
あれこれブログを見ていた。
辛酸なめ子さんの「女一人マンション」、たまに見るけどおもしろい。
まとめて見ていると、女一人浄霊というタイトルがあって、
読んでいるとなんだか怖くなってきた。
そうすると、今までちっとも怖くなかったのに、急にリビングで一人でいることが
怖くなってきた。
耳を澄ますと、バタバタと何か音がする。
なんだ~あの音は??
もしかして、娘かな?
目が覚めて、リビングへ来ようとしているのかな?

つい先日も寝る前に
「明日は四時に起こしてね」と夫に言っていた。
どうして四時?と思ったら、真面目な顔して
「四時に起きて小説を書く」と言うのだ。
ここで親として笑ってはいけない。
なにしろ娘の夢は小説家なのだ。
昨日も夕方に「ママ~100円ショップ(ここがわが家らしい)で原稿用紙買ってねぇ」と言われ、
「いいよ、いいよ~、原稿用紙ならいくらだって」と答えたばかりだ。
それで、真っ暗な廊下に向かって(怖くて、電気をつけに行けない)
「じゅんちゃ~ん」と呼んでみる。
し~ん。

あ~、どうしよう。
リビングの扉を背にしてパソコンに向かっていたが、
その体勢が怖いのだ。
後ろが気になる。
真っ暗な廊下が怖い。

それで、思い切ってパソコンをパチンと切って、
ソファに坐り、そして読みかけの本を読み始めた。
ソファだと、背中がしっかりつくので、それだけでも違う。

しかし、あのバタバタ…あの音は
時おり、聞こえる。
なんだ~あの音は??

本を読み始めて、私はすっかり本に入り込んでしまった。
そして、だんだん怖くなくなってきた。
それから、ふとあの音の正体が分ったのだ。

四時過ぎに朝刊が玄関ポストに入ったのだが、
まだ取りに行ってなかった。
その新聞が風にあおられて立てる音だったのだ。
だから時おり、バタバタ。
真相が分って、ほっとした。

風は見えないけれども、確かにある。
ふと金子みすゞさんの
「見えぬけれどもあるんだよ
見えないものでもあるんだよ」というフレーズを思い出し、
なんだか怖がりの私が無性に笑えてきた。
コメント (2)
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胡麻・ごま・ゴマ

2006年06月10日 | Weblog
古希にして、フラメンコの第一線で活躍する長嶺ヤス子さんの
インタビューを見た。
古希と言えば、実家の母と同年代。
比べるのもどうかと思うが、長嶺さんはとても70歳とは思えない。
生放送のインタビューだったのだが、
彼女は何を言い出すかわからないスリルがあり、
司会の二人が冷や汗たらたらなのが、画面を通しても分った。
それにしてもあのエネルギッシュな踊り、
パワーがあふれ出ている。
これからどうされたいですか?との問いに「どこまでも行きます」とキッパリ。
そんな彼女の日常生活がチラリと紹介されて、
健康の秘訣にと、おいしく炊き上げた黒米にちりめんじゃこ、しゃけ、そして黒胡麻をかけて
食べるシーンを見た。
いかにも健康に良さそうだ。
そんなにかけるの??というくらい黒胡麻をかける長嶺さん。
「これを食べて、私はここ10年間健康です」と言い切る。

そう言えば、図書館で借りた平松洋子さんの
「わが家ごはん 簡単でおいしいから今日もまた。」(別冊家庭画報)で、
黒胡麻たっぷりのレシピがあったはず。
それで、早速作ってみたのが
「れんこんの黒ごま炒め」。
れんこんをころころの四角に切ってごま油で炒めるだけ。
味付けはしょうゆ、みりん、さけ、そして黒すりごま。
これが本当に作り方が簡単で
おいしかった。
長嶺効果(!!)か、すこし黒ごまをふりかけすぎて
見た目はちょっとビックリするかもしれないけど(最初だけ、すぐ慣れます)、
これはオススメです。
すぐさまわが家の常備菜に昇格です。


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