坂本龍一「闘いのラブソング~ヨーロッパ・1990~」
実はこの動画のテレビ番組、当時VHSで録画していたものが途中でテープ残量がなくなり、最後まで観れなかったものだった。
それをたまたまYouTubeで発見し、25年以上ぶり観た。
番組の作り方はさておき、
この頃の教授がいちばん良いね。
最後の方でインタビューに答えている中に、
「日本なんかね、純粋に単一民族とかいう幻想があるけれども、冗談じゃない!と。たくさんいろんなものが混じってるはずじゃないか。」
主張している。
ちょうど昨今、社会で問題視されていることにも通ずる主張。古びていない。
今こそ、教授はこの頃のようにその音楽作品を通じて主張するべきなのではないか?と思う。
(コーヒーのCMに出て、「好き」とか言っている場合ではないように思う。そんな教授は「嫌い」である。)
ましてや、病の淵から生還してきた貫禄がない。
それにしても、ユッスー・ンドゥールの声量はすごいねぇ。