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東京都知事選挙も、問われているのは有権者のほうかもしれません。

2024年06月22日 23時03分39秒 | 政治
東京も大阪も昨日やっと梅雨入りしました。
そして一昨日、東京都知事選挙が告示されました。
前日までの報道でも言われていたように過去最多の56人の立候補者、それと掲示板のポスターの件で選挙戦初日から大きな話題・騒ぎになっています。

ネット上のニュース記事もその話題ばかりで上のニュース記事を探し出すのに非常に時間がかかりました。
gooニュースで候補者それぞれを取材し公約・政策などを聞きに回っている記事をアップしているのは僕が見た限りですが毎日新聞さんだけで、ほかのメディアはこの選挙戦をおもしろおかしく取り上げたいだけなのか?というツッコミを入れたくなる様相でした。
そもそも今回の選挙のようなモラル崩壊な状況に作り上げたのはメディアのほうではないのか?とも思います。

ポスターに関して、このようなことができてしまう背景には、まず今の日本社会のいろいろなモラルが崩壊している中で選挙というものも例外ではなく、もともとモラルによって守られていたルールが崩壊によってなくなり、法律の穴をすり抜けてできてしまうということでしょう。
モラルが崩壊している今、そのモラルによって守られていたルールはわざわざ法律によって規定されなければならない状況に追い込まれているということでしょう。おそらくこの選挙が終われば、法律が変えるための動きに入るでしょう。

それと、この件に関して都の選管には選挙2日目の21日の段階で、すでに1000件以上の苦情が入っているとのこと。
この動き自体は当然ですね。
この動きは選挙が終わる7月7日まで、どんどんやれば良いと思います。選管の皆様には大変ですが…。
モラル崩壊なことをやる人間はまだ一部であることを強調し崩壊したモラルを取り戻す動きでもあると思います。
まだまだ東京はそういう意味でも希望があります。

また候補者乱立に関しては、4月の東京15区での補欠選挙の時の記事にも似たことを書きましたが、いったい都知事を選ぶ選挙なのか?つまらない意地の張り合いなのか?単なる見せ物なのか?とまた思ってしまします。

とかく東京での注目を集める選挙では毎回このように「選挙」というものの本質から外れるような、売名行為や人気取り合戦のようなことになることがあります。
各候補者が掲げる公約・政策などがどのようなものなのか?選挙期間中に有権者に知ってもらうのが本来の選挙期間中の選挙活動のはずです。
その本質をどれだけの有権者が認識し冷静な選択を行うのかどうか?

具体的に名前は出しませんが、多数を占めているとんでもない候補者が当選するようなことがあれば、都知事を選ぶ選挙でありながら、本質的にそれが行われず単なる人気投票になってしまったことになります。
それが民主主義である日本で最低限避けなければならない事態です。
すなわちこの場合問われるのは有権者の政治や選挙に対する認識です。

どうか、東京都の有権者の皆様にはくれぐれも賢明で冷静なご選択をしていただきたいと思います。


今回の都知事選には56人の立候補者がいますが、事実上、現職の小池百合子氏と前参議院議員の蓮舫氏の一騎打ちの情勢です。冒頭のニュース記事のタイトルにもありますように、小池都政の継続か転換か?が主題でしょう。
パッと見、小池都政の継続でも良いような印象を受けます。しかし、それはこの8年間の小池都政の中で行われてきた「印象操作」の賜物だという風に思います。
維新が跋扈する大阪でも在阪のメディアは常に維新のことは悪く伝えません。東京でも在京メディアは都民ファーストや小池氏のことをこれまで悪く伝えてこなかったのかもしれません。しかしネット上を検索すれば多くの問題が出てきます。
また昨年から問題となっている神宮外苑の再開発の問題やそれを19日に行われた共同記者会見の場で「立ち止まる」と争点に挙げた蓮舫氏に対して、強引にすでに立ち止まっているとして「争点になりません」と強弁・言い切ろうとする小池氏の残念な人間性。
この問題は昨年からあらゆる角度で大きく取り上げられ、今回の選挙でも争点になることは自明であり、それを争点から「排除」するのはいかにも小池氏らしく、彼女がこれまでも、そしてこれからも自分に都合の悪い争点、質問、意見、ルール、人物などを「排除」していくという残念な人間性は変わらないことを露呈しています。
また同じ共同記者会見では行革で生まれた予算が本当に行革によって生まれた予算なのか?根拠がブラックボックスになっており明らかでないという蓮舫氏の指摘に対して、小池氏は会見の最後になって、データはすべて公開されておりオープン、共産党もそれを使って分析している旨の発言を記者陣に聞こえるように言い放ち、いかにも間違ったことはしていない「印象操作」を最後に記憶として人々に残そうとする浅ましさ。

つまり彼女自身がモラルが崩壊している政治家であり、ポピュリストであり、かつては都議会の自民党の長老を伏魔殿と批判した彼女が今の伏魔殿であり、さすがに自民党の推薦は断ったらしいですが、支援は受けるのでしょう。
これまでの公約の達成度については実はごまかしが入っていることや今回の公約発表をオンラインで行い、先ほども書きましたように自分に都合の悪い記者や質問を根こそぎ「排除」しようとする姿勢や選挙なのに「AIゆりこ」というAIにしゃべらせ、自分の口でモノを言わない姿勢は人間として如何かと言わざるを得ません。有権者も良い気はしないはずです。
そのような小池氏にこのまま都知事をやらせることは、あらゆる都民の生活を脅かす可能性が高く、彼女のごまかしがいつまでも通用するとは思えないのです。

個人的には、蓮舫氏が掲げる公約・政策に大きな希望を感じます。
徹底した現役世代への支援。これで高齢者も子供も安心できる生活になることは非常に筋道が通っています。さすが蓮舫氏です。都民、国民の生活の現状をわかっていらっしゃる。これがまさしくまっとうな政治家の言うことです。まっとうな彼女が当選すればまっとうな有権者のまっとうに冷静な選択が行われたと言え、まっとうなモラルが取り戻されることとなり、そこからまっとうな東京都、まっとうな日本に変わっていくことになるのでしょう。

大阪府民からも、もう一度お願いします。
どうか、東京都の有権者の皆様には必ず投票をしていただき、くれぐれも賢明で冷静なご選択をしていただけますよう心からお願い申し上げます。
そのご選択がやがて日本全体に波及していくことになるでしょう。

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立憲民主党 泉健太代表 来阪。

2024年06月15日 23時59分50秒 | 政治

以前から過去記事にも書いていますが、現在、僕は立憲民主党の支持者ではありませんので、それほど必要性を感じていなかったのですが、一応撮影に行ってきました。

今回、大阪で演説をする理由があまりハッキリわからなかったのですが、演説を聞いているうちに何となくですがわかったような気がしました。

維新が跋扈するこの大阪で今まっとうな内容の演説をすることの意味。
つまり維新は政治資金規正法改正案でグダグダな自民党に助け船を出してしまった結果となり、自民党の泥船に乗ってしまったような状態で参議院では衆議院とは違った対応をちらつかせなければならない局面に晒され、また馬場代表自身がまだ維新には政権担当能力がないと自ら発言し、大阪の有権者には嘘をつくようなことは平気でするのに、自民党には嘘をつかれたと被害者ヅラで平気で言えるような、自分たちの馬鹿さ加減と政治の能力の低さを余すことなく自ら露呈しているわけです。
このタイミングで大阪で直接「我々はまっとうな(まともな)政党」であることをアピールしておくことは重要だと思います。

もちろん、確かに集まった人の多さはそれほどではなかったものの、コアな支持者がいたためか良い反応はあったようです。大阪人の反応の良さもあったとは思います。
けれども、一応曲がりなりにも(失礼)野党第一党の代表ですから、それなりの警備体制になるのは仕方なく、また演説場所の警備の都合上、立ち止まることがあまり許されず聴衆が増えにくかったのも事実としてあり、今後それをどのように安全に盛り上げていくのか?単純に聴衆を増やすことについては政治家や当事者、党関係者がいろいろ考えたり努力すれば良いのですが、安倍氏の事件以降、二度とあのようなことが起きてはいけない強い前提がある中で、事件の時にも言われていた政党による警備対応の違いなどはあってはいけませんが、警護される人の重要性やその時点での様々な情勢、演説する場所などに対する微妙な配慮も必要となるわけで、安全と一言で言ってもそれを達成するにはなかなか一筋縄ではいかない問題ではあります。
ただ、今日の警備はかなり物々しくガッツリやっている感じはしました。

(注:警備の部分について大幅に加筆修正いたしました。24.06.16.)

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値上げ再び。物価高と減税。そして裏金問題。もう国民・有権者は黙っている場合ではない。

2024年06月02日 23時00分00秒 | 政治
京都精華大学の白井聡先生が「猛烈に反省してください」と昨年豊中市で開かれた某講演会で指摘されていた、安倍総理から岸田総理に代わって「少しはマシになるだろう」と思っていた部類の人間だった僕ですが、本当に多いに反省ですし、今なお反省しなければならないと思っています。

マシになるどころか、安倍政権時の余波もあってか、生活は酷くなる一方。
ウクライナ侵攻などの影響を考えても、何ともならんのか?と思うのは一般庶民の心情でしょう。

昨年定額減税を明らかにしたものの、その時のブログ記事にも書きましたが、その年の年末調整で減税されるのではなく今年に減税されるということでガックリ。年末年始に裏金問題が発覚し国民の反感を買い、で、やっとその時になってみたら、政府が実施していた電気・都市ガス料金への補助金制度「電気・ガス価格激変緩和対策事業」を終了させ、値上げ。
さらに、冒頭に上げた記事にもありますように飲食料品の値上げが614品目にも上るという状態。

 賃上げも中小零細企業にどれだけ行き渡っているのか不透明で、結局賃上げがなかったとの声が僕の周りでも聞こえてくるぐらいですから、あまり行き渡っていないのでしょう。
最終的に日本のお金の循環は良くならない=景気は良くならない見込み・可能性のほうが高い、というのが僕の肌実感です。

もちろん、政府は何もしていない、とは言いません。
現にこのブログでも過去にこちらの記事で紹介しています。しかし、その気になれば政府の方針から逃げようと思ったら何とか逃げれるのです。だから労務費の上乗せを拒否する顧客(大企業?)があり、それによって賃金が上げれない会社が存在します。(本当は罰せられるはずですが、これも中小零細企業の現場で行われているものに監督官庁による取り締まりが行われているのか、わかりません。どちらにしても精力的に行われているようには思えないのです)
この実態を政府がどう認識し考えているのか?不信感しかないでしょう。

ということで、今回の賃上げと4万円ぽっきりの減税では、冒頭の記事の写真にある「経済再生 実感をあなたに。」なんて、サッパリなくて嘘としか思えません。

そんな中で裏金問題はまだくすぶっており、政治資金規正法の改正も自民公明維新が合意した中身スカスカ改正案が成立する見込みになってきました。
先ほどの賃上げの話と同じで、改正後の法律から逃れようと思ったら逃れられてしまう改正案です。要するに抜け穴だらけです。
しかも、維新が提案していた「10年後に領収書を公開する」狙い(本音)は、山崎雅弘さんの下記のポストにありますように、
 
維新お得意の悪知恵全開案です。
贈賄罪(3年)、収賄罪(5年)、加重収賄罪(10年)の公訴時効を待ってから領収書を公開する案
こんな政治家として誠意に欠ける案を公党としてシレっと出してくるのはありえませんし、その案をシレっと受け入れる自民党もありえません。
以前から維新は政党ではなく悪党と言っていましたが、ここに自民党も仲間入りです。

国民が物価高で、さらなる値上げで生活が苦しめられている中、国会でこんな完全に国民・有権者が舐められているようなことが繰り広げられているのに、もう黙っているのはアホみたいなものです。
生活が苦しめられご自身の生活に必死の方は生活の維持に集中して頂いて、声をあげることのできる方は声をあげるべきです!!そして次の選挙で徹底的な鉄槌を下さなければなりません!!
僕は次の選挙まで、できうる限り声をあげ続けます!!!

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共同親権をはじめ、昨今の法改正に思うこと。

2024年05月18日 22時02分02秒 | 政治
僕自身、実は結婚すらしていないので、あまりちゃんとしたことを言えない&言わないほうが良いと思って、結構スルーしていたことだったのですが、いろいろ情報を得てみるとスルーできないですね。

この改正、すでに離婚してうまくいっている人たちにも適用されるようで、かなり問題がありそうな気がします。

そもそも離婚されること自体、何かご事情があって離婚されるわけですから、それぞれのケースで柔軟な対応が必要とされるはずですが、その柔軟な対応に余計な縛りが付け加えられたような気がします。

特にDVや虐待の問題をかかえ離婚の決断をされた方々が、離婚後もその問題に向き合わなければならない可能性がおおいにあり、多大なる神経戦を無期限に強いられる…。
小泉法務大臣はDVや虐待があれば単独親権にする答弁を委員会の審議でされているようですが、実際の現場での運用がどうなるのか?未知数です。
それゆえすでに声をあげていらっしゃる皆様が国会前でも行動を起こされていました。
それでも今回の法改正は成立してしまいましたが、施行されてから実際にこの改正に伴う当事者になられた方もあきらめず必ず声をあげていただきたいと思います。(←今回、いちばん言いたいこと)


これに関連して今回思ったのは、改正しなくても良い、現行の法律でも十分運用可能なものを変えてしまう改正が昨今国会で多いということ。
何か、善良な国民の生活を外堀からじわりじわりと埋められているような感じがすごくします。
それは、具体的な名称はあえてここでは書きませんが、ある特定の考え、思想を持った方々に政治が牛耳られている印象がしないわけでもないです。
某宗教団体や某思想団体など、すでに挙げられているものはありますが、それだけの話なのかどうかすらわからない(ようにしているような)感じもあります。

実は、このあたりいろいろと追及していくとキリがないんです。
それよりも大切なのは、今これを、こんな僕の文章でも読んでいただいているあなたが、もし「善良な国民」と自覚していただいているなら、「善良な国民」として政治に参加していただくことです。
選挙で真剣に候補者を選別し投票日にちゃんと投票所に足を運んでいただき自分で決めた候補者に清き一票を投票していただくこと。
そして、そのために普段から政治の状況に関心を持って、政治がどうなっているのか?どんな法律が決められようとしてるのか?それによって自分の生活がどのように変わるのか?などをちゃんと継続的に考えていただくことです。

そのようにちゃんと政治に参加していただき、そのような方々が増えて多くなれば、本当の意味において政治はちゃんとなるわけで、ある特定の考え、思想を持った方々に政治が牛耳られることはなくなります。
そのためにまず僕自身、あなた自身から「自分だけでもちゃんとしよう」と政治に参加していただくことが重要なんだと思います。よろしくお願い申し上げます。

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選挙は誰のためのものか?

2024年05月13日 22時45分00秒 | 政治
実は、こちらの記事を書いた時にこのようなことは起こりそうな気がしていました。
記事にも書いていましたが、
国政の選挙なのか?つまらない意地の張り合いなのか?単なる見せ物なのか?

とかく東京での特に国政の選挙では毎回このように「選挙」というものの本質から外れるような、人気取り合戦のようなことになる選挙区があります。
各候補者が掲げる公約・政策などがどのようなものなのか?選挙期間中に有権者に知ってもらうのが本来の選挙期間中の選挙活動のはずです。

今回の東京15区の乱立した候補者の中に、これを守らない候補者がいるんじゃないか?薄々そのような予感がしていたのです。
今回の根本氏の行為を知り、残念ながら予感が的中してしまったのです。

今回の根本氏までとはいかなくても、過去に似たようなことをしていた候補者がいるにはいました。
20年以上前だと思いますが、愛知県の名古屋だったか、候補者の名前の連呼だけを続ける選挙活動に疑問を持ち、自ら立候補し他の候補者の街宣車を追っかけて「政策は何なのか?」と問い続ける候補者がいることをテレビで知りました。
しかし、結局のところ、自らも立候補しているのですから自らの政策は何なのか?という今で言うところのブーメラン的な理由で一蹴されていました。もちろん選挙結果も落選。
「政策は何なのか?」は、わざわざ立候補しなくても有権者の立場で候補者に問えるわけです。


今回、家宅捜索になったことについて、つばさの党側では「言論行為」や「表現の自由」という言葉を出してきていますが、彼らの行為はいろいろな映像を見る限り言論行為ではなく、ただの嫌がらせ行為であり、「表現の自由」ではなく、他の候補者の「表現の自由」を奪う行為であり、「表現の自由」を著しく侵害しているしていると思います。

選挙とは、民主主義国家にとって有権者のためのものであり、候補者が有権者に向けて主張している公約や政策を有権者が選び取るものであり、選挙とは候補者よりも有権者のために存在しているわけですから、立候補したからには、有権者のほうを向いて公約や政策を主張しなければなりません。
よって、彼らのやった他の候補者へむかっていく、どちらかと言えば攻撃的な行為は、候補者という立場を利用した他の候補者に対する嫌がらせ行為であり、有権者にとっては候補者の公約や政策の主張を聞くことを妨げる行為であり、そこを今回警察は犯罪行為と判断し捜査を行ったのは当然と言わざるを得ません。
これが僕も自分の選挙区で行われていたなら怒りを禁じ得ません。そういう意味で選挙期間中に警察に対して彼らの行為を取り締まってほしいという声も有権者からあったと聞いていますから、それも有権者として正常な反応だったと思います。

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マイナカードは、マイナー???

2024年05月11日 23時23分23秒 | 政治

個人情報保護の観点に関して、民間より疎い国が作ったマイナカードに疑念しか持っていませんでしたが、このまま愚政策に押し切られて不便な生活を強いられても困るので、一応昨年僕もいやいや作りました。

確かに、確定申告(医療費控除)の時は便利でしたが、やりながら「やっぱり、これこわいなぁ」と思いましたね。

今回、大阪府八尾市の自民党の八尾市議会議員さんがマイナカード詐欺被害に遭い、そのことに関して和田アキ子さんが言及した記事が冒頭の記事です。

アッコさんが言われている「人間が作ったものに人間が脅かされてる」は、同調できますね。AIも、ドローンも、本当にそうです。

「道具は使い方次第で良くも悪くもなる」

小学校の時の先生だったか、仰った言葉を思い出します。
使う人次第で道具は良くも悪くも使えるということですが、今回のマイナカードで言えば、普及させることばかりを考えたせいか、「マイナポイント」のことばかりのインパクトが強すぎました。

河野デジタル大臣が、昨日SNSでマイナカードの偽造防止対策について触れたそうです。
(マイナカード)右上のマイナちゃんはパールインキで印刷されており、角度によって色が変化します

えっ?!そっちに触れるの?
タイムラインもこのポストの前後もマイナカードとは関係のないポスト。
ICチップのことと合わせて触れるのであればわかりますが…。

デジタル化推進の一環だったマイナカードの偽造防止対策について、デジタル大臣が完全にアナログな(目視!)方法にまず触れるのは、どうなんでしょう?

それこそ「使う人」の…、いや、「作った国」としての…。

また、河野大臣は昨日の会見でも同じことに触れた上で、
  • 目視で偽造カードを見破るためのチェックポイントを記した文書を近く事業者などに配布すること。
  • 本人確認の方法を目視確認からICチップによる確認に切り替えるよう促すとともに、ICチップの読み取りアプリが民間で開発されていないかを早急に調べ、適切なものがない場合はデジタル庁が開発して無償提供すること。
を表明したそうですが、特に2つめ、
そんなこと、(マイナカード作った)当初からやっといてください!!
と思いました。
それこそがデジタル化推進だし、マイナカードとしてマイナポイントより大切なことです。

以前勤めていた会社では、業務の手続き時にお客様の本人確認が必要な場合、その当時まだマイナカードは対象外で本人確認の手段としては使えないようにしていました。今はどうかわからないですが、例えば、そんなお店もあるわけです。
担当大臣がこんな対応や考え方では、まだまだこの先もマイナカードは本人確認の手段として、マイナーなカードであり続けるでしょう。

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「輝け!憲法 平和と命と人権をーおおさか総がかり集会&パレード(デモ)」(2024年5月3日)参加&撮影。

2024年05月03日 23時59分59秒 | 政治
パレード(デモ行進)先頭で横断幕を掲げる大椿裕子さん(参院議員・中央)

昨年に引き続き、「輝け!憲法 平和と命と人権をーおおさか総がかり集会」に参加しました。(昨年は写真なしでしたが今回はあげます)

プラカードを掲げる国会議員ほかの皆様

撮影が下手くそですいません。
ちゃんと撮れていると思っていたのですが、パッと見ちょっとダメですね。
実はまだすべてのカットを見ていないので何とも言えないのですが、ひょっとしたら良いのがあるのかもしれません。

さて、先日の衆院3補選が立憲民主党の3連勝の余韻があってか、昨年より盛り上がっていたような気はします。確かに野党の勢いが増しています。

そして、憲法改正という改悪、少なくとも今憲法で保証されているところの秩序が変更されようとする動きがあからさまになっている中で、この憲法を守ろうとする集会は、生活を守るというところにつながることもあり重要です。
ベタ・愚直かもしれませんがこの動きは今後も必要でしょう。油断できません。

次の衆議院の解散と総選挙もいつあるかわかりません。
そのためにも、有権者として次の選挙に対してどのようにご自身が判断されるのか、今からでもご自身が投票される選挙区だけでもいいので下調べをされても良いかもしれません。
どんな候補者が立候補を検討してるのか?ネットを検索するだけでも何らかの情報がつかめるかもしれないです。
衆議院議員は「常在戦場」と言いますが、有権者=国民もそのことを常に考える点で「常在戦場」かもしれません。
またそのことこそが憲法で書かれている「不断の努力」の一環であり、その一部と言えるのでしょう。

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衆院3補選、人間として恥ずかしくない選択を!

2024年04月27日 16時00分00秒 | 政治
 

衆院3補選28日投開票=与野党、追い込みに全力

衆院東京15区、島根1区、長崎3区の補欠選挙は28日、投開票される。岸田文雄首相(自民党総裁)と立憲民主党の泉健太代表は27日、唯一の与野党対決となった島根1区...

gooニュース

 

いよいよ明日、衆院3補選(島根1区・東京15区・長崎3区)の投票日です。
該当する選挙区の有権者の皆様には棄権することなく、お手間でも投票所へ足をお運びになり投票箱へ清き一票をお願い申し上げます。

今回の選挙は自民党の裏金問題に絡む政治不信について有権者がどのような判断を下すか?だったのですが、その自民党が候補者を立ててきたのは島根1区だけで、ほかの2つの選挙区については「敵前逃亡」でした。
この世に及んで有権者の審判を受けようとしない自民党はいかに腰抜けで逃げ腰で国民のためではなく自分たちのためだけに存在していることが明白です。政党としての役割を果たそうとしていません。

しかしながら、いわゆる「第二自民党」や「ゆ党」と揶揄されるような「なんちゃって野党」が党勢拡大のため、これも自分たちのためだけに、ここぞとばかりに候補者を立ててきています。
どの候補者が国民のために立候補しているのか?を十分に見透かしていただいて、投票する候補者を選んでいただきたいと思います。

このような情勢の中で問われているのは、特に東京15区では候補者が乱立したため先日のこちらの記事で書いていますが、有権者が裏金問題が発覚した後の今回の選挙で、いかに関心を持ち人間としての正しい判断で国民のために議員活動をちゃんとする候補者をちゃんと選べるかどうか?です。まさに人間として恥ずかしくない選択をしなければなりません。(どの選挙でも実はいつもそうですが)

そのように考えた時に僕であればどの候補者を選ぶか?参考程度に挙げておきます。

島根1区→亀井亜紀子氏(立憲民主党)
東京15区→酒井なつみ氏(立憲民主党)
長崎3区→山田勝彦氏(立憲民主党)

僕は現状無党派層のひとりであり、厳密に立憲民主党の支持者ではありませんが、今回の3補選については消去法ではありますが、結果としてすべて立憲民主党の候補者となります。やむを得ないですがこの3候補をおすすめするしかないです。
同時に今、消去法でも国民のために、あるいは国民のほうを向いてちゃんと政治やっている政党はもはや立憲民主党しかないとも思えます。

今のこの情勢で政治というものをあらためて考える時、人間として、もはや自民党に入れるというのはありえません。また自分たちのためだけに立候補している候補者に入れるというのもありえません。愚直に国民のことを本当に考えている候補者は誰なのか?そのほか挙げた要素もよく考えていただき、あなたの投票する候補者を決めてください。

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東京15区補選、問われているのは有権者のほうかもしれません。

2024年04月13日 23時05分05秒 | 政治
衆院3補欠選挙の島根1区・東京15区・長崎3区(4月16日告示・28日投開票)のうち、もっとも注目されている模様の東京15区について、自民党が無所属で立候補予定のファーストの会副代表・乙武洋匡氏への推薦を見送り、それに伴って国民民主党が推薦を決めた、というのが上の時事通信社の記事です。

これだけ取っても「なんだかなぁ」と思います。自党が推薦するのに他党の動きなんて関係ないはずですし、そもそも政策などで共通するところがあったりすれば十分に推薦できる理由になると思うのですが…。
また乙武氏の立候補に関しては過去の女性問題が再度取り上げられたり、そのついでか何かでファーストの会絡みで小池百合子氏の学歴詐称疑惑問題も再度取り上げられたりしています。それも問題ではあるのですが、そもそも選挙なんですから、マスコミも政策の議論を主題にするべきだと思います。

さらに、この東京15区補選に立候補されている他の候補者を見ても、酒井なつみ氏を除いて「なんだかなぁ」と思います。

国政の選挙なのか?つまらない意地の張り合いなのか?単なる見せ物なのか?

とかく東京での特に国政の選挙では毎回このように「選挙」というものの本質から外れるような、人気取り合戦のようなことになる選挙区があります。
各候補者が掲げる公約・政策などがどのようなものなのか?選挙期間中に有権者に知ってもらうのが本来の選挙期間中の選挙活動のはずです。
その本質をどれだけの有権者が認識し冷静な選択を行うのかどうか?

個人的には、掲げる政策などから酒井なつみ氏が当選すれば有権者の冷静な選択が行われたと思いますが、具体的に名前は出しませんが、とんでもない候補者が当選するようなことがあれば、国政の選挙でありながら、本質的にそれが行われず単なる人気投票になってしまったことになります。
それが議会制民主主義である日本で最低限避けなければならない事態です。
すなわちこの場合問われるのは有権者の政治や選挙に対する認識です。

どうか、東京15区の有権者の皆様にはくれぐれも賢明で冷静なご選択をしていただきたいと思います。

またこれを書いている時点で公明党の対応が決定されていません。これによって情勢が変わってくることも考えられます。

それから自民党はそもそもこの選挙のきっかけになった江東区長選挙をめぐる選挙違反事件で有罪が確定した柿沢未途氏が辞職したことを受けての選挙であり、また「裏金問題」のこともあり独自の候補者を立てていませんが、「裏金問題」で生じている政治不信は自民党だけの問題ではなく政治全体の問題であり、公明党もそうですし、野党各党もしっかりと野党としての追究することによってこの政治不信を払拭しなければなりません。

そして、その「裏金問題」に伴う与党・野党を含めた政治全体の問題が現状で有権者がどのように判断されているかをこの選挙で示さなければなりません。それは他の島根1区、長崎3区の有権者も同じですが地方ではない東京ではそれが本来示しやすいと思っていますし、またそれが示されるかどうかも有権者に問われており重要なことです。

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「車座対話」よりも真相究明。

2024年03月23日 18時00分01秒 | 政治
本気で政治刷新を図るなら、まず順番が違うと思うんです。
まずは何よりも真相究明、原因究明です。それ以外にありません。
真相、原因がはっきりしない段階で何を対話するのでしょう。
こんな上っ面だけのパフォーマンスとしか思えないことを行ったところで本質的な意義も感じません。なんちゃってでしょう。
もしくは今の段階で行うことにこだわるのであれば、この情勢の中それだけ党としてどうすれば良いのかわからなくなっているようにも感じます。

とにかく最近思うのは、岸田氏が総裁選挙の時に掲げた、あの「岸田ノート」には何も書いていなかったのではないか、とは言いませんが、最近はそんなに参考していないのではないか、もしくはまったくノートを見ていないのではないか、ということです。

 

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