仕事が忙しく、同じ考えの皆様のリアル&ネット上での行動に追いついておらず、すでにこの選挙期間中に何らかの行動を起こされたすべての皆様に敬意を表します。
冒頭のニュース記事にもありますように、問題の兵庫県知事選挙の投票日が明日となりました。
兵庫県の有権者の皆様におかれましては、持たれておられる意志を明確に表されるためにも必ずや投票所に足をお運びになり投票箱に清き一票を投じられることを切にお願い申し上げます。
そして、タイトルにも表させていただきましたとおり、パワーハラスメントの濃厚な疑惑が問いただされている、さいとう元彦(斎藤元彦)には、有権者として、大人として、さらに人間として、明確に毅然として「NO(ありえない)」を突き付けていただきたいところです。
これまでにこのブログでもこの人の問題性について取り上げていますが、特に今回の選挙についてはパワーハラスメントを告発した文章に対する県として、知事としての取り扱いが適法だったか、について県議会から公益通報者保護法に違反して不信任とされた前知事を再選するかどうか?です。
告発後、県として、知事としての取り扱いがどうだったかというと、匿名だった告発者を特定し、パワーハラスメントが疑われた知事自身が県内部で調査して終わらせようとし、最終的に核心部分で事実ではないとし特定した告発者を懲戒処分しており、明確に公益通報者保護法に違反していると言え、この事実は変わりません。
一方で、パワハラはでっち上げだったとするデマ的情報がネット・SNSや一部候補者など、ほぼ兵庫県外からであろうと思われる膨大な数のインフルエンサーなどが今回の選挙をおもちゃのように取り扱い、選挙前に危惧していた斎藤氏の立候補とその選挙活動によって継続されるパワハラが思わぬ拡大をして、非常に信じがたく異様な光景・状態が兵庫県各地で繰り返されています。かなり忌々しき状況です。異様・異常と言わざるを得ません。
その異様・異常さを人としての心を持ち合わせている有権者の皆様には明確に感じ取っていただいているものと思いますが、今回は選挙ですので、その感じ取っていただいている異様・異常さを、有権者として、大人として、さらに人間として、明確に毅然として具体的に表明していただかないといけません。
具体的にとは、投票所に足をお運びになり投票箱に「さいとう元彦」以外のまっとうな候補者に清き一票を投じられることですが、できれば、現在、情勢をリードされている、「いなむら和美」さんに投票していただき、いなむら和美さんが当選することによって、まずは県政の混乱をいち早く確実に収束させることをご選択いただいたほうが良いか、と思われます。
ネット・SNS上では、多くのそれらしいデマ情報などが入り乱れておりますが、逆に良識を持ってこれらの動きに強く対抗している方々もいらっしゃいます。
特に強い敬意を表明しつつ、大きな希望を感じながら、兵庫県の有権者の皆様の良識を見せつけた結果を待ちたいと思います。
関連リンク。========
個人的には、なかなか微妙な結果だったと思っています。
それはただ、選挙に至るまでの経緯によるところが大きかった。それだけだったように思いました。
それはただ、選挙に至るまでの経緯によるところが大きかった。それだけだったように思いました。
全般的には、国民民主党の態度が特別国会開会まで、まだ流動的だと思っているので、現時点で言及するのは控えておこうと思っています。
僕は玉木雄一郎氏という人物については以前より「とんだ一杯食わせ物」だと思っていて、むしろ、幹事長の榛葉賀津也氏のほうが政治家としての迫力があるように思っています。しかしながら、このお二人でうまくバランスを取りながら国民民主党が運営されているのでしょうから、それはそれとして、今回キャスティングボート(キャスティングボードではない)を握るに至った国民民主党はそのような実力を持っているとは思えず、それはある意味で国民にとっての不幸かもしれません。
ただ国民民主党自身にとっても、このような身に余りまくる立場に立たされて、今後キーとなるだろう国会運営や党運営で、いつまでもバランスを取った判断を常に続けることは極めて難しいはずで、何らかのほころびが出る可能性が高いことは感じますし、昔の「みんなの党」の二の舞を踏むのかもしれません。そのように考えると、今のこの状態は国民民主党の終わりの始まりなのかもしれません。
そもそも、俗に「ゆ党」と呼ばれていたとしても形式上野党なのであって、自公政権に対抗してきた立場で存在していたからこそ、国民民主党に投票した有権者はそのようにしたわけであって、自公政権のままで良ければ、最初から自民党や公明党に投票したはずです。
それがこの世に及んで「各党と等距離」などど、自公政権に利する判断(首班指名で玉木氏に投票予定)をして、自らも「ゆ党」で、それも限りなく与党に近い「ゆ党」であることを堂々と宣言してしまいました。
野党であれば、他の野党とともに国民に利する行動をしなければいけませんが、もう、これで完全に野党ではないことがはっきりしたわけです。
この時点で、実は終わっているわけで、もう背後で何かが動いているとしたら、それは間違いなく、自公政権側についている何かであり、そもそも、もともと国民民主党はそのような政党であったと言わざるを得ないわけです。
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【10月27日の投票日までトップに表示します(随時更新予定)】
【ブログの最新記事はこの記事の下にあります】
10月15日に公示されました第50回衆議院議員選挙。
いつものように各党の公約リンク集です(やっていない時もあります)
今回はかなり急だったこともあり、超短期決戦のため、各党webサイトの準備があまりうまくいっていないのか、公約や政策を載せる選挙特設サイトの公開に時間がかかっておりました。公示日になってから公開される政党がほとんどでした。その影響を受け、この記事も当初考えていた公開時期より少し遅れました。(随時更新予定です)
それと、今回、最高裁判所裁判官国民審査(この記事後半にリンクあります)もあります。
棄権することなく必ず投票に行っていただきたいです。
このページがその一助になれば幸いです。
●主な政党の公約リンク。=====
主要各党のwebサイトの衆議院議員選挙特設ページもしくはサイトのトップページをリンク。
このページがその一助になれば幸いです。
●主な政党の公約リンク。=====
主要各党のwebサイトの衆議院議員選挙特設ページもしくはサイトのトップページをリンク。
【ご注意】
※webサイトの仕様・構造による違いがあるため、必ずしも各党の公約のページに直接リンクできていない場合があります。
※政党によっては公約をwebページ掲載自体されていないところもあります。
いずれにしてもできるだけ今回の選挙に特化したページにリンクしております。
※リンク先のサイト構造によりリンクの種類が違うものがあります。
※リンク先などによって生じたいかなる損害ついても、当ブログ管理者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
※リンク先などによって生じたいかなる損害ついても、当ブログ管理者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
※解散前の議席数順です。
◆自民党
◆立憲民主党(選挙モード)
◆公明党
衆院選重点政策(PDFファイル)
◆日本共産党(選挙モード)
◆社民党(選挙モード)
◆参政党
●最高裁判所裁判官国民審査。=====
●その他、投票先を決めるための参考リンク。=====
◆ヤシノミ作戦
◆旧統一教会問題関連
関連リンク。========
【更新履歴(随時更新予定です)】
2024.10.17. :初出
2024.10.19. :立憲民主党政策ページリンクの修正
2024.10.19. :関連記事「投票へ行こう!…」ページリンクの追加
2024.10.20. :旧統一教会問題関連でWikipediaの「世界平和統一家庭連合と政界との関係 - 教団と関係のある政治家一覧」ページの追加
2024.10.22. :旧統一教会問題関連で東京新聞の記事ページを追加
いよいよ明日、投票日です。
これまでにこちらや X(旧Twitter)のほうで、特に今回はかさねがさねお願いしてきておりますが、今一度こちらでさらなるお願いをさせていただきたいと思います。
まず、
投票に行ってください!!
国民(有権者)が民主主義での権利を行使できる貴重な機会です!
ぜひ、必ず絶対に投票に行ってください!!
そして、
白票ではなく、ちゃんとご自身で考えた結果を投票用紙に書いてください!!
ここからは、これまでにお願いしている内容の繰り返しになりますが、
自民党、公明党の自公政権ではこれまでの苦しい生活は変わりません。
裏金議員、統一教会に関わりのある政治家、それを後押しする形なってしまっている公明党には、これまでの「失われた30年」を取り戻すどころか、さらに悪化させ「失われた40年」になる可能性があります。そうなると私たちの生活は失うものすら完全になくなってしまい、ますます危険な状況になっていきます。(それは言わば、戦前)
かと言って、日本維新の会や国民民主党のいわゆる「ゆ党」に投票することも危険です。
自公で過半数を切った時に日本維新の会や国民民主党がここぞとばかりに「ゆ党」としての役割を果たし、結局、これも自公政権を後押しする形なってしまって、これまで同様、苦しい生活は変わりません。
また、参政党や日本保守党も危険です。
彼らの演説を聞くと全体主義、排外主義の考えがあることが散見されます。
社会的弱者はもちろん、自分のせいではない原因で生活が苦しくなった時、困った時に、それ以上生活できなくなる、決して失敗の許されない非常に厳しい社会を目指すようになり、これも今以上に苦しい生活を招いてしまいます。
じゃあ、あと残るのは左な政党ばかりじゃないか、とお思いのあなた。
確かにほとんどそうかもしれません。
しかし、僕は左な政党を支持しているわけでもありませんし、現在支持している政党はありません。無党派層です。
なので、いわゆる消去法です。
選挙で投票するところを選ぶ時、そうするしかない機会のほうが結局多くなってしまいます。皆さんも、そうではないでしょうか。
それで、良いんです!(川平慈英さん風)
ご自身が思う「政治にこうしてほしい」と完全一致する候補者、政党がある機会なんて、なかなかないはずです。
(そういう候補者、政党がある時は逆に注意しなければならないです)
裏金問題で始まった今回の選挙。
これまでの自公政権で、それだけでなく、こんなにも酷い社会の状況を生み出してきた現実を見た時、このままではダメであることは火を見るよりも明らかです。
「今だけ、金だけ、自分だけ」や分断、差別、ハラスメント。ほかにも…。
そしてこれは、写真家・作家の藤原新也さんも仰って仰っておられましたが、最近、ニュースでよく報じられている「闇バイト」もその遠因には、小泉純一郎と竹中平蔵が始めた、派遣労働者の製造業への拡大による労働力搾取、ワーキングプアの問題が歳月の経過とともにまわりまわって出てきたひとつの結果、現実だと思います。(詳しいことは、また書きます)
これまでの30年間で、こんなに酷くなった日本社会の現実を見ながら、明日は我が身かもしれない今日、あなたはまだ自公政権を支持しますか?
最後に、僕が絶対に当選してもらいたい候補者の方々を書きます。
どの方も実際にお会いしたことがあり、ちゃんとした政治家、人間であることを確かめた方々です!!
該当の選挙区の皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。
東京24区
有田芳生(ありたよしふ)・立憲民主党
大阪9区
ながさき由美子(ながさきゆみこ)・社民党
大阪10区
尾辻かな子(おつじかなこ)・立憲民主党
大阪16区
森山浩行(もりやまひろゆき)・立憲民主党
※ご注意!!自民党・公明党は最後まで徹底的に組織力を使って勝とうとしてきます。皆様には最後まで、確実に、確実に投票してくださいますようお願い申し上げます!!
関連リンク。========
新たなる「裏金」「裏公認」の問題。2000万円のも大金。しかも出どころは税金。
やっぱり反省なんてしていないんですね。
その一方、我々は物価高にあえいで、余裕のない、あるいは苦しい貧困の生活を強いられています。
昨日破産になった船井電機の従業員さん2000人が解雇とのこと。
いずれにしても今のこの経済状況に満足しておられる方は少ないはずです。
だったら、絶対投票に行きましょう!!
これまで投票に行ったことのない皆様も今回は必ず行ってほしいです。
なぜなら、自公政権の時期がほとんどだったこれまで30年のも間、どれだけ国民を不幸にし飢えさせ、自分たちはどれだけ私腹を肥やしてきたか、が明らかになり、さらにその後始末さえちゃんとしないまま、今回の選挙で禊ぎとしようとしています。
国民として、有権者として、それを許して良いのか?
いつまでも政治家に有権者として舐められて続けていてはいけません。
先日もこちらの記事で書きましたが、それを許しては、さらに、やった者勝ちの社会になっていきます。
裏金問題、統一教会の問題だけではなく、これまでに自公政権はいろいろな悪いことをやってきましたし、これからも「国民を不幸にするんじゃないの?」ということが目白押しです。
憲法改正という名の憲法改悪。
この件ひとつだけでも多くの懸念があります。
基本的人権や国民主権の後退。憲法9条の問題。
国民が政府の小間使いにされ、戦争ができる国にしていく。
ウクライナやガザで今起きていることが日本周辺諸国に飛び火し、私たちの国に連鎖する。
しかし何よりも、それは今ある生活が壊され、今以上にいくら働いても生活するお金が稼げない状態になり、やがて国民の命そのものが脅かされるということです。
つまり、今回投票に行かないといずれ殺されるかもしれない、ということです。
何を左なことを書いてる?と言われるかもしれません。
しかし、そうならないように「守る、守る、守る」と言われても、これまで30年のも間経済も政治もまともにやってこれなかった、自公政権にこれ以上何ができるのでしょう?
だから、政権交代と言われています。
もちろん、それにも懸念はあるでしょう。僕もあります。
野党も頼りない?「悪夢」がまた来る?
そうでしょうか?
確かに頼りないかもしれない。それでもこんなに腐敗しきった自公政権よりマシだと思います。
これまで日本はアメリカ追従な国と言われておきながら、「二大政党制」はまだ追従していません。
矛盾しています。
戦後、政権を担当してきたのは、ほとんどの期間において、自民党です。
だから、その構造上、野党は反対ばかりになり、事実「反対ばっかりしている」と言われてしまう。
「二大政党制」であれば、今回のような政治家の悪事が明らかになれば、すぐに政権交代となる緊張感があるため、政治家も今回の自民党の各裏金議員のように気安く悪い事ができません。そういうメリットはあります。
だからこそ良い機会なので、野党側にも政権担当能力を十分につけてもらわなければなりません。
そのために、政権交代し「育てる」のです。
さらに、そのために、やはり国民一人ひとりが政治に関心を持ち「不断の努力」をしなければなりません。
それは、今まであまりやってこなかったかもしれませんが、だからこそ、これまでの30年のも間だったわけですから、どちらにしても国民として、有権者としてやらなければならないことなのです。
これは、これまでにもこのブログで書いてきてます(下記にリンクあり)が、そのためにご自身に身近なことだけでも良いので、政治に関することを知ること。
住んでいる自治体の政治のこと、仕事に関わる部分での政治のこと、などをもっと知ることです。そこから広げていくのも良いです。
必要があれば勉強しなければなりませんし、やがてご自身の中で「こうなっている行政システムをこう変えてくれたらなぁ」と思ったり、「政府がこうしてくれたら?変えてくれたら?」と思ったりした時に、本当にそうしてくれそうな誠実な政治家を探すこと。
例えば、そのようなことが政治家を「育て」、政治を「育て」、国民の「不断の努力」につながるのだろうと思います。
そうやって、より良い政治、より良い社会、より良い地域、そして、あなたのより良い生活につながっていくためにも、まずは今回の選挙で立候補している候補者や政党の主張をよく知りよく考え、今の自分の結論を投票用紙に書くために、投票所へ行き、投票へ行きましょう!!
(と、自分自身にも言い聞かせている…。)
関連リンク。========
衆議院議員選挙公示から初めての土日を迎え、各党各候補者の選挙活動がさらに活発化しています。
この週末、個人的に該当選挙区の候補者の演説を聞きに行こうと思っていたのですが、そんな時間がないことに気づき、ちょっと何とかして各候補者の主張・公約などをネット上だけでも調べたいと思っています。
さて、今回の選挙に対する投票行動へのいろいろな考え方を見聞きします。
なかでも「裏金問題」が主な争点になっています。
もちろんワンイシューで判断することはあまりよろしくないことですが、「裏金問題」は我々の代表としての代議員・政治家としての立場を利用して私腹を肥やすという最低限やってはいけないことをやっていたのですから、大きな問題です。それこそ政治家としての確固とした理念を持っているか?の部分で強烈な失態を起こしているのですから、徹底的に追及されて当然です。
さらに、自民党としても、そして与党としてもなんちゃってな政治資金規正法の改正などで手ぬるい対応をし、与党の政治家自身が自浄機能を国民の納得するかたちで果たさなかったわけです。
ましてや、某弱小政党の代表がこの問題をどうでも良いこと、国民の金の話をしないといけない旨の演説をしていて、もうこの政治家の存在自体が今の政界のレベルの低さを表していて、そもそも「裏金問題」はお金の話をしているのではなく、政治家としての理念の話をしているからこそ、主な争点になっているのであって、その点が理解できていないのであれば、もうそもそも政治家としては失格で、そのような政治家が代表をしている時点でこの某弱小政党は政党としての最低限の理念を持ち合わせていないのですから、この政治家、この政党と所属している候補者には投票してはいけない、危険な政党です。
ある言葉が思い浮かびます。
「理念なき行動は凶器であり、行動なき理念は無価値である」本田宗一郎
さて、話を戻しまして、与党の政治家たちは「裏金問題」でちゃんとした自浄機能が働かせなかったのですから、「裏金議員」に対して、また手ぬるい政治資金規正法改正しかできなかった与党議員に対して、この選挙で国民が最後の手段としてちゃんとした制裁を加えなければいけません。
また逆に、「裏金議員」のほとんどが万が一、当選してしまうようなことになれば、やった者勝ち・逃げ得が横行し、とんでもない社会がやってきます。おそらくそれが行き着く先は戦争でしょう。最後は人を殺しても何とも思わない。そんな社会がやってくるかもしれない。
それは何としても避けたい。そのためにもまず政治がちゃんとしなければならない。政治をちゃんとしないといけない。
なので、まず今回の選挙です。
今回の選挙でちゃんとした政治家を選び投票しなければなりません。
先ほどの本田宗一郎さんの言葉を引用して言えば、「理念なき政治家は凶器、行動なき政治家は無価値」です。
最初に「裏金議員」を外して投票する候補者を選ぶ。
理念があり今後もそれを堅持しそうな新人やこれまでに政治家として理念と行動が伴っている政治家を選ぶ。
これは与野党問わずです。
今回の選挙では、まずはそうすることによって時間はかかるかもしれませんが社会は少しずつでも良くなっていくと思います。そして、悪事をやった者勝ち・逃げ得の社会を終わらせることができると思うのです。
関連リンク。========
昨日、衆議院が解散して、事実上の選挙戦がスタートしたわけです。
あまり選挙自体や公職選挙法にも詳しいわけではないので、はっきりしたことを言えるわけではないのですが、公示は15日ですので、それまでに行われる選挙運動は事前運動として公職選挙法上、問題(違反)なはずですが…。
今日、午前中に駅前に出るまでに途中にある某店舗前で維新の衆議院議員が街宣をやっていたんですね。
「来週、公示される選挙に…」云々、配っているチラシには対抗するであろう自民党の候補者の個人名を出してネガティブキャンペーン。
「いいのか?」
と思いつつ、家に帰ってテレビでニュースを見れば、立憲民主党の野田代表が神奈川県で演説をやっている。政治運動であれば問題ないわけですが公示直前ということになるとなかなか微妙です。
ニュースでは他にも「共産党が公約を発表しました」と報じていました。
公約発表はほかにも、今日は自民党。
昨日までにも、社民党、国民民主党、れいわ新選組、参政党などが公約を発表しています。
これに関連して、各党のウェブサイトを見ると、すでに選挙に向け特設サイトを公開し公約も公開しているところ、特設サイトを公開しているが公約はまだ、特設サイト自体もまだのところなど、いろいろです。
このあたりの選挙に向けた公約に絡む部分でも公示前に公開しているのは、細かい指摘かもですがどうなのでしょう?
マスコミも普通に報じているところを見ると問題ないのかもしれませんが、何だか気持ちがモヤモヤします。
今回は超短期決戦ということもあり、そのあたりが目立ってしまう、ということもあるんでしょうが、法律の趣旨としては資金が潤沢なところがお金にモノを言わせて選挙に有利にならないようにというところがあるでしょうから、厳密に法律を遵守していただきたいところです。
ある意味、この状況が実際グレーなのであれば、小規模な政党が小規模で資金も潤沢でないがゆえに、突拍子もない主張や公約を出してきて注目を集めるしかない状況を作り出しているのかもしれません。
もちろん、その突拍子もない主張や公約にのってしまう有権者もどうかとは思うのですが…。
毎日新聞が首相官邸のホームページに掲載された内閣の集合写真について、加工されたものが掲載されたのではないか、という記事を出しています。
リンク上から、記事(gooニュース)、毎日新聞の写真比較、当該の写真が掲載されている首相官邸ホームページの「総理の一日」の「石破内閣の発足」のページ。(当該写真は10枚目)
まず、いろいろな考え方があると思います。
しかしながら、ほかにマスコミのカメラマンがたくさんいて一緒に撮影している中で、そこから出てくる写真のひとつがこのように明らかにわかる加工すれば、いずれバレることは想像できなかったのでしょうか。
もちろん、官邸側にもいろいろな狙い、目論見、理由があると思います。
おそらく官邸のほうでも今後「残す」写真になるので、見た目をちゃんとしておくのは、わからないことはことはありません。
この場合、営業写真的な考え方でそのようにする、ということになろうかと思われます。
昔からある結婚式や七五三、お宮参り、成人式などを撮影する営業写真館の「営業写真」のことです。
営業写真館では昔から「修整」ということは行われていますが、特にお客様からのご要望がなくても、顔色を整える、しわを消す、メガネの反射を消す、儀礼的に入っていなかった胸ポケットのハンカチーフを描く、などは普通にされることだろうと思います。
ただ、その営業写真館の地域、業者などによって、どこまでやるか、どのようにやるか、その判断基準は違うと思います。
どちらにしても、基本的には違和感をなくすためになされるのだろうと思います。
「修正」ではなく、「修整」
あくまでも、「整える」ということです。(ねづっちさんが出てきそうですが)
僕自身も昔、営業写真館で働いていた時期がありますので、その当時のことは覚えていますが、当時と大きく違うのは、当時は写真がアナログで、今はデジタルになっているということでしょう。そういう意味では、今は「レタッチ」と言っていると思います。
顔色を整える、細かいシワを消すぐらいであれば、ワンクリックでできてしまうのでしょう。もちろんその際に逆に不自然になる時は、さらに作業はされると思います。
さて、今回の場合、石破首相と中谷防衛相の腹部で白いシャツが上着から見えていて、それをズボンのベルトの位置を上に上げる加工をすることによって、白いシャツの部分をなくした、ということですが、まず政治家ということは抜きにして、営業写真的に考えるのであれば、率直に言って「微妙」だなと思っています。
僕の個人的な感覚からすると、これは「修整」としてはやらないと思います。せいぜい目立たないように影になっている風にするかもしれませんが、基本的には何もしないでしょう。お客様から指示があれば「修正」としてやるとは思いますが。
またもちろん地域や業者によっては普通にお客様から何も指示がなくても「修整」としてやるところもあるでしょう。
今回の写真が、どのような撮影者に撮影され、官邸からどのような指示があったのかわかりませんが、もしそのような営業写真の業者が撮影していて、業者の判断でされたのかもしれませんし、官邸から指示があり業者が加工されたのかもしれません。
いずれにしても、毎日新聞の記事によると官邸が取材に回答がないので、どのような経緯で写真が加工され、ホームページへの掲載に至ったのか、さっぱりわかりません。
別のニュースでは「身だしなみ修正」を認めているようで、これまでにもやっていたことも認めたらしいですが、今回の腹部の件はやり過ぎだったのかもしれず、その点については、ひょっとすると官邸内でのちょっとした手違いだったのかもしれません。
しかし、いずれにしても、一国の政府の公人が公職に就く記念写真でこのような明確な加工をするのは良くないでしょう。
冒頭で触れたように、マスコミの写真と比べれば、すぐにわかりますし、実際にバレてしまったわけです。過去の歴史でもあるように、後にあまりおよろしくない結果があったりします。
そして最終的に違和感を感じた写真となり、それは「修整」ではなく「修正」で、官邸自らも「身だしなみ修正」と認めてしまっています。
やるなら、そのような違和感がない、バレない写真にしなければならなかったと思います。
そのような意味で、内閣発足のっけから、このような「修正」疑われ、それを認めてしまっては、小さいことかもしれませんが、今後いろいろな場面で「修正」を疑われてしまい、国民から信頼を失ってしまうかもしれません。
そのように考えるならば、今回の写真は深刻な意味では「改ざん」なのかもしれません。
また、そのあたりに関して触れると、石破氏自身が自民党総裁選の期間中に述べていた政策や考えなどの「変節」に、すでに多くの指摘がありますが、このあたりのことも、今回の写真の「身だしなみ修正」の判断の部分に影響を及ぼしたのかもしれず、それはすでに表出しているのかもしれません。
あと、この写真に関して出回っている情報について補足しておくと、
●まず、マスコミの写真を使用して、官邸HPの写真と「修整前と修正後」とするのは、厳密に言うと明らかな間違いです。
官邸HPの写真の修正前の写真は出回っているはずがなく、またマスコミの写真は同じように撮影されていても、撮影者の位置も微妙に違うはずですし、シャッターを切っているタイミングも違うはずで、同時に撮影していても違う写真として見るのが正しいです。
●マスコミと官邸の撮影者が一緒に撮影している場と想像しますが、一般論として、おそらく官邸の撮影者はどこかのタイミングで閣僚全員に声を掛け、全閣僚の視線がもらえるようにタイミングを合わせ撮影する時間を設けるはずですが、今回それをしたのかどうかわかりません。
官邸HPの写真でもカメラに視線を向けていない方が多いように感じるからです。それをしたかどうかで、写真の締まりは違ってきます。それだけで「だらし内閣」というのは、拙速だと思います。
●ただ、服装で「だらし内閣」と言うのは仕方ないかな?と思います。そこは服装の、特に礼服の専門家の判断でしょう。
●サスペンダーをすれば良かった、との指摘もあるようです。しかし、おそらくたまにしか着ない礼服(モーニング)にサスペンダーをすることに気づくのはごくわずかだと思います。それこそ専門家じゃないと。サスペンダー(つりバン)が流行ったのも、もう30年以上前ではないでしょうか?
とりあえず、今後内閣改造があるのか?わかりませんが、次の機会に、としかもう言えないことですね。
追記。(24.10.7.)========
●今回の官邸が言うところの「身だしなみ修正」を、僕が「修整」としてやらず、ご要望がない限りやらない理由、そしてこの「身だしなみ修正」がやり過ぎだと思う理由を言うとすると、それは撮影者として撮影されたお客様に対し失礼だからです。具体的に言えば、腹部が出てズボンが下がっている状態をあえてご本人に何も言わずに「身だしなみ修正」したとすれば、暗にご本人に「お腹出てます」と言っているようなものだからです。
●また写真を見て、白いシャツの部分が見えていることに違和感を持ってしまうのは、(撮影した)写真として見ているからです。
リアルでそれを見ているときは何も違和感を持たないものですが、撮影された写真で見ると細部の細かいところまで目がいってしまい、無意識に人間の目はそれを見つけてしまう、見てしまう、見えてしまうことがあるためです。
関連リンク。========
自民党総裁選が昨日終わりました。
石破氏が決選投票で逆転し総裁に選出されました。
この結果を見て、まず思ったのは「自民党も幾ばくかの変わる気があるのだろう」ということですが、実際はこの後、党内人事、新政権が発足し組閣の顔ぶれを完全に見るまではわかりません。
まずは、そこまで見てそれ以降が見えてくるのでしょう。
先日もこちらで書いていましたが、今回の自民党総裁選では誰がなっても最悪。そこに希望は見出せないと書いていました。
先般の改正政治資金規正法に賛成しておきながら、総裁選になって企業・団体献金の禁止、パーティーの禁止、政策活動費の廃止などとヌケヌケと発言される候補者が多い中で、石破氏も違った視点からでしたが、政治資金の透明性の必要を主張していました。その点でどのような施策をされるのか?政治資金規正法を再改正するのか?そして、裏金議員を次の総選挙で公認するのか?
またXには決選投票で最終的には「派閥の論理」が働くのではないかとポストしていました。
これは、最終的にまだ解散に至っていない麻生派が何らかの影響で議員票を動かし決選投票の結果に反映されるのでは?と思っていました。なので、決選投票で高市氏が残った時に高市氏で決まるのではないか?とほぼ完全に思っており落胆していました。
しかし、結果はそうなりませんでした。
石破氏を支援した岩屋氏が総裁選後「派閥の論理」は働かなかった旨を発言されていました。確かにある意味そうなのかもしれません。
ただ、冒頭にリンクした日経新聞の記事にもありますように、一回目の投票で75票あった小泉進次郎氏への国会議員票をはじめ、他の立候補者の国会議員票が決選投票で自身の国会議員票より多く上積みされ石破氏に流れました。「派閥の論理」とは言わなくとも、それに近い首相・元首相の働きかけ、あるいは菅元首相を中心とした無派閥という「派閥の論理」はあったのかもしれません。また前回の総裁選での「小石河連合」の「小」の票が決選投票で、まだつながりを見せたということも言えるでしょう。
とりあえず、高市氏が総裁にならなくてホッとしています。
しかし次はわかりません。自民党であれば今後高市氏はありえます。これまでの発言、行動、疑惑を考えると注視しなければなりません。
それと、加藤さん、かわいそうですね。一種のハラスメントとも言えます。
どうでも良いことなのかもしれませんが、カツカレーを食い逃げしたのが誰なのか知りたいです。だって、推薦人なっておいて加藤さんに入れなかったということは政治家としてブレてるということでしょう。またハラスメントをする人間にまともな人間はいません。
石破氏が決選投票で逆転し総裁に選出されました。
この結果を見て、まず思ったのは「自民党も幾ばくかの変わる気があるのだろう」ということですが、実際はこの後、党内人事、新政権が発足し組閣の顔ぶれを完全に見るまではわかりません。
まずは、そこまで見てそれ以降が見えてくるのでしょう。
先日もこちらで書いていましたが、今回の自民党総裁選では誰がなっても最悪。そこに希望は見出せないと書いていました。
先般の改正政治資金規正法に賛成しておきながら、総裁選になって企業・団体献金の禁止、パーティーの禁止、政策活動費の廃止などとヌケヌケと発言される候補者が多い中で、石破氏も違った視点からでしたが、政治資金の透明性の必要を主張していました。その点でどのような施策をされるのか?政治資金規正法を再改正するのか?そして、裏金議員を次の総選挙で公認するのか?
またXには決選投票で最終的には「派閥の論理」が働くのではないかとポストしていました。
これは、最終的にまだ解散に至っていない麻生派が何らかの影響で議員票を動かし決選投票の結果に反映されるのでは?と思っていました。なので、決選投票で高市氏が残った時に高市氏で決まるのではないか?とほぼ完全に思っており落胆していました。
しかし、結果はそうなりませんでした。
石破氏を支援した岩屋氏が総裁選後「派閥の論理」は働かなかった旨を発言されていました。確かにある意味そうなのかもしれません。
ただ、冒頭にリンクした日経新聞の記事にもありますように、一回目の投票で75票あった小泉進次郎氏への国会議員票をはじめ、他の立候補者の国会議員票が決選投票で自身の国会議員票より多く上積みされ石破氏に流れました。「派閥の論理」とは言わなくとも、それに近い首相・元首相の働きかけ、あるいは菅元首相を中心とした無派閥という「派閥の論理」はあったのかもしれません。また前回の総裁選での「小石河連合」の「小」の票が決選投票で、まだつながりを見せたということも言えるでしょう。
とりあえず、高市氏が総裁にならなくてホッとしています。
しかし次はわかりません。自民党であれば今後高市氏はありえます。これまでの発言、行動、疑惑を考えると注視しなければなりません。
それと、加藤さん、かわいそうですね。一種のハラスメントとも言えます。
どうでも良いことなのかもしれませんが、カツカレーを食い逃げしたのが誰なのか知りたいです。だって、推薦人なっておいて加藤さんに入れなかったということは政治家としてブレてるということでしょう。またハラスメントをする人間にまともな人間はいません。
●
一方、立憲民主党代表選は23日に野田氏が選出されました。
こちらもこちらで十分に残念感満載でした。
とにかく野田氏の決選投票前の演説が残念感満載でした。
いちばん気になったのは、「弱い人を助けるのは終わり、弱い人を作らない。みんながこの国に生まれて良かったと思える。国ガチャにあたったと言われる国を作ろうではありませんか。」
強烈な違和感。
まず、「弱い人を助けるのは終わり、弱い人を作らない。」ですが、弱い人は必ず生まれます。
昔から社会は弱い人を作ろうとして作っているのではなく、必ず出てくるのです。弱い人が生まれないということは強い人も生まれないということです。日本が資本主義である以上、相対的に常にそれはありえるわけで、弱い人が生まれるのは必然であり宿命です。なので、弱い人を助けるのは終えてはいけません。そしてそれが、そもそもの政治の役割です。さらに言えば、額面そのままで受け取ると、そもそも人間が生まれる時、いきなり大人で生まれてきません。
また、弱い人を底上げし全体を押し上げていく、という意味であれば、そのように言えば良いのであって、あまりにも言葉の選び方が不穏当です。
「国ガチャ」という言葉もこれを選ぶこと自体にちゃんとした国際感覚をお持ちなのか?と疑問に思ってしまいます。
政権交代を狙っている野党の代表として外交がちゃんとできるのか?これも疑問に思ってしまいます。
その後の党人事についても、ノーサイドと自身で言いながらも論功行賞的な人事だと言わざるを得ません。
この人事を見ながら、2002年9月の当時の民主党代表選後の人事を思い出してしまいました。
代表選直前、立候補の意向を示していた中野寛成氏がそれを取り下げ、鳩山由紀夫氏支援を表明します。
代表選後の党人事で代表に選出された鳩山氏は幹事長に中野氏を指名しました。
当時もこの人事が論功行賞と言われ批判されましたが、その後、鳩山氏は同年12月代表を辞任。
統一補欠選挙での惨敗と当時の自由党との統一会派騒動をめぐる党内混乱の責任を取る形の最後でした。
同じようなことが今回も起こるとは思っていませんが、近く行われると言われているのは衆議院総選挙です。
このような始まり方で立憲民主党は選挙に勝てるのか?政権交代できるのか?疑念・懸念が生まれます。最悪の場合、現有議席を下回るのではないか?とも思っており、僕は到底政権交代などできるわけがないと思っています。
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この2つの党の選挙を拝見し、今思うのは、まずこの間にロシアが礼文島上空を領空侵犯し、中国がICBMの発射訓練をしており、近隣国の揺さぶりを受けてしまっていることに不穏な空気を感じざるを得ません。残念ながら舐められているのだろうと思います。
また、同じくこの間に能登の豪雨が起きてしまっていることも微妙なタイミングではあります。
それと、野党寄りの自民党、与党寄りの立憲民主党が生まれた感じもします。
石破氏と野田氏の党首討論は観てみたいです。
議論がかみ合いそうで実際どうなるのか?与野党の緊張感はどのようなものに変わるのか?
おそらく石破氏は今後多少のブレを見せ、野田氏は強行的な部分が出てきそうな気がします。
いずれにしても、与野党それぞれとその関係、まだ台風シーズンである(今現在も日本の南海上には台風が2つあります)国内の状況と近隣国の動静にはしばらく特に注視する必要があると思います。
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この件に関しては、いろいろと書きたいことが山ほどあり、ブログの文章にまとめるにもまとめようのないくらいです。
昨日、自身への不信任決議に対する進退を決められたとのことで、いったん簡単ではありますが少し触れておきたいと思います。
まず失職と聞いて、失笑でした。(真面目に書いてます)
鼻で笑ってしまいハナが少し出ました。(汚くて失礼しました。でも事実です)
自身のエゴと背景にいろいろなことがあったことが感じられます。
高校生の手紙が云々…とありますが、あまり関係ないと思います。関係していたらもっとバカです。でもそうかもしれません。
そもそも高校生の手紙はちゃんと受け止め、肝心な部下からの告発・公益通報はそう捉えず、あべこべです。
このところ、在阪のテレビ局を中心にインタビューに答える形でテレビ画面に出ていました。
その際にやたらと自身のこれまで実績を強調する場面が多々見受けられ見苦しかったです。出直し知事選に向けての事前活動の一環だったのではないか?との話もありますが、そうなのでしょう。彼の腹はすでに不信任決議が出るまでに(あるいはもっと以前に)決まっていたのかもしれません。
しかし、自身が強調するその実績は、これまでに自身がやってきたことによって、自身ですべて打ち消しているのです。そのことすら自身で認識できていないのです。
また冒頭の記事にも書かれていますが、「一からの出直しになる。やるしかないという思いだ」との発言も自身の置かれている状況が正しく認識できていないようです。「一から…」ではなく、「マイナスから」です。
このようにいつまでも自身のエゴ、「自身は非がない」とする態度を続ける限り、被害者にとってはパワハラ行為は継続しています。斎藤氏はもちろんそれは誰もが認識しないといけません。
また、X(旧Twitter)などを見ていると斎藤氏を擁護する発言がまかり通っていますが、そのどれもが人間として、有権者としての認識の低い内容の発言ばかりで唖然とします。非常に忌まわしい光景です。その行為自体が斎藤氏が続けてきたパワハラ行為の2次被害、3次被害に加担していることを認識しなければなりません。
また斎藤氏やこれら擁護をしようとする者たちの悪意を許すわけにはいきません。
そして、出直し知事選ですが、冒頭の記事で自民党が対抗馬の擁立にすでに動いていること。また別の報道では維新も独自の候補者の擁立に動いていることが報じられています。
この2つの政党が前回の知事選挙で斎藤氏を推した責任を次の知事選でどのように説明責任を果たすのかも注目しないといけませんが、何よりも斎藤氏が「どの面下げて」県民の前に出てくるか、これまでの経緯を実績だけでなくどのように説明するのか、注目しなければなりません。なぜなら、場合によっては選挙活動という体裁でのパワハラ行為のさらなる継続・助長になりかねないからです。
また、県知事選ですので、あくまでも有権者は県民ですが、地方自治の現場で、それも知事レベルで、このようなパワハラや公益通報制度の違反の疑い、また他にも某イベントに伴うお金のキックバックの疑いなど、様々な疑いがある事案が起こったことでの全国の自治体へ与えた影響は大きく、だからこそ全国版のニュースになり、全国に報じられているのですから、出直し知事選への県民の判断は全国が注目しています。
もし斎藤氏がパワハラ行為のさらなる継続・助長になりかねないような選挙活動をして、県民がそれを許すような結果になるのであれば、それほど恐ろしいことはありません。完全に日本の社会は歪むでしょう。
そのように歪んだ社会にならないよう、有権者として、大人の人間としてやるべきことはおのずとわかると思います。
追記。========
思わず書くのを忘れていましたが、百条委員会はまだ終わっていません。よって結論は出ていませんが、僕は強く斎藤氏にパワハラはあったと判断しています。それは、何よりも彼が百条委員会で発言した言い訳の内容そのものがパワハラをした人間がよく発言する内容と一致しているからです。
そして何よりも人が死んでいます。
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