junzirogoo!!!

日々勉強。〈COPYRIGHT © 2004-2024 KANGAWA, ALL RIGHTS RESERVED.〉

2023年末のご挨拶。

2023年12月31日 21時21分12秒 | Weblog
今年も大晦日を迎えました。 
天気があまりおよろしくありませんが、この時期には考えられないほどの妙な暖かさがあり、朝降った雨の余韻が春雨を感じさせるほどです。

まずは、読者の皆様に今年一年の感謝を申し上げます。
今年もいろいろなことがありながらも、週末更新を継続することができました。
これもひとえに皆様方のご反応を寄せてくださるおかげによるものと感じております。特にいつもアクセス&リアクションしてくださる皆様にはさらに感謝申し上げます。
更新に必死で普段あまりほかのブログ様へアクセスできない状態ではあり、それが少し心苦しいです。


さて、皆様には今年はどんな一年だったでしょうか。
コロナ禍からやっと脱したものの、この「失われた30年」をあらためてリアルに深く感じさせる深刻な過去が数々明らかになり、社会の「分断」がさらに進んでいることを感じさせる一年だったと思います。

そんな「分断」が僕にとっては身近なところで起き、あまりにも良いとは言えない一年でした。
また多くの人の死があり、今後の指針を深く考えさせられる日々でもありました。

しかしながら、今やっと落ち着いてきたかな?とは思っております。
何とか復調している感じですので、来年は巻き返すのみです。

世の中はさらなる「分断」が待ち構えていると思いますが、僕は相変わらず声をあげ、できうる限り抗い続けるでしょう。

そして、戦争が終わりません。
ウクライナも、ガザも。
シリアやほかにも社会情勢が不穏な地域はこの地球上にあります。
来年こそは戦争が終わり、世界中に自由と平和が覆いつくすように願ってやみません。

最後に、今年亡くなった坂本龍一氏がプロデュースした、2001年のこの曲でしめたいと思います。特に後半のデヴィッド・シルヴィアン作詞の歌詞に魅かれます。
N.M.L.  「ZERO LANDMINE」
(非公式な動画のようですので、後日観れなくなっているかもです)

当時、発売されたCD。(PR)
 

では皆様、今年もありがとうございました。
来年も皆様とりまして、世界にとりましても幸多き一年でありますよう願っております。
来年はこのブログもいよいよ20周年です。
来年も「junzirogoo!!!」を何卒よろしくお願い申し上げます。
よいお年をお迎えください。


======== SNS ========
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田知世 「早春物語」 =思い出す音楽 その155=

2023年12月31日 13時21分32秒 | 音楽

今回はなぜか公式の動画がなく、こちらで観れなくなるのを覚悟でこちらの動画にしました。
結構権利関係が複雑に感じますので、早々に観れなくなるかもしれません。その際はYou Tubeで検索などをお願い申し上げます。
それにしても、この動画の原田知世さんは品があって良いです。


今回も原田知世さんです。
冒頭でも書きましたように公式の動画がなかったので、「愛情物語」同様、取り上げるのを断念しようかと思ったのですが、明日はお正月で「新春」、一日早く「早春」。ほかにもいろいろ訳あって強引に取り上げることにいたしました。

ということで、今回は「早春物語」です。
リリースが、1985年7月。同年11月にリリースされたアルバム「PAVANE(パヴァーヌ)」、また1992年8月にムーンライダーズの鈴木慶一さんのプロデュースでリリースされたアルバム「GARDEN(ガーデン)」(セルフカバー)に収録されております。
作詞が康珍化さん、作曲が中崎英也さんです。
こちらの曲も原田知世さん主演で同名の映画の主題歌となっています。

映画のことを書く前に、当時のテレビコマーシャルでも使われておりまして、森永製菓「ハイクラウンチョコレート」、日本生命「ニッセイBIG・YOU」のコマーシャルに使われていました。



あぁ、かわいい。
当時はもう何とも言えませんでしたね。たまりません。
どちらのCMもよく流れていましたから、思い出す音楽になるはずです。


映画のほうは、例によって角川映画で原作が赤川次郎さん、監督が「野菊の墓」「Wの悲劇」の澤井信一郎さん、そして音楽が久石譲さんでした。
この映画はやはり観ていなかったと思うのですが、何かに書いてあったあらすじを読んだことがあります。
舞台は僕が今興味を寄せている神奈川県の一部、鎌倉。
知世さん演じる主人公・沖野瞳は高校生で写真部に所属の設定。
僕も高校生の時は写真部に所属。
またこの映画が公開された後、当時は中学生でしたが、中学校にも過去に写真部があったことを聞いていてプリントを焼き付ける引き伸ばし機が体育館の舞台袖の倉庫にひっそりと眠っているのを発見していたので、所属していた社会部の顧問に僕から相談し、それらの機材を使いDPEの作業を一度させてもらったことがあります。初めて写真の現像や暗室作業をしたのがこの時です。
そして梶川真二を演じていた林隆三さんは僕と誕生日が同じです。

そんな風に、僕自身の人生に何らかの影響を及ぼした可能性が少なからずある、音楽と映画。(観てないのに^^;)
その意味でも今回取り上げないといけないと思ったわけです。
(今回の動画、すべて非公式で早々に観れなくなるんじゃないか?と心配です)

関連リンク。========


======== amazon music(PR) ========
 
 
======== Compact Disc(PR) ========
 
 
 
======== Analog(PR) ========
 
 
======== Prime Video(PR) ========
 
======== DVD(PR) ======== 
 
======== Blu-ray(PR) ======== 
 
======== Kindle(PR) ========
 
======== Books(PR) ========
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松本人志氏の文春記事に思うこと。

2023年12月30日 23時55分55秒 | 芸能ネタ
今回の文春の記事は、最初、X(旧Twitter)の文春のアカウントで知りました。
それからやはり気になったので、12月27日に発売された「週刊文春」1月4日11日新年特大号を近くのコンビニで購入。
とりあえず松本氏の記事は読みました。

当該記事に関して吉本興業は、一切の事実を否定。松本氏の名誉を毀損するものとして法的措置を検討するとのことです。

それに対して、文春側は下記反論記事を出しています。

どちらの言い分が正しいのか。
今後吉本興業が実際に法的措置に出れば、裁判などで事実が明らかにされるでしょうから、それを待つのみです。
ですので、記事が事実かどうかの推測もあえてしません。

ただ、それよりも松本人志氏、浜田雅功氏のダウンタウンには関西人の僕としてはいろいろと思うところがあります。


ダウンタウンを僕が最初に知ったのは、中学生の時でした。
ウッチャンナンチャンとともにテレビのお正月番組に出演。
その時に披露されていたのが、「『あ』の研究」。
子供の頃からそれまで、漫才でここまで笑ったことがないぐらい笑いました。

ほかのネタについてもこの頃の彼らの漫才は心の底から笑えるという感じがありました。
その後、僕が高校一年生の4月に「4時ですよーだ」が始まり、たまたま初回を観て「ダウンタウンが出とる」とバラエティー番組はあまり観ない人間でしたが、結構観ていました。
素人が参加する「ダウンタウンの欲望」というコーナーもありましたね。
実は、一度だけ高校の同級生が出てました。(クラスも違いますし、お顔だけ存じ上げている程度の人)

しかし、それからしばらくして、結構早々だったと思うのですが、2人での漫才を観る機会はしだいに減りお笑いバラエティー番組での傍若無人さが目立つようになりました。
やはりバラエティー番組はあまり観ない人間ですので同時に彼らへの関心が薄れていきます。

その後、注目したのは「ゲイシャガールズ」の時です。
当時ファンであった坂本龍一氏とダウンタウンとの、今で言うところのコラボに大変期待し大いに楽しみました。
もちろん、当時発売されたCDはすべて購入したものと記憶しています。(どこいった?)
中でもオリジナルアルバムである「THE GEISHA GIRLS SHOW - 炎の おっさんアワー」は、かなり充実した内容で特に坂本龍一氏と小室哲哉氏の合作「炎のミーティング」は結構ヘビーローテーションしました。

しかしながら、その直後といってもいいタイミングで、浜田雅功氏と小室哲哉氏との、H Jungle with t「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜」のリリースを知った時、結構引きました。彼らも商業主義的なものに毒されたのだな、と。

以降でしょうか、彼らにまったくといってよいほど興味がなくなったのは。
それから何をしていたのか、僕はほとんど知りません。
ただ聞こえてくるのは、バラエティー番組内での問題となった内容のことであったりと、あまり良い話題はなかったように思います。

それと、昨年だったか一昨年前だったかは忘れましたが、ある女優さんと松本氏、その周辺の人物との間に、あまりこちらで書くことができないようなことがあったという話をネットか何かで知りました。
この件、今回の文春の記事と何らかの関連があるのかもしれません。

そういった流れの中での今回の記事です。
あまりの記事の内容に、来るところまで来たか。そんな印象です。

性加害は許されるものではありません。徹底的に非難されるべきことです。
吉本興業も法的措置を検討するのであれば、裁判で事実が明らかになるでしょう。
その際、記事に書かれたことが事実であるのであれば、松本氏をはじめこの件に関わった者は徹底的に非難され、場合によっては逮捕されるべきです。

また結論に至る間も、もちろん被害者とされている人は守られないといけません。なのに、すでにもう二次被害と言えるような言動を取る者がいます。これも徹底的に非難されるべきです。


まったくといってよいほど彼らに興味がなくなってから、あまりテレビでも見ることはありませんでしたが、ここ数年は逆に見ないようにしていたと言ってもいいかもしれません。特に松本氏が局長になってから「探偵ナイトスクープ」すら観ていません。
文春の記事にもありましたが、被害者にしてみれば、もちろんのことながらもっと見たくなかったはずです。
いくら若い頃の彼らのネタがおもしろいと言ってもです。

僕は10年ぐらい前から、「『あ』の研究」をやっていた頃のダウンタウンのほうが良かったと思うことが多くなっていて、このブログやSNSで時々書いていたと思いますが、昨年10月頃に「4時ですよーだ」に出ていたメンバメイコボルスミ11のビクさんがテレビ番組に出ておられたことをSNSで知った時には超絶に懐かしくなり、「あの頃のお笑いの世界に戻ってほしい」と思ってしまいました。

今、この世の中は本当に荒み切っています。
あの頃のお笑いの世界があった時期から約30年間。常にお笑い界をリードし台頭してきたのはダウンタウンと言っても良いでしょう。
しかし、そのお笑いは世の中の荒み具合と同様に変質してきたように思います。
いわば、「お笑い」ではなく「お嗤い」に変わってしまった。
他人の容姿を見て嗤う。他人をいじめて嗤う。他人を見下して嗤う。
そのような「お嗤い」が決して人々の心を豊かにするでしょうか?世の中を豊かにするでしょうか?

この変質がダウンタウンを中心に行われてきたとは思いたくありませんし、それは違うと思います。結局のところ、世の中全体が荒み切っているのですから、それは最終的にこの世の中に生きる人、一人一人の責任です。僕だってそうです。
ですから、もう少し深く考えてほしいのです。
この世の中を本当の意味でおもしろくする「行動」を。本当の意味でおもしろくする「お笑い」を。特に大人が考えないといけません。

関連リンク。========
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田知世 「天国にいちばん近い島」 =思い出す音楽 その154=

2023年12月24日 23時45分00秒 | 音楽

今回も当時の動画があれば採用したかったのですが、公式であることを優先してこちらの動画にしました。さらに、動かない動画ですがご了承ください。 
当時の歌声はこちらへ。


今回も原田知世さんです。
本当は角川映画が全盛だった当時の「愛情物語」を取り上げたかったのですが、公式の動画がなかったので断念しました。
ということで、その次だった「天国にいちばん近い島」を取り上げます。
リリースが、1984年10月。翌月リリースされたアルバム「撫子純情」に収録されています。ちなみに、後日詳しく取り上げることになるかと思いますがこのアルバムのプロデュースは今年お亡くなりになった坂本龍一さんです。
曲の作詞は康珍化さん、作曲は林哲司さんです。

そして、この「天国にいちばん近い島」は言わずと知れた、原田知世さん自身が主演の同名の映画の主題歌です。
映画は同年12月公開。「時をかける少女」と同じく大林宣彦さんが監督。原作は森村桂さんの旅行記です。


タイトルのフォントがちょっとホラーっぽいですが、そんなことどうでも良くなるぐらいに知世さんがかわいすぎます。この時のメガネって「メガネ萌え」の発祥なのではないでしょうか???(知らんけど・たぶん「Dr.スランプ・アラレちゃん」?)

当時、僕は中学校一年生で当時のことを思い出すのですが、やはり「時をかける少女」の時と同様にテレビでやたらCMをやっていたので、この曲がこびりついて覚えてしまっているというのがあります。もちろん当時、原田知世さんのファンですから気にはなるわけです。
そして、今思い出す記憶の中に、なぜか森村桂さんの原作本が家か祖母の家にあったような映像が頭の中に浮かんでいて、それはどうなったのだろう?と思っています。
家であれば、まだあるのか?祖母の家であれば、もう取り壊されてありませんのであきらめるしかないですね。
また、「天国にいちばん近い島」がどこなのか?当時、社会科の地図帳で調べた記憶もあります。こちらです。僕もよく混同しますがニュージーランドではありません。
そんな風に当時の記憶も思い出す音楽です。

関連リンク。========


======== amazon music(PR) ========
 
 
======== Compact Disc(PR) ========
 
 
 
======== Analog(PR) ========
 
 
======== Prime Video(PR) ========
 
======== DVD(PR) ========
 
======== Blu-ray(PR) ========
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「失われた30年」で、30位。

2023年12月24日 15時25分35秒 | 社会・経済
前記事に関連するような内容で、公益財団法人 日本生産性本部の12月22日発表の「労働生産性の国際比較2023」に基づいた記事が出ていました。

またダイハツの件も下の記事が出ていました。
この記事に関しては「コスト削減するところが間違っている」と言いたくなります。ほかにニュースでも報じられていますが、不正問題が起きる背景に悪しき慣習やそれを蔓延らせる風通しの悪さがあるわけです。

ほかにも沢井製薬JALなどの企業の不祥事が同時期に報じられています。
いずれも何らかの形でこのようなことが少なからず原因としてあるはずです。

さらに言えば、このブログでも継続して取り上げてきた、旧ジャニーズや宝塚歌劇団などやビッグモーターもそうでしょう。

このように企業の不祥事が発生するような環境で日本の労働者はこの30年間、労働というよりは搾取の連続のような毎日で日々食い繋ぐような生活を続けているのですから、いくら労働者が高学力であったり教育が良くても、冒頭の記事にある労働生産性の順位が下がるのも当然と言えば当然でしょう。
本当に日本の労働環境は厳しさを増し、労働価値は下がっているのです。

競争が激しいのだから仕方ないだろう、とするのは簡単です。
しかしこのまま過当競争が続けば、どうなるのか?
このような企業の不祥事が多発しているのも当然と言えば当然でしょう。
このままもっとひどくなれば、日本の国の信頼さえ失ってしまうでしょう。

そうなる前に、どうすれば良いのか?
例えば、労働環境をもっと改善し、労働者のモチベーションが向上すれば、新しいイノベーションが起こったり、生産性も向上し、その会社の企業価値も上がるかもしれません。
バランスの取れたコスト削減を実施して、還元するべきところに還元する、など言うのも、これもまた簡単です。
もちろん、一企業で率先して行うのは難しいと思います。
では、誰が率先するのか?

それはやはり、政治であり、行政でしょう。
うまく法律などを使ってそのような動きを企業が取りやすいように促す政策をまず取るべきです。
政府は賃上げと言っていますが、まだまだその恩恵は一部の人たちしか受けていません。政治家はもっと頭を使って、もっと促す政策を実施するべきです。
裏金をせっせと捻出している場合ではないのです。そのような政治家は選挙で落とすべきなのです。

冒頭の記事の日本生産性本部がこのような報告を公表するのも、そのような労働環境の改善などを促す狙いも一端にあるのではないでしょうか?

関連リンク。========
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当然守られているべきものが、当然のことのように守られていない今の社会の深刻さ。

2023年12月23日 23時45分15秒 | 社会・経済
ダイハツの不正問題のニュースが連日流れています。
例によって、自民党の派閥パーティー券裏金問題のスケープゴートっぽい感じもしないわけではないですが、結局、そんなにその役割も果たしていないばかりか、僕は何かこの2つの出来事に今の社会に共通するものを感じてしまい相乗効果で国民の皆様に社会に対する大きな問題の提起をし、社会の仕組みや運用に対しての問題意識を持つきっかけになれば良いと、少しばかりポジティブに思っています。自民党の件も安倍派だけではないでしょうし、おそらくダイハツのようなことは、これまでも他の企業でもありましたし、これからも他の企業で明らかになっていきそうな気がします。

先日、Facebookのほうに限定で書いた文章の中の言葉に法律をも含め、「当然守られているべきものが、当然のことのように守られていない。」というのがあり、そもそも自民党の派閥パーティー券裏金問題に関して書いたことだったのですが、このダイハツの不正問題のニュースに触れてもこの言葉を思い出しました。

この数十年の間に「コンプライアンス」という言葉をよく聞かれるようになりました。
元々は「法令遵守」の意味合いでしたが、最近は企業倫理や社会規範も含むものとしての認識が社会一般的です。
しかしながら、このコンプライアンスの徹底を無駄に謳う企業ほど裏ではいろいろ問題が隠されているような印象があります。
なかには「法令遵守」の意識しかなく「法令さえ守っていれば良い」と法令の穴につけこんでいたり、法令の道徳的原理に準じた守られ方をしていない現実を聞いたこともあります。いわゆる脱法行為もそうでしょう。

今回、このダイハツの不正問題もコンプライアンスの言葉の裏で起こっていたものと思われます。
コンプライアンスという言葉が出てくる前、30年前から不正は行われていたと言います。
30年前と言えばバブルが崩壊したころ。バブル崩壊によってコストを抑えることが求められ、人件費を抑えることも含めいろいろな方法でコストを抑えられてきました。さらにコンプライアンスの徹底も求められてきました。
しかし、単にコストを抑えることに注力するだけでは、コンプライアンスは徹底できないことがこれで証明されたように思います。
コストを抑えることとコンプライアンスを徹底すること。この2つの相反するものを同時に達成しようとする浅はかな考え方では難しく、どちらかを犠牲あるいは無視することしかできなかった。そのしわ寄せが今きているのでしょう。

ちょうど不正が行われていた30年と「失われた30年」とが符合するのは偶然ではないように考えます。
自民党の派閥パーティー券裏金問題も政治資金規正法が改正された(1994年)後の約30年間に行われていた話もあります。
つまり、この「失われた30年」は、経済的停滞の30年であり、その原因は「当然守られているべきものが、当然のことのように守られていない」30年であり、その結果なのではないか?
「当然守られているべきものが、当然のことのように守られていない」ことの当然の帰結なのではないか?
と考えます。

今、世の中には、
ルールを真面目に守ることをバカにする風潮があります。
理念を追うひたむきさをバカにする風潮があります。

当然守るべきものを、当然のことのように守ることをバカにする考え方こそがこの「失われた30年」を生み、社会を悪くしてきたのではないか?そして経済的停滞を生んでいるのではないか?そのように考える時、もう一度社会の在り方を見直し、そのルールがなぜあるのか?そのルールの理念に沿った運用になっているか?を基本に戻って点検してみることが必要なのではないでしょうか?
それが本当のコンプライアンスの徹底であり、それに沿ったコストを抑える方法が本当の意味で必要なコストを抑える方法であり、それに伴う成長が本当の成長だと思います。
そのようにして、本当の経済成長、本当の良い社会が築けるのではないか?と思います。

そのような考え方が甘い、難しいと仰る方もいらっしゃるかもしれないですが、僕は逆にどちらが甘いのか?と問いたいです。これまで浅はかで安直な考え方や要領で愚直な努力をする人々を愚弄してきた結果が今なのではないか?と。


政治資金規正法に関する部分で誤りがありましたので訂正しました。申し訳ございません。(2023.12.24.AM2:20)

関連リンク。========
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

利用ブログサービスのシステムメンテナンスのお知らせ。(メンテナンスでやんす)

2023年12月19日 01時00分00秒 | Weblog

上の記事のとおり、このあと当ブログが利用しております、「goo blog」が下記時間帯でシステムメンテナンスに入ります。

引用
2023年12月19日(火) 午前1:30~午前2:00(予定)
2023年12月19日(火) 午前4:30~午前5:00(予定)

上記時間帯の間、数回にわたってごく短い時間、ブログの表示が表示ができなくなる場合がございます。


以上、よろしくお願い申し上げます。
(メンテナンスのお知らせなんて記事にするの、何年ぶり???)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原田知世 「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」 =思い出す音楽 その153=

2023年12月17日 23時59分55秒 | 音楽

今回も当時の動画があれば採用したかったのですが、公式であることを優先してこちらの動画にしました。さらに、動かない動画ですがご了承ください。
当時の歌声は、こちらへ。


今回も原田知世さんで、「ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ」です。
リリースが、1983年7月。前回の「時をかける少女」の次にリリースされたシングルです。
こちらも原田さんが主演されたミュージカル「あしながおじさん」の主題歌として作られ、こちらも作詞作曲が松任谷由実さんでした。
また、松任谷さん歌唱のシングルも翌月にリリースされています。


今回、曲を決めるにあたっていろいろと調べたのですが、「いやぁ、ホント、ファンだったんだな~」と思ってしまうほど、芋づる式に思い出す原田知世さん歌唱の曲が出てくる出てくる。
先週取り上げた時には「あと、2、3曲で」と思っていたんですが、確実にこのまま原田知世さんで年越し確定です。調べていたら、もっと出てきました。「pupa(ピューパ)」までいくかな???

さて、話を元に戻しまして、当時の僕の記憶ではこの曲が「あしながおじさん」の主題歌であることは理解していたのですが、その「あしながおじさん」がどのようなストーリーで原作がどなたで、というような詳しいところまでは理解していなかったように思います。
また耳の記憶に残っている部分はやはり知世さんの歌唱でした。
そして当時も今もこの曲のサビの部分を聴くと胸が締め付けられるような気持ちになるのは変わりませんでした。それゆえ名曲だと思います。

関連リンク。========

======== amazon music(PR) ========
 
 
======== Compact Disc(PR) ========
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悪夢は、むしろこれからかもしれません。

2023年12月17日 21時50分00秒 | 政治
とうとう上のような記事も出てきました。
goo ニュースでの見出しは「悪夢の岸田政権 解散へ秒読みか」でした。
記事中、選挙ウォッチャーのちだいさんは、年明けの国会冒頭で解散するのでは?と推測。選挙では先日の江東区長選での結果のように維新の支持率が頭打ちしている中、「仕方なく」立憲民主党に入れる人が多くなり最も票を伸ばすのではないか?と推測されています。

僕としてはかなり楽観的な見方に思え、特に僕は関西に住んでいることもありますが、これまでの度重なる離合集散で頼りない立憲民主党はまず投票先から外されて、ちだいさんの推測に比較しやすいように言えば、次の総選挙では「仕方なく」維新に入れる人が多く票を伸ばすのではないか?と思っています。
思想的(ちゃんとした「思想」ではなく)に、「自民党に近い思想の政党は維新」だと思っている人は結構多いように思うのです。本当はそうではないですが。「思想」すらないかもしれないですから。

そうして、維新が票を伸ばし政権を取る、あるいは維新が中心となる政権ができたら…、これまで十分悪夢だったのにも関わらず、もちろんさらなる悪夢の始まりとなります。

ご存知の方は多いですが、政治家としての理念からかけ離れ違反・脱法行為など、あんなにも不祥事のデパートならぬ不祥事の総合商社である維新が(全国の皆さん、見てますか?)、政権なんて取ろうものなら、好き勝手していったい何をしでかすかわかりません。

ちだいさんの推測はまだ有権者の皆様に対して希望を持っておられる推測であり、僕の悲観的な推測はまだまだ有権者の皆様の政治参加が軽いものになっているという推測であり、もちろん僕自身もちだいさんの推測のようになってくれたほうがマシ、というのが本意です。


最後に、菅野完さんの動画を貼っておきます。
安倍晋三か、民主党政権か―― 日本にとって悪夢だったのは【菅野完氏 政治解説切り抜き】


関連リンク。========
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍派だけの問題ではないでしょ。(キックバック裏金問題の本質)

2023年12月17日 17時33分44秒 | 政治
上の記事にもありますように、安倍派だけの問題では決してないです。
これまでの経緯もあって派閥の首領がいない安倍派だけが目をつけられたかのように悪者になっていますが、他の派閥にしても金額の多い少ないに関わらず徹底的に事実を明らかにされるべきで、マスコミも追及するべきで、実際に違反などがあれば非難され、逮捕・起訴されるべきです。

先日のこちらの記事では僕自身も少し認識が間違っていたようで、政治資金収支報告書に記載がなかったことだけでなく、そもそも政党助成金がある中で政治資金パーティーを行い受けてはいけない企業献金を受ける温床になっていたことも重大な問題でした。(申し訳ありません)
そういった政治資金規正法の穴が指摘されるの中で上脇教授も仰っておられるように、20万円以下のパーティー券収入も全て公表を義務付けて透明化を図るか、パーティー自体を禁止にするべきでしょう。

ただ安倍派については、ほかの報道で、パーティー券の売上金を派閥に直接入金せずに中抜きしていたり、「桜を見る会」とセットにしていたというものもあったり、またかなり強引に売ってきたり、買わないいけない状況になっていたりしていて、僕は思わずそのやり口に安倍派なだけに、旧・統一教会の「万物復帰」ばりの献金集めにも似た印象を持ってしまいました。いずれにしても悪質さが際立ちます。

そのような悪質さにおいても、安倍派だけの問題ではないように思え、どちらにしても特捜部の徹底的な事実解明への捜査に期待しながら、今後の状況の展開を僕も含めて有権者としての注視が必要であり、展開のよっては有権者として声をあげていかねばならないと思っています。


ところで、今回の件で、安倍晋三氏に最も食い込んだと言われる記者・岩田明子氏が12日に夕刊フジで『安倍元首相は激怒、会計責任者に「ただちに直せ」自民パー券疑惑、岩田明子氏が緊急取材「裏金」は細田派時代の悪習だった』とのタイトルの記事を出しています。
僕は思わず鼻で笑ってしまい、誰がこんな記事信用するのか?と思いました。普通の庶民感覚を持っていれば違和感しか持たないでしょう。
これだけでブログ記事書こうかと思っていたのですが、僕より早く記事にされている宮武さんのブログ記事をリンクしておきます。

「最も食い込んだ」のではなく「最も取り込まれた(=癒着)」と言えるでしょう。
岩田氏は今はフリーですが、NHKに所属したままでこんな記事を出そうとしていたら、逆に処分を受けていたのでは?
そもそも報道記者として取材対象と仲良くしすぎることは記者としての立場を危うくするものであり、最も気をつけないといけないことです。
このような取材対象と癒着してしまった記者には情報を受ける側である僕らが気をつけないといけません。
ちなみに書こうとしていた記事のタイトルは「岩田明子氏に気をつけましょう。」でした。

関連リンク。========
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする