クラッシック音楽というのは、ひとつの楽曲について、いろいろな演奏者に演奏され、その演奏ごとに楽曲の印象が一変することがありますが、交響曲についてもオーケストラと指揮者の組み合わせによって印象が変わります。
そのため、YouTube上には様々な、この、ショスタコーヴィチ 「交響曲第5番」の動画があり、今回もちろんいくつかの動画を観たのですが、スコアの誤植の問題が長年いわれていて、特に冒頭の部分をゆっくり演奏しているものと、冒頭から早いテンポで演奏しているものとでわかれています。それだけに多くの動画があり、かなり迷ってしまいました。
今回この動画を選んだ理由は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」のオープニング、テーマ音楽を指揮している尾高忠明さんが指揮をしている動画だったからです。ちなみに尾高さんは渋沢栄一のひ孫にあたる方です。
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今回取り上げるのは、「ぶちょ」じゃなかった、ショスタコーヴィチの「交響曲第5番 第4楽章」です。
今、ちょっと口を突いて出かけましたが、関西では昔やっていた大阪府警監修の刑事ドラマ「部長刑事」のオープニング曲として冒頭の部分が使われていました。
それだけに、この楽曲は「革命」という副題がよく付されていますが、これはショスタコーヴィチ本人がつけたものではありません。後世の人がある意味勝手に付けたものになります。なので、僕も勝手に副題を付けるとなるとやはり「部長刑事」でしょうか。
それだけ関西の人はこのドラマの印象が強いのです。
例えば、空にヘリコプターが飛んでいるのを見つけると自然とこの楽曲とドラマのオープニングの映像が頭に浮かぶ条件反射的なことがあります。
このあたりは現在50代前後より年上の関西ご出身の皆様であればご納得いただけるものと確信しております。
ということで、
小中学生の頃を思い出す音楽になります。
その後、高校生以降に確か「題名のない音楽会」でショスタコーヴィチが取り上げられていたことがあり、その時にこの「交響曲第5番 ニ短調 作品47 第4楽章」が演奏されていて「部長刑事やん!」ということになりました。
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尾高さん指揮のものがありませんでしたorz