先日の水曜日、22日に、大阪市営地下鉄・御堂筋線の梅田駅で、火災があったことは、全国ネットでニュースにされ、多くの人が知る出来事となりました。
その後、原因が、清掃作業員のたばこの火の不始末だったことが明らかになり、事の収束を見ようとしていますが、
ちょっと、気になったことが…。
いや、今回は、今回で原因もわかって、乗降客にけが人が出ませんでしたし、それはそれで良いと思うんですが…、
今回、原因を考えてみた時に、僕は、マナーの悪い人が、何か時間差で発火しそうなものを捨てたんじゃないか?と思ったんです。
もちろん、それには、たばこも入ります。
たまに、誰もいない公衆の喫煙スペースに設置されている灰皿から、煙だけがモクモクと立ち上がっていることってあるじゃないですか。
今回も、そんな感じなのかな?と推測していたんですが(おおよそ合っていましたが、まさか、清掃作業員そのものとは思いませんでした。)
ふと、それが、悪意のある人が、故意にゴミ箱にゴミとまぎれさせて放り込んだ危険な物だったりしたら、恐ろしいな、と。
ただでさえ、地下鉄での火災というのは、怖いです。
今回は、これで済みましたが、場合によっては、大惨事になりやすいです。
数年前、韓国の大邱で起こった、地下鉄放火事件では多くの死傷者が出ました。
日本では、東京で、地下鉄サリン事件が起きているにもかかわらず、そういう日常の中での悪意に対する危機管理意識が低いし、啓発もされていないように思います。
今回、どこの報道機関も、このような視点からの記事を、少なくとも僕は見ていませんし、
あの橋下市長も、今回の火災についての責任については言及していますが、このような視点に関する発言はありません。
普段の扇情的な発言から、あっても良さそうな気がするのですが…。
参考リンク。--------
「大邱地下鉄放火事件」(Wikipedia)
関西電力の原子力発電所が全て止まりました。
Nuclear power plant of Kansai Electric Power Co. of Japan were all stopped.