岸田首相「異次元の少子化対策」に独身研究家が「効果なし」と怒りの大反論
岸田文雄首相は23日、衆議院本会議で施政方針演説を行った。「子ども・子育て政策」は最重要政策だとし、「従来とは次元の異なる少子化対策を実現したい」と意気込みを語っ...
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報道の記事のタイトルをそのままこの記事のタイトルにさせていただきました。
先月報道の記事なんですが、
「独身研究家」って何?と思って何気に読んでみたこの記事。
最後まで読んで大いに同意してしまいました。
政府のやる政策って常に世の中と何かズレている感じがします。
「異次元」や「次元の異なる」と言っている時点で「そうじゃない」と僕の頭の中に鈴木雅之さんが現れます。
僕は勤めていた会社が倒産した20年前からすでに感じていますが、「子供を育てにくい」だけの世の中なのではなく、「生きにくい」世の中、もっと具体的に言うと「将来設計がしにくい」世の中なのです。
実際に僕のまわりでも友達は既婚者と未婚者が半々ぐらいです。
そしてそのどちらもが「厳しい世の中」、「暮らしにくい」世の中とボヤいています。子育てや仕事のことなどいろいろなことの先の見通しがつきにくいのです。
うまくいっている(ように見える)のは元々先祖代々のちゃんとしたお金持ちの人格者か人の道に反したお金の稼ぎ方をして法律だけは犯していないヤツだけです。
要するに「お金は天下の回り物」とは言いますが、そうはなっておらずその回り方に偏りがある状態ということなのでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか?
「税金」や「社会保障」などの国の機能というのはそもそも「所得の再分配」の意味合いがあります。
簡単に言うと、高所得者からは多めに低所得者からは少なく「税金」を取り、そして「社会保障」などの制度で低所得者を中心に生活を守り充実したものにしていき、総じて貧富の格差の拡がりを抑え、国民生活全体を安心できるものにしていくもの、ということができるでしょうか。
しかし今、これほどの貧富の格差がある状態ではこの「所得の再分配」が正常に機能しているか疑問に思うところです。
また日本の平均賃金はG7諸国の中で唯一この30年間ほぼほぼ上がっていません。指標によっては下がっています。
そういった流れの中で、記事の中でも荒川さんが仰っていますが、やはり景気を上げることが一番やるべきことで、特に若者の未来が明るく見通せる世の中、将来設計が普通にできる世の中にすることだと思います。
話が若干飛躍しますが、それに伴って個人的に思っているのはそのように将来への見通しがつけば、つかないことによって起こりうるような犯罪が起こらない、すなわち治安を守る意味でも効果があって国民生活全体を安心できるものにしていくことにも意味があるように思っています。
話を元に戻して、では具体的にどうすればよいのでしょうか?
ここまで書いたことは総じて政治の役割であり政治で行われることによって変わっていく、良くなっていくことです。
ここまで書けばいつもこのブログを読んでいただいている皆様には僕が何が言いたいかわかるはずです。
そうです。
「投票に行く」ということです。
あきらめずに投票に行くということです。
そして、景気を挙げて将来設計が普通にできる世の中にしようとする候補者に入れるべきです。
そのために勉強をすることです。
勉強するためには例えば本を読むことです。
それが憲法にも書かれている「不断の努力」です。
いつも言う、普段からの「不断の努力」です。(真面目に書いています)
(最後までお付き合いいただきありがとうございました。)
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