

今月11日から12日朝に渡って数回ネットで配信されていた、坂本龍一さんのピアノコンサート。
僕は気が進まなかったので、観ておりません。
もちろん、迷いました。元ファンとしては。
直前まで迷っていましたが、配信の数日前動画が公開されコメントを発せられていました。
思っていた以上に声に張りがあり、それほどしんどそうでもない。
今回の配信の情報が解禁された時の触れ込みである「最後かもしれない」に「もしくは最後じゃないかもしれない」をつけ足したくなる想いでした。
そして、新しいアルバムの予告もあり、配信データよりはCD(アナログもあります)のほうが、物として手元に残るほうが良いと思ったので、費用をそちらに振り向け新しいアルバム「12」を予約することを選びました。
また、今回の音源はのちのちCD化なり音源化されるだろうという期待もあります。
実際、当日は母の体調が優れず、それどころではなかったのですが。
さらには、配信後翌々日ぐらいに早々に公開された「戦メリ(Merry Christmas, Mr. Lawrence)」の演奏。
確かに少し弱々しいところがあったのは否めないですが、年齢のことを考えると相応な感じもするのです。
これを観ても、「最後じゃないかもしれない」と思いました。
例えば、生に対する執着を人目もはばからずに見せてくるような、言ってしまえば「無様さ」みたいなものが死を前にした人間から出てきても、それはむしろ非常に自然なはずで人間らしい部分を感じるのですが、そうじゃない。
ただ、配信された動画は観ていないので、完全にないとは僕には言えません。実際どうだったのでしょう?
あと、もうひとつ気になったのは動画がモノクロだったことです。(最近のcommmnsの坂本龍一関連の動画もそのほとんどがモノクロのようです)
今回どのような意図・狙い・コンセプトによって動画をモノクロにしたのか?僕にははっきりとはわかりません。
推測するに一種の演出だったのか?言い換えると先ほどの「無様さ」を隠すためだったのか?
だとすると、なぜ隠す必要があったのか?
これもまた残念なことではありますが、実際どうだったのかわかりませんし考えるとキリがないです。
というようなことで、僕は現時点では彼の人間的なリアルを感じられないこともあり、これが「最後じゃないかもしれない」との思いを強くしたのです。
いずれにしても、死ぬよりは生きてくれたほうが良いので「最後かもしれない」詐欺で良いのです。もっともっと生きてもらって、また来年配信でもライブしていただいたほうが良いに決まっているじゃないですか!
サイン入り。
いちびって、ポチッとしてしまった。
夜勤の功名。
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曲名リスト
1. Hold My Hand (Duet with Akon)
2. Hollywood Tonight
3. Keep Your Head Up
4. (I Like) The Way You Love Me
5. Monster (Featuring 50 Cent)
6. Best Of Joy
7. Breaking News
8. (I Can’t Make It) Another Day (Featuring Lenny Kravitz)
9. Behind The Mask
10. 10 .Much Too Soon
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もはや、伝説と言ってもいいのかもしれない。
YMO(坂本龍一作曲)の「Behind The Mask」が、あのマイケル・ジャクソンの「スリラー」に収録されるかもしれなかった、という話。
実は、正直、僕は、この「MICHAEL」というアルバムが発売されるということを知るまで、その話を知らなかった。
今回、当時のオリジナルではないが、未発表音源を手直ししたものが、この「MICHAEL」に収録されている。
「スリラー」が発表されて後の、1987年、エリック・クランプトンが、この「Behind The Mask」をカバーしていたこと(アルバムの解説によると、この当時、イギリスのポップチャートで15位を記録したとか。)は、かなり以前に知っていたが、今回、聴いたマイケルの「Behind The Mask」も、なかなか良い。かなりカッコいいのだ。
僕が高校生の頃、マイケルにハマっていた友人がいた(まさしく、「スリラー」だったと思う。)が、僕自身はあまり興味を持たなかった。むしろ、嫌いなほうだったと思う。
いや、その当時は、むしろ、坂本龍一自身にかなりの興味を示していて、このミュージシャンのファンになる!と決めていた頃だったと思う。(YMOが散開して、かなり経った頃だw)
いやぁ、しかし、このマイケル・バージョンの「Behind The Mask」は、カッコいい。
とりあえず、丁寧にキチッと制作され、かなりレベルの高いものになっている。
やはり、オリジナルを聴きたかったという想いには捕らわれるが、この「伝説」に触れる、垣間見るには十分な音源だと思う。
エリック・クランプトンのカバー。
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曲名リスト
1. It's In The Way That You Use It
2. Run
3. Tearing Us Apart
4. Bad Influence
5. Walk Away
6. Hung Up On Your Love
7. Take A Chance
8. Hold On
9. Miss You
10. Holy Mother
11. Behind The Mask
12. Grand Illusion
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坂本龍一自身も、ロック・バージョンで、セルフカバー。
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曲名リスト
1. ビハインド・ザ・マスク
2. リスキー
3. フィールド・ワーク
4. ステッピン・イントゥ・エイシア(TVトラック)
5. フィールド・ワーク(エディット)
6. 両眼微笑
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原曲収録。
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曲名リスト
1. テクノポリス
2. アブソリュート・エゴ・ダンス
3. ライディーン
4. キャスタリア
5. ビハインド・ザ・マスク
6. デイ・トリッパー
7. インソムニア
8. ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
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