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動かない動画で申し訳ありませんが、公式的な動画がYouTube上にはこれしかなかったためそのまま採用しました。
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ここのところ連日雨の日が続きました。
今日も大阪は雨で「大阪マラソン」を走られたランナーの皆様、お疲れ様でした。
そんな雨の日に思い出す音楽と言えば、僕には2曲あります。
以前にも書いたかもしれませんが、1曲目は坂本龍一さんの「ラストエンペラー」のサントラにもある、その名も「rain」
そして2曲目が、SL@yRe&The Feminine Stoolξ(スレイヤー・アンド・ザ・フェミニン・ストゥール:坂本昌己 VS Kawatory)のこの曲です。
どちらかと言えば、この曲、というよりはこの曲が収録されているSL@yRe&The Feminine Stoolξのデビューアルバム「Phut Cr@ckle Tokyo[K](ファット クラックル トーキョー)」全体が思い出す音楽と言えます。
それは、アルバムのジャケットが雨に濡れた感じ、水中の模様に見えるのもあるでしょう。
そもそもはちょっとした勘違いをしていまして、この曲の中で「朝です」と言っているのを「雨です」と言っていると思っていたのがあります。また今聴いても「雨上がりの朝」という感じがあり、雨の日に思い出してしまうのでしょう。
いずれにいたしましても、このアルバム自体、リリースされた2005年7月当時から、かなりの衝撃を受け、まさしく脳みそを掻き回され、そしてベビーローションしたアルバムで、今でもたまに聴きたくなります。
もうすでにCDは廃盤となっており中古でしか入手することができませんが、興味があれば今はいろいろな手段がありますから聴いてみてほしいと思っています。特にテクノやエレクトロニカなどをよく聴く方は必聴だと思います。
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戦争が終わりません。終わる気配もありません。
2年の長きにわたってつづくこの状況にウクライナ国民をはじめ、多くの人が疲弊感をもっています。
昨年6月からの反転攻勢もうまくいっておらず、ここにきてアメリカをはじめとする支援が不足してきており、なかなか厳しい状況の中で2年を迎えました。
当分のこの状態はつづくようでウクライナはしばらく守勢となり正念場となりそうですが、ウクライナがこの戦争に負けることは、いわゆる「法に基づく国際秩序」が崩れるということになりますから、周辺に北朝鮮や台湾海峡、そもそもの当事国・ロシアがある日本に影響が及ばないはずがないわけで、「対岸の火事」というような見方はできません。
何よりもウクライナにも僕らと同じ暮らしがあったはずで、それは同じ地球上で起こっていることであり、最近の物価高もこの戦争がきっかけで起こっていることでもあり、実際に影響はすでに及んでいるのです。無関心ではいられないはずです。
だからこそ、今ここで書いておきたいのは、これまで以上に、まだ終わらない戦争に、これからも関心を頭や心のどこかに持って、決して見捨てないことが必要です。
そう考えていたら、今日、大阪で追悼集会が行われていたようです。
知らなかった…、知ってたら撮影に行ったのに…。
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◆寒いですね。
朝から冷たい雨が降っていましたが、午後から止み、時折晴れ間が出たりしていた大阪でした。
朝から冷たい雨が降っていましたが、午後から止み、時折晴れ間が出たりしていた大阪でした。
◆さて、今日は天皇誕生日でした。
令和になってから5回目(あってる?)なのですが、今日が祝日とはおもっていなくて、まだ感覚が変です。
皇居では一般参賀に多くの皆様が列をなしていたのが非常に印象的でした。
雨が降っていたのにもかかわらず、あんなに多くの人々がお集まりになるとは!
◆印象的と言えば、昨日の株価史上最高値の更新。
いろいろと思うことは当然のことながらあるのですが、何よりも思うのは実態経済にそれがまったくと言っていいほど反映されていないこと。
バブルの頃がバブルだったのか?今がバブルな株価なのか?自分でも禅問答をしているようで訳が分からなくなってきますが、ひとつ思うのは、アベノミクスの余韻?もしくはその物価上昇率2%を目指した安倍晋三の怨念?とも思える強い違和感です。
「世界の富を世界人口の1%の富裕層が独占している」というようなことを聞くことがありますが、株式というもの自体が富裕層がお金を稼ぐ手段のひとつとして独占してしまっているような状態になった結果、実態経済から乖離してしまったのではないか?というような感じがしないわけでもないです。
要はアベノミクスが株式市場を足を引っ張る実態経済から分離させ、見た目の平均株価が良い数字になるようにさせてしまったのではないか?と思ってしまうわけです。
実際はどうなのか?
株をやっていたことはありつつも、経済や株式市場に詳しいわけではないのでわかりません。もちろん奇説、珍説かもしれませんので、ここまで書いたことは鵜呑みにしないでいただきたいです。
しかし安倍政権が始まった当初、有効求人倍率が改善したことがありました。あくまでも数値だけですが。
実際は派遣会社の求人が増えただけの話(実感)で将来に渡って働き続けるような仕事が少ない現状は変わらなかったのですが、今回もその時と同じような感触があります。
なので、このまま株価が安定するとは思っていません。
4月からどうなるか?賃上げがあっても一過的な減税の後増税の予定ですから…。
◆それと昨日、旧統一教会の審問が行われました。
詳しく書くのはまたの機会にしますが、宗教法人法の法人格を剥奪するかどうか?ではありますが、個人的に思うのは、関連団体や関連会社の数々の法律違反や悪事が事実としてすでに明らかにされ、自らの所業でこのような事態を招いているのですから、彼らが本当に宗教なのであれば、ここまで宗教としての評価や信頼が失われてしまっている以上、自ら解散に値すると判断するのが当然で、潔く解散するのが本当に宗教をやっていた宗教団体として当然なのではないでしょうか?
またそのようにしないところを見ると自分たちは宗教ではないことを自らが証明していると言えます。
昔、ある宗教(もちろん旧統一教会ではない)に入信している方から「一日も早いご信心を」と言われたことがありますが、今回の裁判所には「一日も早い解散命令を」ですね。
◆Jリーグが開幕。そして、プロ野球もオープン戦が始まりました。
今月に入ってから、Jリーグ開幕のCMが流れていて、「そこまで、せないかんのか?」と思ってしまいました。関西だけなのかもしれませんが昨年はタイガーズのアレの話題で関西は持ち切りだったので、何かその影響があったのかもしれません。
一時はプラチナチケットと言われたJリーグ(それも前史上最高値の株価と同じような時期)ですが、近年は観客動員数が落ち込んでいるように伺っています。しかしながら、僕はJリーグ全体については悲観していなくて、例えば地方に行けば地方活性化の起爆剤になっていたりするところは無視できないと思っていますし、そういう役割があったり、各チームの運営会社がご努力されれば、ちゃんと盛り上がっていったりするところは、Jリーグやサッカーというスポーツが健全な組織で健全なスポーツであることを証明しているのではないかな?と思っています。
細かいところではいろいろ問題があるのではないかとも、もちろん思うのですが、現場でいろいろとご苦労されている皆様には頑張っていただきたいと思っているところです。
◆もちろん、僕も頑張っていきたいと思っています。(明日も更新予定)
公式な動画ではありませんので後日観れなくなることがありますのでご了承ください。
この動画は、冒頭小澤さんが説明している部分から始まりますが、ベートーヴェンの「運命」を演奏しているところをみても、何かクラッシック音楽初心者向けの企画イベントのようです。
この動画は、冒頭小澤さんが説明している部分から始まりますが、ベートーヴェンの「運命」を演奏しているところをみても、何かクラッシック音楽初心者向けの企画イベントのようです。
動画に出てくる日付と会場から調べてみると「NHK音楽祭2005 ~こどものためのプログラム~」というのが出てきました。オーケストラもN響です。
演奏の指揮をしているところだけでは見ることのできない小澤さんの茶目っ気というか人柄が感じられる動画です。
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先週、小澤さん指揮の2002年のウィーンフィルニューイヤーコンサートで観客が手拍子するシーンが印象的だった、「ラデツキー行進曲」を取り上げましたが、今夜NHKがEテレでその2002年のウィーンフィルニューイヤーコンサートをおそらくフルで放映(途中から観ました)していたのを観まして、こちらも負けじと(勝負してどおする?)先週から続けて小澤征爾さんを取り上げることにしました。
それで、またYouTubeをいろいろ検索をかけてみたら、今回の動画が見つかったというわけです。
ベートーヴェンと言えば、僕が中学生の頃にバカみたいに聴きまくっていた作曲家です。交響曲であれば、1番から9番、場合によってはテレビ番組「題名のない音楽会」で10番まで聴きました。それぐらいにハマっていました。たぶん、当時の中学生としては変わっているほうだと思います。
そんなことは気にせず、中学生の頃はいろいろな作曲家のクラッシック音楽を聴きましたがベートーヴェンは特に好きで聴いていました。手始めに聴いたのもベートーヴェンで「田園」だったような気もします。
そんなわけで、ベートーヴェンだけとっても話が尽きないわけですが、そのベートーヴェンを小澤征爾さんが指揮しているのは初めて聴きました。
やっぱり、パシッとまとまっているわけです。すごいです。
そして、これを書く前にEテレで観た、2002年のウィーンフィルニューイヤーコンサートもすごかったわけです。
先週の取り上げた動画ではわかりにくかったのですが、小澤さんのご家族も会場で聴いておられたみたいで小澤征悦さんがバッチリカメラに映っておられます(先週の動画3分5秒頃、全画面モードで)
最後になりましたが、あらためて小澤征爾さんのご冥福をお祈りいたします。
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上記リンクのニュース記事は神奈川新聞さんの記事ですが、見出しに思わず「座布団、10枚!!」と思ったら、記事を読むと社民党幹部の発言とありますから、おそらく福島瑞穂さんか大椿裕子さんでしょう。そしてどちらかと言えば大椿さんが言っていそうに感じます。(推測です)
いずれにしても、今の国民感情をくみ取っている的を射た皮肉でしょう。なのでやはり「座布団、10枚!!」
ところで、昨日から確定申告が始まりました。
今年は僕も行かねばならず、またどちらにしても医療費控除の絡みが数年分溜まっているので、まとめて申告です。とは言うものの僕の場合はまず還付になるでしょうから、まだ良いかもしれませんが、特に個人事業者の皆様は昨年の「インボイズ」という個人事業者の皆様を性悪説で見るような制度が始まってから初めての確定申告であり、これまでとは勝手の違う確定申告となっているうえに、一連の裏金問題での該当政治家に対する不公平感で、同時にこの徒労感。
僕の亡き父も個人事業者主でしたから、生きていたらもちろん何かしらの文句は言っていたでしょう。もしくはやっていた商売を辞めていたかもしれないですね、かねてからの物価上昇に「インボイズ」の追い打ちは確実に利益率を下げていたでしょうし。
また今般の「自民党裏金問題」は、そのまま「脱税疑惑」なのであり、多くの自民党議員が対象で大規模に行われており、政治倫理的にも、社会通念的にも問題です。わかりやすく言えば、複数の政治家が社会を乱しているわけです。もちろんこれは子供への教育上も良くないです。
毎月、税金を根こそぎ源泉徴収されているサラリーマンの皆様も当然裏金なんて作れる術がないわけですから、生活のために真面目に働いてそこから結構な金額を税金として真面目に納めているわけですから、やってられません。
この不公平感は日々のお仕事へのモチベーションにも影響しそうです。
そう言えば、先日、昨年一年間の名目のGDPがドイツに抜かれて世界4位になったニュースがありました。このまま引き続き影響してしまうと来年は世界5位かもしれません。(推測です)
どちらにしても、この自民党の政治倫理の惨状に、野党議員が追及するのは当然ですが、個人事業者の方も、サラリーマンの方も、そのほかの方も、国民であり、納税者であり、有権者なのですから、もっと怒って良いはずです。
日本人は温厚な人が多いためか、今回の件でもおとなしすぎると思います。
立憲民主党のある議員さんが、税務署での混乱を予想し「税金一揆」と言ったそうですが、あまり暴動のようなことを想像させる少し物騒な言葉は使わないほうが良いとは思いますが、それでも国民は怒っているんだと感情をくみ取ろうとするのはわかります。また別の立憲民主党の若手議員さんは「国民は増税、自民は脱税」と冒頭の言葉と似た皮肉を言っていました。
皮肉は言論の一部ですから、暴力に訴えるよりは良いはずです。
このように野党議員にばかり言わせるのではなくて、国民の皆様も当事者意識をもって、各々がそれぞれの方法でこの怒りを平和的に表現するべきでしょう。
そういう意味では今いろいろな方法があります。X(旧Twitter)やinstagram(インスタグラム)でも良いですし、僕も今このブログ記事を書いているのはその一環です。
すべての国民の皆様がそれぞれで何らかの方法で愚痴っている感じでも良いのでこの怒りを表現すれば、その世論を形作ることにつながります。これもまた民主主義です。それが多ければ大きなうねりとなって国民の怒りが届く日が来ます。決して無駄ではありません。
岸田首相がのらりくらりとやる気のない穏便な答弁を続けているのは、まさしくそれを避けようとしているわけで、いつか国民が忘れてしまうのを待っているからです。
そうさせてはいけません。そうさせてしまっては今年も来年も苦しい生活は続くでしょう。今年の一過的な減税のあとには増税が待っているからです。
今の自民党の致命的な政治倫理の惨状は裏金問題だけでなく、旧統一教会問題もあるからです。
今は特に盛山文科相が矢面に立っていますが彼だけの問題でもありません。この問題もまた自民党全体の問題です。
解散命令請求は出たものの、自民党の政治家と旧統一教会の関係も未だその全貌は明らかになっていません。
これもまたいつか国民が忘れてしまうのを待っているのです。
なので、忘れてはいけませんし、怒りの声をあげること、表現することを続けること。
選挙の日まで待つ必要はありません。声をあげることで選挙の日が近づくかもしれません。
無駄だと思わないこと。声をあげることをやめれば、また政治家は悪いことをするでしょう。
あきらめないこと。声をあげつづけることで日頃の世論が形作られて、権力を監視することにつながり、民主主義が初めて機能します。そして、選挙の日がやってきて、怒りの届く日がやってきます。
それが憲法に書かれている国民のやるべき「不断の努力」です。
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おそらく極私的な解釈をした感想かもしれませんので、まずそこはお断りをしておきます。
2016年にびわ湖ホールで「ST/LL」観てから8年。もうそんなに経っていたのか?思うほど高谷さんはここ数年、間を置かずDumb Type(ダムタイプ)を含め作品制作に没頭され、その精力的な活動に圧倒されるばかりなのですが、今回「tangent(タンジェント)」の公演予定を知ったとき、またもや圧倒されたのでした。
それは付け加えると、今年3月下旬から4月にかけて東京・新国立劇場と京都・ロームシアター京都で公演される、RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI「TIME」の予定をすでに聞いていて、その公演を控えている中での今回の「tangent」だったということもあります。
2016年にびわ湖ホールで「ST/LL」観てから8年。もうそんなに経っていたのか?思うほど高谷さんはここ数年、間を置かずDumb Type(ダムタイプ)を含め作品制作に没頭され、その精力的な活動に圧倒されるばかりなのですが、今回「tangent(タンジェント)」の公演予定を知ったとき、またもや圧倒されたのでした。
それは付け加えると、今年3月下旬から4月にかけて東京・新国立劇場と京都・ロームシアター京都で公演される、RYUICHI SAKAMOTO + SHIRO TAKATANI「TIME」の予定をすでに聞いていて、その公演を控えている中での今回の「tangent」だったということもあります。
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いつも芸術を鑑賞する時は、事前にできるだけ関連する情報を入れないようにして、できるだけ「素」の状態で鑑賞するようにしています。
ただ今回タイトルの「tangent」と聞いて、高校生の時に習った、三角関数、sin(sine)、cos(cosine)、tan(tangent)を思い出したのは言うまでもないのですが、なにぶん賢くない僕の頭は「何だったけ?」とそこで思考が停止。やはりあまり構えないようにしました。
それでも、会場入りして渡されたパンフレットの高谷さんの文章だけは読んでしまったのですが、ちょっとそれは鑑賞中いろいろな理解の手掛かりになったのではないか、と思います。
今回も高谷さんは音楽を坂本龍一さんにお願いしようとしていたのですが、悲しいことにそれはかなわず、高谷さんが考え抜かれた結果、去年リリースされたアルバム「12」の音を使うことになったようです。
本来はここから印象に残った舞台のシーンを取り上げ感想を書こうと思ったのですが、今後も世界で公演の予定があるとのことで、それはやめてこの舞台でのパフォーマンスを総じて、「tangent」なので3つのキーワードで表すとすれば、
音、光、人、
でしょうか。
この3つがいろいろな形で接する、触れる。
そして、音の部分には終始何かしら「坂本龍一さんなら、こうしたんじゃないか?ああしたんじゃないか?」という試行錯誤が感じられ、それはおそらく的を射ていたように思います。
「12」の音は非常に合っていました。
強いて、ひとつだけシーンを取り上げることが許されるのであれば、このパフォーマンスで唯一激しいかった音と光が乱れ合うことがしばらく続く中で、天井からぶら下げられ舞台中央で円を描くようにまわっていた球体を、舞台袖から出てきた演者が両手でパシッとつかまえ、その瞬間、舞台が暗転して終わるシーン。
僕はすごく気持ちが高ぶりました。
僕にはまるで、この地球上に起こるあらゆる事象。その中でも人が起こしたものは人でしか終わらせることができない、と言っているかのようでした。
つまり言い換えれば、戦争を起こすのも人間、終わらせるのも人間。
そのように高谷さんがメッセージをこめていたかは僕には知る由もないのですが、坂本龍一さん最後のアルバム「12」がリリースされてから一年、おそらく世界でいちばんこのアルバムを聴きこみ、パフォーマンスでどのように使うか?あるいはここからイメージをどのように広げていくか?を考えていたのではないかと推察する時、そこにウクライナでの戦争が終わらないまま、さらに起こったガザでのジェノサイドに坂本さんがいれば無視はしていなかったことは想像に難くないことであり、おそらくそれ自体も高谷さんは考え及んでいた可能性はあるかと思います。
さらに率直に言えば、この作品はもしかすると長らく一緒に作品制作をしてきた坂本さんへの鎮魂歌なのかもしれないとも思いました。
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公式な動画ではありませんので後日観れなくなることがありますのでご了承ください。
とは言うものの、動いている動画がYouTubeでこれしか見当たりませんでしたので貴重なものかもしれません。ありがたい限りです。
余談ですが、当時としては普通の画質だと思います。問題ないです。
ですが今の普通とされている画質に比べると個人的に思っていたより少し落ちる印象があります。僕にとって、2002年は「つい最近」な感覚なのですが、それは違うということをまざまざと感じさせられました。
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今回は、今月6日にお亡くなりになられた小澤征爾さんにちなみ、僕が「小澤征爾さんといえば…」で思い出す音楽ということで、小澤さんが指揮された、2002年のウィーンフィル ニューイヤーコンサートで観客が手拍子するシーンが印象的だった、ヨハン・シュトラウス1世(Johann Strauss I.)「ラデツキー行進曲(Radetzky-Marsch)」です。
初演が、1848年8月で、ヨハン・シュトラウス1世の曲としてはいちばん有名な曲でしょうか。
ちなみに、僕も勘違いしていたのですが、ヨハン・シュトラウスと聞くと、「美しく青きドナウ」を思い浮かべる方がいるかもしれませんが、こちらはヨハン・シュトラウス2世の作曲です。
今回、動画がなかったらどうしようか?と思ったのですが、あったので良かったです。小澤さんが亡くなったと聞いて、一番最初に思い浮かんだのがこの時のニューイヤーコンサートでした。2002年だったのですね。もう20年以上前。びっくりでした。
観客まで"指揮"をして手拍子させる指揮者は僕は初めて見ました。観客もノリノリ。この曲はアンコールだったらしく、ここまでノリノリにさせているということはコンサート全体が素晴らしいものだったからでしょう。この時のCDも結構売れたそうです。
そういう人々を強く惹きつける魅力がある小澤さん。
ここ数日テレビなどでもその人柄を象徴するエピソードが多く伝えらえています。クラッシック音楽のお堅いイメージさえも気品がありながらも魅力的で親しみやすいイメージに変えた功績があるように思います。
僕でさえも久しぶりにクラッシック音楽を聴きたいと思ってしまうのです。
最後になりましたが、小澤征爾さんのご冥福をお祈りいたします。
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わかりにくいですし、あまりおもしろくないですね、タイトル。
けれど、皆様、岸田首相のやる気って感じますか?
この政治改革にしても、ほかのいろいろなことにしても、いまいちやる気を感じません。能登半島地震の災害復旧にしても、発災当時から今でも切迫感がありません。
上記リンク記事のタイトルにある「ゼロ回答」と言えば、官房長官時の菅義偉氏の記者会見が思い出されますが、なぜ、こんな人が今自民党の政治刷新本部最高顧問なのかもよくわかりません。
それも含めて、随所随所にそのやる気のなさが表れていて、問題となった安倍派も多くいたりして国民・有権者からしても逆に反感をかうような人選だったりします。
もう、やってる感だけで、自民党内のことだけでそんな中途半端なのに、国のことができるのか?と思ってしまいます。
思えば、安倍晋三氏が再び総理の座を降りた際、岸田氏は安倍氏に直接会って、「次、俺ちゃうんか?」という旨の話をしに行ったらしいですが、それはそれでやる気があったのではないか?と思われるのに、実際総理大臣になってからのこの体たらくはなんですか?
記事になっている国会の予算委員会での「ゼロ回答」答弁にしても、問題と言わざるを得ず、国会軽視とも取れます。
先の菅氏と比較するのは、どっちもどっちで団栗の背比べですが、安倍氏も含め、日本国民全体に向け誠実であったかを考えれば、多くの人にとってそうではなかったのではないか、と思えます。
それでも今、日本国民は岸田文雄総理大臣に国政を託すしかない状態です。
その国民のほうを向いてご自身のお仕事をしておられるのか、甚だ疑問ですが、それでもここからどうしていくかを考えるとき、国民・有権者として我々が次の選挙で投票行動にそれを反映させるのは当然ですが、まず声をあげること、次の選挙まで黙って待つのではなく、できうる限り多くの人が声をあげ、これからの世論に反映させていく必要があるように感じます。
どちらにしても今は岸田首相のやる気次第なのですから、まず「やる気を出せ!!」と。
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EMI Records Japan 様、公式のライブ動画がありました。
動画のタイトルに、「2008年11月30日@渋谷CC LEMON HALL」とあり、その当時僕も別のコンサートで行ったことがあります。懐かしい名称です。
今は建て替えられて、「LINE CUBE SHIBUYA」というらしいです。
ま、関係ない話でした。
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今回は前回の原田知世さんつながりということで、原田知世さんがボーカルをされていたバンド「pupa(ピューパ)」で、「Anywhere」です。
リリースはこの曲が収録されたアルバム「floating pupa(フローティング ピューパ)」が発売された、2008年7月です。
「pupa」結成を聞いた時、そのメンバーを知って、どのような音楽が出てくるのか?楽しみでたまりませんでした。
そして、もちろん当時早速「floating pupa」を購入し聴きました。
タイトルどおりのふわふわ感。知世さんの声がそれに合っていて想像以上の世界観でした。
さらに付け加えなければならないのは、昨年1月に亡くなられた高橋幸宏さんの呼びかけにより結成されたバンドであり、高橋さんの人のつながりの広さとそこから生まれる音楽の世界の広さを感じることのできたバンドのひとつです。
あらためて高橋幸宏さんのご冥福をお祈り申し上げます。
ちなみに、僕が生で初めて pupa を聴いたのはこの時です。
おそらくステージ真ん前のブロックだったと思うので、僕の背中が写っているかも???(小さくてわかるはずもない)
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詳細は記事に譲りますが、ヤマト運輸に対する何かを感じたりするので、事実関係だけを読み取っていただければと思います。
昨年の8月だったと思いますが、ヤマト運輸と日本郵便の協業が発表され、ライバル同士の歴史的協業と報道されたりしていましたが、実際はそれぐらいしないと物流・運送業界がもたないということなのではと思っていました。
現に、今回のように個人事業者などの委託契約やパートの約2万8千人が切られているわけですから。
僕もこのニュースを聞いた時にびっくりしました。
ざっくり3万人の失業者が出るわけですから。
当事者の皆様は本当に突然でもっとびっくりされたと思います。
このような働くことの問題(解雇や会社の倒産など)はいつも本当に突然です。
社会情勢も厳しくなっていく中、どのような会社も経営が厳しくなることは、いつ何時何をきっかけに起こるかわからず、可能性としてあると考えなければなりません。またそれだけではなく働くことの問題はそれ以外のいろいろなこと(ハラスメントなど)でも原因として起きるため、「明日は我が身」と考えていたほうが良いです。
そのような突然なことに自分で事前に備えておくことができるとしたら、と考える時、それは法律(労働法関係)を知っておくということになると思います。
働くことはお金をかせぐことであり、そのお金は生活をしていくためであり、そのお金で生きるということです。
つまり、生きるために働くということです。
(働くために生きるのではない)
だからこそ、働く人の権利を法律で決め守らせているわけです。
逆に言えば、その法律を守らない会社は働く人に働くことをさせているのではなく、極端な場合、拷問をして奴隷としているのかもしれません。(わかりやすくするためオーバーに書きました)
冒頭の記事にもありますように、今回パート社員18人が労働組合を結成し、10月16日に団体交渉を行いヤマト運輸側が対応を変えました。
この「労働組合を結成すること」や「(会社と)団体交渉をすること」は法律で保証されています。会社側はこれを妨害することはできません。不当労働行為として法律違反となります。
まさにこの18人の方々は自分たちの生活を守るために法律に則って動いたわけです。いろいろと決断や行動が大変だったと思いますが働く場を守れたのは良かったと思います。
このようにここ数年、会社側から追い込まれた働く人が最後の砦として労働組合に相談して会社側と団体交渉をしたりすることが増えています。
労働基準監督署が実際に働く人のためにあまり動かないというのがあるかもしれませんが、実際に柔軟に動いてくれるのは労働組合だったりします。(相談する労働組合で当たりはずれはありますが)
そういう意味で、今回のような突然なことに自分で事前に備えておくことができるとしたら、普段から社内にあればその労働組合に所属、あるいは社内になかったり、あってもアテにできないのであれば外部の労働組合(ひとりで加入できる労働組合もあります)に所属しておくことが、普段から働くことを守るために情報を得たり、法律の勉強ができたりします。もちろん働くこと・働く場で何か納得できないことがあれば相談できます。動いてくれます。
このように自分の働くことを守ること=生活を守ること=生きることを守ることも知っておくにこしたことはありませんし、先日も別記事で触れましたが普段から災害に備え身を守ることが自身の生命力を高めるように、この自分の働くことを守ることも生命力を高めることにつながるのではないでしょうか。
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