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トランプ氏にウクライナはジョーカーを引かされるのか?(ロシアによるウクライナ侵攻から3年)

2025年02月24日 18時05分00秒 | 国際・世界
まず、明確にしておきたいのは、ウクライナはロシアから一方的に侵攻を受けた被害者です。そして、その被害に遭い続けて今日で3年にもなりました。

トランプがアメリカ大統領に返り咲いてから、それ自体にも違和感をいだきながらも、さらに就任直後から狂ったような大統領令の連発に唖然としていましたが、特にウクライナに絡む発言や行動には理不尽さや不条理を感じることを禁じ得ません!

そもそも、その発言や行動に至る発想や考えが短絡的で子供じみているとしか思えません。
当初、ゼレンスキー大統領との交渉でトランプがいらだっていることが報じられていましたが、いらだつこと自体アメリカ大統領の器ではないことを物語っているように思え、そのほかにもロシア寄りの発言をできたりすることも自国や自分のことしか考えていないようにしか思えません。
  • 「選挙なき独裁者」←ウクライナの法律で戦時下では選挙できないことが決まっており、そもそも戦時下で選挙ができると思っているほうがおかしいです。ゼレンスキー氏は戦前に選挙で選出された正当な大統領であり、そのことは主要各国が認めています。
  • 「勝てるはずもなく、始める必要もなかった戦争に突入させた」 ←事実誤認。侵略を始めたのはあくまでもロシア。また勝ち負けではなく侵略を始めたロシアは徹底的に非難されなければならず、そうでなければ国際秩序を歪ませます。
何よりもウクライナ抜きでロシアと停戦交渉(それも現段階でまだ停戦への見通しがない)をやってしまうあたりが考えられません。これまでの長い世界の歴史で築き上げてきている国際秩序をアメリカ大統領として、どう捉えているのでしょうか?その頭を疑います。
とにかくロシアが勝者になる終わり方では、その秩序を乱しウクライナで停戦はしても世界の他の場所でまた戦争が起こるでしょう。それは日本周辺でも例外ではないです。
ウクライナの皆様も早期の停戦を望んでいますが、停戦すればどんな状態・条件でも良いわけではないはずです。

そんな中、ゼレンスキー大統領はそれでも停戦を実現しようとなかなか難しい舵取りを強いられているようです。
冒頭のニュース記事も、そもそも被害者であるはずのウクライナがなぜアメリカに資源を差し出してまでのことをしないといけないのか?
しかし、背に腹は代えられないと応じる流れになっているようですが、やはりモヤモヤします。
別の報道では、ゼレンスキー氏が大統領を辞任する用意がある旨の発言をしたとのことです。
トランプはこの状態でも自国のことしか考えず、お金が絡む取引をしようとしているわけです。政治をビジネス、商売と勘違いしている政治家は日本にもいますが、その神様(それも偽物)のような存在なんでしょうかね。そんな政治家、世界のどこにも要らないです。

そして、そのようなお金の価値基準しか知らない政治家がお金でしか動かず、国際秩序や市井の人々の生活や経済を無視した判断や行動は、「やった者勝ち」の文化しか育まず、それが横行する世界になった時、それはもはや政治ではなく単に「独裁者の好き勝手」であり、秩序を失くした世界はやがて再び戦禍にまみれ、第3次世界大戦も現実味を帯びてくるわけです。

そうならないようにするためにも、今ウクライナにジョーカーを引かせないこと。そして、日本にいる我々も他人事と思わずに日本周辺でも戦禍がくるかもしれない危機感を持って声をあげるべきでしょう。
冒頭にも書きましたが、ウクライナが一方的なロシアからの侵略の被害者であることを強く認識し、国際秩序を堅持するためにも声をあげることが重要だと思います。

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岩崎宏美 「すみれ色の涙」 =思い出す音楽 その213=

2025年02月23日 22時30分00秒 | 音楽

再び動かない動画で失礼いたします。
岩崎宏美さんの公式YouTubeチャンネルからの動画となります。
こちらの動画の歌声もなかなかの歌唱力を感じさせます。
YouTube上にはほかにもこの曲のいろいろな動画があがっていますが、中には最近の歌唱のものもあり、当時と最近の歌唱を比較しても違いはあるにしても、どちらも素晴らしい歌声を聴かせてくれます。


今回も岩崎宏美さんの曲を取り上げます。
岩崎さんの曲で僕が思い出す作品としてもう一つあるのが、今回の取り上げる「すみれ色の涙」です。
リリースが、1981年6月。同年11月にリリースされたアルバム「すみれ色の涙から…」に収録されています。
元々は、ジャッキー吉川とブルー・コメッツが1968年にリリースした曲で岩崎さんがカバーしたものになります。
1981年当時のスバル「レオーネ」のCMにも使用されました。(YouTubeを検索しましたが動画は出てきませんでした。)

個人的には、当時10歳ごろだった僕がテレビの音楽番組などで岩崎さんがこの曲を歌唱していたのをよく観ていたので思い出す音楽となったと思います。それこそ、前回の「シンデレラ・ハネムーン」同様、もしかしたら「8時だョ!全員集合」の歌のコーナーで岩崎さんが歌っておられたのを強く記憶したのかもしれません。
当時からまさしく「歌姫」であり、今でも素晴らしい歌唱力です。

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つば九郎さん担当者の訃報に思うこと。

2025年02月22日 23時22分22秒 | スポーツ
今週、つば九郎さんの担当者の訃報のニュースがいちばん気になりました。

彼のパフォーマンスは、スワローズファンはもちろん、他のいろいろな社会の人々を想う意図が感じられ、僕個人としては時々社会風刺なパフォーマンスやフリップ芸が好きで、それは言わばアーティストであり、またそんじょそこらのコメディアンよりコメディアンであり、面白く素直に笑えるのでした。

そのような彼の担当者の訃報に、僕は思いのほかショックを受けて、過去のことを思い出しながら、しばらくいろいろ考え込んでしまいました。

過去のことは、30年以上前に某新聞社でプロ野球担当のカメラマンをしていた時に出会った、トラッキー(阪神タイガース)さんとネッピー(当時オリックスブルーウェーブ)さんの担当者の方のことです。

トラッキーさんの担当者の方とは、当時甲子園球場内の関係者向けエリアにあったレストランで試合の取材前に腹ごしらえをしていた時に、たまたま相席になって少し話したことがあります。
僕と同じ世代で若くハツラツとしていて屈託のない笑顔が魅力的な方でした。
着ぐるみを着た状態でバック転(当時マスコットとしては唯一)するのが凄いなぁと思っていて、そんな話をした記憶があり、そんなたいしたことないですよというような旨の返答だったように思います。

また、ネッピーさんの担当者の方とは、直接お話したことはなかったのですが、凄い男前で寡黙な方でした。
ネッピーさんもそのパフォーマンスは激しく、バギーカーに乗って(着ぐるみを着た状態でバギーカーを運転するだけでも大変)ジャンプ台を使いジャンプをしたり、かなり球場のフィールドを動き回っていました。
エピソードについてはかなり以前にこちらの記事に書いています。

どちらのマスコットキャラクターの担当者も当時飄々とそのパフォーマンスを行っていたように見え、ファンや子供たちに夢や癒しを与えていたように感じていました。しかしながら少し考えてみればかなり過酷な肉体労働であることは想像に難くなく、それがシーズン中結構な回数で続くわけで、夏場の気温での着ぐるみの装着はそれだけで肉体労働で、その上にパフォーマンスを行うわけですから、それはかなり大変だったろうと思うわけです。
どちらのマスコットキャラクターの担当者さんも、そんなことは微塵も感じさせることはなかったのですが。

そんな中での冒頭のニュース記事はそのあたりを指摘しているわけですが、かなり同感であり、改善の余地があるなら、ファンや子供たちのためにも、そして何よりもパフォーマンスを行う担当者のために早急に改善していたたきたいと強く思うわけです。

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岩崎宏美 「シンデレラ・ハネムーン」 =思い出す音楽 その212=

2025年02月16日 22時25分00秒 | 音楽

なかなかよくできた動画だと思います。
世界に広くこの曲を知ってほしいビクターさんの本気度が伝わってきます。
ジャケット写真が何となくですが、篠山紀信さん撮影っぽい感じがするのですが実際はわかりません。調べるとキリがなさそうなので調べませんがご存知の方がおられましたらコメント欄にお願いいたします。(実際にキリがなさそうでした…ちょっとだけ調べてみましたw)


前回の岩崎宏美さんの曲で他にも思い出す曲がありましたので引き続き岩崎宏美さんの曲を取り上げます。
ということで、今回は「シンデレラ・ハネムーン」です。
リリースが、1978年7月。翌月リリースされたアルバム「パンドラの小箱」に収録されています。
作詞が阿久悠さん、作編曲が筒美京平さんの最強コンビです。案の定、第20回日本レコード大賞で金賞を受賞しておられます。

ものまねタレントであるコロッケさんがこの曲で岩崎さんのものまねをするために、岩崎さんはこの曲を歌うのをやめていた時期もあったぐらい、この曲と岩崎さんのイメージは定着していたのかもしれません。
最近では、そのコロッケさんからも表情の指導をうけたダンスチーム「アバンギャルディ」がこの曲にのせたダンスを披露し反響を呼んだらしいです。

個人的には、前回の「聖母たちのララバイ(マドンナたちのララバイ)」 もそうですが、静かな曲を歌うイメージのある岩崎さんがこのようなテンポの速い曲を歌うのが意外で、そのためか逆に岩崎さんのイメージがこの曲に強くついたせいか、または、おそらく1978年当時小学生だった僕がテレビの音楽番組やもしかしたら「8時だョ!全員集合」の歌のコーナーで岩崎さんが歌っておられたのを強く覚えていたためか、思い出す音楽として記憶することとなったのかもしれません。
いずれにしても、この曲でも岩崎さんの歌唱力の高さが強く感じられます。

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本当に命がけだったとあらためて。(八潮・道路陥没の救助活動)

2025年02月15日 23時59分59秒 | 社会・経済
今日、このニュース記事を読んであらためて救助活動もまさに命がけだったことがわかりました。

事故直後の陥没した穴に消防隊員が2人入っていたことは知っていたのですが、崩落してきた土砂で負傷し、救急搬送されていたことを知りませんでした。未だに1人は入院とのことです。
入院に至った直接の原因はわかりませんが、大事にならなければと思います。

それにしても、極めて難しい現場の状況や、やはり救助活動は命がけだったことがあらためてわかるわけです。
と、同時に未だ安否がわからないトラックの運転手さんのご家族の気持ちも考えると心が痛くなります。

テレビのニュースでは今日、中野国土交通大臣の現場の視察も報道されていましたが、それよりも印象に残ったのは、現場近くの蕎麦屋さんが下水道の使用自粛を自治体からの要請が解除された今も続けていらっしゃるそうで、やはり運転手さんが救出されるまでは…との想いだそうです。

一日も早く救出されることを願うばかりです。

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2025年2月11日の戯言。

2025年02月11日 23時38分38秒 | ひとりごと
◆更新するつもりはなかったのですが、少し時間があったので更新します。

◆今日は「建国記念の日」ですが、「建国記念日」ではないことは以前にも書いたように思います。

◆このあたり、突っ込んで触れるとキリがない話になるので触れませんが、この区別だけははっきりとしておかれたほうが良いと思います。

◆「の」が入っているの!!

◆八潮の道路陥没の件、一向にトラックの運転手さんの救助に至りません。

◆陥没した穴からの捜索は止めて、トラックのキャビンが存在している下水道管を中心に捜索されるとか。

◆しかも、その下水道管に流れる下水を迂回させるための別の下水道管を作るのに3カ月を要するとか。

◆長い、長いです。

◆どうにかならないものですかね。
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岩崎宏美 「聖母たちのララバイ(マドンナたちのララバイ)」 =思い出す音楽 その211=

2025年02月09日 22時38分00秒 | 音楽

今回も動かない動画で失礼いたします。
岩崎宏美公式YouTubeチャンネル様からの動画となります。
ジャケット写真も若いですが、声も若いです。やはり当然のことながら当時と今とでは声が変わっているのですが、この頃の声も今の声も素晴らしいわけで、若い頃から凄い歌手だったんだな、としみじみ思いました。


今回は、岩崎宏美さんの「聖母たちのララバイ(マドンナたちのララバイ)」を取り上げます。
リリースが、1982年5月。同年7月にリリースされたアルバム「夕暮れから…ひとり」に収録されています。

もともとは、日本テレビ系2時間ドラマ「火曜サスペンス劇場」の初代エンディングテーマ曲でした。
しかし、放送後に視聴者から多くの作品化の要望が来たため、正式にレコード化。
発売2週目にしてオリコンチャート1位を獲得するなど大ヒット。翌年の1983年春の選抜高校野球大会の入場行進曲にもなりました。

個人的にもやはり「火曜サスペンス劇場」で、当時小学生だった僕は、母が観ていたのを横で見せられるような状況でした。ドラマが終わった後に流れる岩崎宏美さんの美声は何とも言えません。
今でも昼間に再放送され、この曲が流れることがありますが、出ている俳優さんなどの若さやお亡くなりになった俳優さんなども出てくることもあり、なかなか味わい深い再放送となっています。

そして、今あらためて聴いて想うのは、前回の「ルビーの指環」もそうですが、この曲も僕らの世代には「昭和歌謡」の代表格だなぁ、としみじみ思うのです。

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日本海側の雪に太平洋側に住む人も注意しておいたほうが良いこと。

2025年02月08日 23時30分07秒 | 日記・エッセイ・コラム
僕が言うのも何ですが、寒いですね。
この1週間ほど厳しい寒さが続いており、僕も結構体が堪えておりますので、今日は手短に。

さて、上記ニュース記事にもありますように明日を含めてあと数日この厳しい寒さは続くようです。
日本海側を中心に雪、太平洋側は空気の乾燥に注意です。
詳しいところはニュース記事を読んでいただきたいところですが、さらにそこのプラスして僕が伝えておきたいのは、簡単に言うと、スマホの充電です。

実は10年以上前の冬にもあったことなんですが、厳しい寒さの夜が明け、大阪でも朝に雪が積もっていた日、起きてみると停電していたことがありました。
原因は、日本海側の発電所(原発なんだが…)から大阪へ電気を送るための送電設備が雪の影響で使えなくなり、それも発電所に近い設備での不具合だったために、その発電所が送電を担当していた地域がすべて停電していたとか。

その時、早朝からお昼前(?)ぐらいまで停電していたため、その間何もできず、朝ごはんもまともに食べれなかったのです。
日本海側の雪の影響が大阪にまで及んだ一例です。

例えば、今だったらこのような時にスマホの電源が切れていたら非常に困ると思うんです。
ということで、この1週間の厳しい寒さの間、スマホが充電できる環境にいる時は極力スマホに充電コードを差して充電するようにしていました。
スマホだけでなく、ほかのモバイル機器(バッテリーで稼働するもの)も同様に、動かないと困るものは充電しておいたほうが良いように思います。
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寺尾聰 「ルビーの指環」 =思い出す音楽 その210=

2025年02月02日 22時50分00秒 | 音楽

動かない動画で失礼いたします。
YouTubeの寺尾聰さんのトピックよりです。
ジャケット写真が普通にタバコをくゆらせている写真ですが、今だったら健康増進法のからみでちょっとダメかもしれませんね。
それと、タバコの煙が良い感じですが、撮影時は結構大変だったのかも?と想像してしまいます。(元フォトグラファー)


久しぶりの邦楽(死語?)となります。
今回取り上げるのは、寺尾聰さんの「ルビーの指環(ゆびわ)」です。
リリースが、1981年2月。同年4月にリリースされたアルバム「Reflections(リフレクションズ)」に収録されています。
作詞が松本隆さん、作曲が寺尾聰さんです。

寺尾聰さんと言えば、当時小学生だった僕は、石原プロ制作で有名だったテレビ朝日系ドラマ「西部警察」を毎週観ていたので、最初は俳優さんとして認識していました。
そのドラマに出ていた「リキ(ドラマ上のあだ名)」が、何となく観ていたTBS系音楽番組(邦楽ランキング番組)「ザ・ベストテン」に出てきたので、「この人、歌手もするんや」とこちらもちゃんと観るようになるわけです。
そして「ルビーの指環」と言えば、やはり書いておかなければならないのが、この番組で、「12週連続1位」という記録でしょう。
当時の音楽と言えば一般庶民には、この手の番組で流行っていること認知されるわけですから、この「12週連続1位」というのは凄いことだったのです。
ついでに、日本テレビ系の「ザ・トップテン」でも10週連続で1位だったそうです。

ちなみに、小学生だった僕は誰からか聞いた替え歌もどき、「く~も~り~♪ガーラスの向こうは~♪~見えません♪」をよく歌っていたことがありますorz

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八潮の道路陥没で転落したトラックの運転手さんが気になって仕方がない。

2025年02月01日 23時45分00秒 | 社会・経済
今日は当初、中居正広氏とフジテレビの件を書くことになるのだろうと思っていたのですが、それよりも気になることが起こってしまいました。

埼玉県八潮市での道路陥没で、トラックの運転手さんが巻き込まれている件。トラックの運転手さんが、なかなか救出されなくて、気になって仕方がありません。運転手さんのご家族のことを思うといたたまれない気持ちになるからです。

僕の父も亡くなった際、24時間以上生きているか死んでいるかわかりませんでした。
この道路陥没のトラックの運転手さんについては、もうすでにその倍以上の時間が経っています。
運転手さんのご家族のことを思うと言葉が出ません。

かといって、状況を見ればわかるように2次災害の可能性がとても高いため、簡単に救助活動を始めることができず、救助活動の関係者の皆様は、まさに命がけとなっています。

そして、やっと救助活動のためのスロープが完成したようです。
しかしながら、別のニュースによるとこの記事を書いている時点で穴内部の水の状況が変化し危険な状態となっているため、明日2日午前9時まで作業を中断し、本格的な救助活動にはまだしばらくかかるようです。
現場には明日、雨や雪の天気予報が出ていて、これも気になるところです。
まだいろいろと困難はありそうで、なかなか前に進まないのがやきもきします。

今最も優先されるべきトラックの運転手さんが早く救助されてほしい気持ちも高まる中で、同時に気になるのが、同じようなことが全国どこの道路でも起こる可能性があることです。これもスルーできません。
今回の原因と言われいる下水道管の腐食ですが、上記のニュース記事によると、下水道管の中を流れる下水の一部である汚物に含まれる有機物から発生した硫化水素が空気に触れることで硫酸が発生し、それが下水道管のコンクリートと鉄筋が溶かし腐食させた、というメカニズムのようです。またさらには近年の地球温暖化で気温が上昇したことも、硫酸の発生を助ける微生物の増殖に手を貸した部分もあり、そこにこの地域特有の軟弱地盤も一因として重なり、このような大きな穴の陥没につながっているようです。
本当に様々な原因が重なっているのが、今後の対策の複雑化を呼びそうで、これもまた何とも言えない気持ちになります。

あと個人的な見方ですが付け加えさせていただくと、今回の現場の交差点は六差路になっており、その分交通量も多かったと推測でき、もしかするとそのことも陥没の進行に拍車をかけた可能性があるのではないか?と思います。
小規模な道路陥没であれば、僕も街を歩いていれば時々遭遇します。そのようなことも考えれば、本当に今後日本のどこででも起きると想像できます。

また、今回結構広い範囲で周辺地域の生活にも影響が出ており、道路自体もそうですが原因となっている下水道管、上水道管や雨水管、通信設備など、様々なインフラが集中している部分での陥没事故に、2012年の笹子トンネル天井板落下事故以降、インフラ設備の老朽化の問題が指摘されてから10年以上経っているのにも関わらず、このようなことが起こる点においても、このブログで昨年から指摘している「政治の貧困」が一因として、やはり絡んでいるのではないか?と考えざるを得ないところにも何か捉えきれないような大きい残念感というか、やきもきする気持ちが抑えられません。
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