聖書には性急になって、誓いをしてはならないことが記されています。続いて神エホバに罪を犯し有罪となった場合は、雌の子羊か雌のヤギを罪の捧げ物とするように記されていました。続いてそのような罪の捧げ物を差し出す余裕がない場合について次のように記されています。
「しかし羊を差し出す余裕がなければ、その罪のために、ヤマバト2羽か若いイエバト2羽を有罪の捧げ物としてエホバのもとに持っていかなければならない。1羽は罪の捧げ物のため、1羽は全焼の捧げ物のためである。それらを祭司の所に持って行く。祭司はまず罪の捧げ物の方を捧げる。喉の部分を裂くが、頭を切り離してはならない。罪の捧げ物の血の幾らかを祭壇の側面にはね掛ける。残りの血は祭壇の基部に注ぐ。これは罪の捧げ物である。次に全焼の捧げ物の方を決められた手順通りに扱う。こうして祭司はその人が犯した罪のための贖罪を行い、その人は(神エホバから)許される。
もしヤマバト2羽か若いイエバト2羽を差し出す余裕がなければ、罪のために、上等の麦粉2.2リットルを罪の捧げ物として持っていかなければならない。それに油を加えたり乳香を置いたりすべきではない。これは(神エホバえの)罪のささげものだからである。それを祭司の所に持っていく。祭司は、覚えてもらうための分としてそれを一握り取って、祭壇で、火によるエホバへの捧げ物と共に焼いて煙にする。これは罪の捧げ物である。祭司は、前述のどの罪であれ、その人が犯した罪のために贖罪を行い、その人は(神エホバから)許される。捧げ物の残りは、穀物の捧げ物の場合と同じく、祭司の物となる」」」(レビ記5:7~13)。
上の聖句に記されている通り、神エホバに罪の許しを受ける場合に、羊を差し出す余裕がない場合は、ヤマバト2羽か若いイエバトを神エホバに差し出すことが許されていました。さらに、そのヤマバトか若いイエバトを差し出す余裕もない場合は麦粉2.2リットルを罪の許しの捧げ物として差し出すことも許される取り決めとなっています。このように贖罪のための犠牲の捧げ物は、各自の経済状態が考慮されていました。
次に、神エホバの聖なるものに関し、意図せずに罪を犯した場合の、罪の償いの仕方が記されていますので、次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
非道なり ロシア侵攻 許すまじ 今日の一句

卓上の「胡蝶蘭」