モーセは注ぎ油をアロンの頭に注いで祭司とし、アロンをエホバ神から見て是認された神聖なものとしたことが記されていました。引き続きモーセは罪の捧げ物の雄牛、全焼の捧げ物の雄羊を天幕に連れて行き、神エホバがモーセに命じた通りの捧げ物としたことが次のように記されています。
「モーセは罪の捧げ物の雄牛を(天幕に)連れてきた。アロンとその子たちは雄牛の頭に手を置いた。モーセは雄牛をほふり、その血を指で祭壇の四隅の角に付けて、祭壇を罪から清め、残りの血は祭壇の基部に注いだ。こうして(神エホバの)祭壇を神聖なものとし、そこで贖罪を行えるようにした。腸の周りの脂肪、肝臓の付属物、2っの腎臓とその脂肪を取り、祭壇で焼いて煙にした。雄牛の残りの部分、皮と肉とふんは宿営の外で火で焼いた。エホバがモーセに命じた通りである。
モーセは全焼の捧げ物の雄羊を(幕屋に)連れてきた。アロンとその子たちは雄羊の頭に手を置いた。モーセは雄羊をほふり、その血を祭壇の全側面に振り掛けた。雄羊を各部分に切り分け、頭と各部分と脂肪を焼いて煙にした。それは全焼の捧げ物となり、心地よい香りとなった。エホバへの火による捧げ物だった。エホバがモーセに命じた通りである」(レビ記8:14~21)。
上の聖句に記されている通り、罪の捧げ物の雄牛を天幕に連れて行き、モーセは雄牛をほふりの血を指で祭壇の四隅の角に付けて神聖なものとしています。同じように、全焼の捧げ物の雄羊もほふり、その血を祭壇の全側面に振り掛けてから、神エホバへの全焼の捧げ物としています。いずれの場合も血が用いられています。血は命を表し、この血は後のイエスが遣わされ、捧げられる罪のない清い血を予表するものとなっています。
何が学べるでしょうか、モーセは神エホバに命じた通り行っており、神エホバのご意思を忠実に行った人であることがわかります。
次にモーセはアロンを祭司に任命するための雄羊の捧げ方について記していますので、次回にお伝え致します。
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庭に咲いている「スミレ」