聖書には、モーセの時代はハンセン病の患者の診断の方法は、神エホバがモーセやアロンに教えられたことが記されていました。ハンセン病の診断は祭司職に委ねられていました。引き続き神エホバはハンセン病とできものの炎症の違いをモーセとアロンに次のように教えられました。
「人の皮膚にできものができて、それが治り、そのできものの場所に白い腫れ物が赤みがかった白い斑点ができた場合、祭司に診せなければならない。祭司は患部を診る。皮膚の下まで及んでいるようで、毛が白くなっていれば、その人のことを汚れている(ハンセン病にかかっている)と宣言する。できものの場所に重い皮膚病(ハンセン病)が生じたのである。しかし、祭司が患部を診て、白い毛がなく、皮膚の下まで及んでおらず、良くなっているようであれば、その人を7日間隔離する。もし患部が明らかに広がっているなら、祭司はその人のことを汚れていると宣言する。(ハンセン病の)病気なのである。しかし、もし斑点がそのままで、広がっていないなら、できものの炎症にすぎない。祭司はその人のことを清いと宣言する。
また、人がやけどをして肉が見えた所に、白い斑点が赤みがかった白い斑点ができた場合、祭司は患部を診る。斑点の所の毛が白くなっていて、皮膚の下まで及んでいるようであれば、それはやけどした場所に生じた重い皮膚病(ハンセン病)である。祭司はその人のことを汚れている(ハンセン病にかかっている)と宣言する。重い皮膚病(ハンセン病)なのである。しかし、祭司が患部を診て、斑点の所に白い毛がなく、皮膚の下まで及んでおらず、良くなってきているのであれば、その人を7日間隔離する。祭司は7日目にその患者を診る。もし患部が明らかに広がっているなら、その人のことを汚れていると宣言する。重い皮膚病(ハンセン病)なのである。しかし、もし斑点がそのままで、広がっておらず、良くなってきているなら、やけどによる腫れ物にすぎない。祭司はその人のことを清いと宣言する。やけどの斑点だからである」(レビ記13:18~28)。
上の聖句に記されている場合、神エホバは皮膚にできものができた場合に、ハンセン病か、それともたんなるできものなのかを見分ける方法を細かく教えてくださっています。またやけどをした場合についても注意深く診断し、ハンセン病か、そうでないかを見分けることが出来るようにしてくださっています。神エホバはまだ医学の発達していなかった時代に、人々の福祉に深い配慮を示してくださていたことが分かります。
引き続き神エホバは顔や額にできる場合の見分け方や治療法を明らかにされていますので、次回にお伝え致します。
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並び咲く チューリップの のどかなり 今日の一句

我が家から見える宇和島城
ー 桜が満開に見えます ー